RATOC RS-EC32-U3RXのレビューをします。
同製品は2ベイタイプの外付HDDケースで、接続方式はUSB3.0(5Gbps)。
モードは、RAID 0、RAID 1、JBOD、SINGLEの4種類から選択できます。
わたしが買ったのはブラックで、購入時の価格は9,817円でした。
ブラックとは別にホワイトシルバーモデル(RS-EC32-U3RWSX)も販売されています。
RATOC RS-EC32-U3RXのレビュー
RATOC RS-EC32-U3RXのパッケージ表側の様子。
パッケージ裏側には、同製品で行えることが記載されています。
製品内容(付属品)は下記。
- 本体
- ACアダプター
- HDD固定用ねじ
- USBケーブル
- 保証書
- ユーザーズマニュアル
本体前面の様子。
上部にランプ類、下部は吸気用スリットとなっています。
ランプ類はけっこう眩しいので、気になる方は設置向きに気を配るなり、養生テープを貼るなりした方が良いでしょう。
両側面とも完全にふさがっています。
吸気口などはありません。
本体背面の様子。
右からセキュリティスロット、電源スイッチ、DCジャック、USB3.0コネクタ、動作モードLED、DIPスイッチ、動作モード選択ボタンとなります。
長所
- ホットスワップに対応している
- 低価格帯の外付HDDケースだと非対応だったりしますが、RATOC RS-EC32-U3RXは対応しているので、電源を入れたままHDD交換が可能です。
- 大容量HDDに対応している
- 8TBのHDDで動作確認を取ってあるそうなので、最大16TB(8TB x2)まで搭載できます。
- レスポンスが良い
- このケースだからレスポンスが良いということではないですが、やはりNAS(1Gbps)よりは外付HDDケースの方が速いです。
複数のPCから接続する必要があるなら別ですが、そうでないならNASよりも外付HDDケースの方をオススメします。
短所
- 稼働音はダダ漏れ
- ファンはRATOC RAID監視マネージャーで制御出来るので気になりませんが、HDDの稼働音はダダ漏れです。
気になる方は静かなHDD(5400rpmなど)を選択しましょう。 - コストパフォーマンスが落ちた
- 前モデルのRS-EC32-U3Rの時は7,300円で買えたので、1万円近くする同製品は高く感じます。
原材料価格の高騰による価格改定とのことなので、仕方のないことではありますが。
思ったこととか
RATOCさんが4ベイのRAIDケースで、大きめのファンを搭載したものを出してくれたら、ぜひ買いたいです。
普段使う分には2ベイで十分なのですが、容量が足りなくなってきて引っ越す際は、4ベイの方が何かと便利なので。