無線LAN中継器 TP-LINK RE350のレビューをします。
基本機能は、無線LANの電波範囲を拡張・強化すること。
電波が届かない場所・弱いところを無くす(減らす)ことが目的の製品です。
家の中で電波が届きにくい場所があってお困りの方は、ぜひ読んでいってください。
メーカー製品情報ページ
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
無線LAN中継器 TP-LINK RE350のレビュー
パッケージは開けるタイプではありません。
フィルムを剥がしたら、カバーを引き抜きましょう。
分かりやすいイメージ図がパッケージに印刷されています。
左側の緑の円がルーターの範囲、右の青い円はRE350が中継して、拡張した範囲です。
製品内容は下記。
- RE350本体
- LANケーブル
- 冊子
- クイックインストールガイド
- 保証書(3年)
本体正面の様子。
上からWPSボタン、2.4GHzのランプ、5GHzのランプ、電源ランプとなっています。
右側面にはリセットスイッチ、LEDのON/OFFボタン、電源ボタンがあります。
左側面は通気用の穴があるだけです。
本体上側にはギガビットイーサネットポートがあります。
テレビやゲーム機などを接続したり、壁のLANポートと接続し無線アクセスポイント(ブリッジモード)として使用することができます。
下側には何もありません。
本体裏面にはコンセント(オス)があり、シリアルナンバーなどが記載されています。
長所
- 実際に速くなった
- ルーターを設置している部屋から遠い洗面所(間にドアが3つあります)で、Wi-Fi速度を計測したところ、設置前は175.8Mbpsだったのに対し、設置後は366.1Mbpsと大幅に改善しました。
- ルーター(親機)を選ばない
- わたしはTP-Link Archer C7を親機として使いましたが、他社製でも大丈夫です。
パッケージには、すべてのWi-FIルーターに対応と記載されています。 - 設定はわりと簡単
- ネットワーク設定が苦手な人でも、WPSを使えば、問題なく設置できるかと思います。
短所
- コンセントのピンの位置が微妙
- 縦に2つ並んでいるコンセントの場合、上側に挿しても、下側がふさがり、使えなくなる可能性があります。
また、重量バランスが悪いのか、筐体の重みで傾き、半挿し状態になることがありました。 - 通信が確立されるまでの時間が長い
- コンセントに挿し込んでから、通信が確立される(LED点滅が終わる)までの時間が長いです。
一回一回待たなければならないので、場所決めをする際はイライラするかもしれません。
補足
スマホ向けアプリ TP-Link Tetherを使って、RE350の設定を行う場合、ユーザー名とパスワードを聞かれます。
その際は両方の項目にadminと入力してください。
※設定後のパスワード変更を推奨します
思ったこととか
我が家は広くないので、恩恵は受けられないと思っていましたが、実際設置してみたら速くなったので驚きました。
ルーター親機を設置しているけど、電波が安定しないという方は、RE350を選択肢に入れても良いのではと思います。
何より、ルーター親機をもう一台購入するよりも、安い予算で済みますし。
