ハイエンド?ヘッドホン beyerdynamic T5p 2nd Generationのレビューをします。
同製品は名前の通りT5pの後継にあたり、ケーブル交換ができるようになった点が特徴です。
注文時の価格は118,800円でした。
型式 | ダイナミック、密閉型 |
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周波数特性 | 5Hz – 50,000Hz |
感度 | 102dB(最大126dB) |
インピーダンス | 32Ω |
ケーブル | 1.4m / 両出しストレート |
コネクター | 3.5mm(1/8″)ステレオミニプラグ 6.3mm(1/4″)ステレオ標準プラグアダプター |
質量 | 350g(ケーブル含まず) |
保証 | 5年間 |
beyerdynamic T5p 2nd Generationのレビュー
注)わたしは残念耳なので、音質のレビューについては期待しないでください。
beyerdynamic T5p 2nd Generationのパッケージの様子。
パッケージを開けるとケース、保証書、冊子が入っています。
ケースを開けると本体とケーブルが現れます。
新品の良い香りがしたので、2分程嗅いでしまいました。
細かいことですが、ケーブル端子には保護カバー(プラスチック)が付いていて、好印象です。
本体とケーブルを並べた様子。
ステレオ標準プラグはアダプタになっているので、取り外せます。
※取り外すと3.5mmステレオミニプラグ
本体側の端子にはLRが掘られているので、左右を間違わないようにしてください。
本体頭頂部にはロゴがあります。
外側が革で、中央はベロア素材です。
長さ調整バンドは金属です。
内側に丸がいくつも掘られており、左右の長さを合わせやすくなっています。
左内側には、L(左の意)と製造番号が表示されています。
わたしのは2万台後半でした。
本体サイドにはT5pとbeyerdynamicのロゴ。
耳を入れる場所は正円に近いです。
SENNHEISER製品などと違い、耳はすっぽりと入りません。
耳たぶはクッションに挟まれる感じです。
本体底面の様子。
長所
- 装着感が良い
- ヘッドホンとしては重めですが、装着感は良いので疲れません。
側圧は緩めなので、頭が大きい人でも大丈夫でしょう。
ただし、少し蒸れます。 - 音量が取りやすい
- スマホやポータブルオーディオに直挿ししても、簡単に音量が取れます。
10万円超えのヘッドホンを外で使う勇気は、わたしにはありませんが。 - 遮音性が高い
- 久しぶりに密閉型を買ったら、遮音性が高くて驚きました。
集中して音楽を聴きたいという方には向いていると思います。
※密閉型独特の圧迫感が嫌な方は、T1 2ndに行った方が良いかもしれません。
短所
- ケーブルがやや短い
- T5p 2ndのケーブルは短め(1.4m)で、少し使い勝手が悪いです。
個人的には、あと30~50cm長いとちょうどよいかなと思います。
バランスケーブル(3m)を購入するという手もありますが。
音質について
わたしの場合はSENNHEISER HD700からの乗り換えですが、解像度の向上や楽器の音がより聞き取りやすくなったことは感じました。
ただ、劇的に音質が向上したかと聞かれれば、正直分からないと答えます。
低音がどうとか、高音がどうとかを感じられる耳とそれを表現できる語彙を持っていれば、別なのかもしれませんが。
思ったこととか
先月はOPPO HA-1、今月はT5p 2nd、来月はバランスケーブル(B CABLE T1 2G)を買う予定ですが、これでオーディオスパイラルに終止符が打てればと考えています。
本当に終わるかは怪しいですけど。
2017/02/17追記
オーディオスパイラルは終わらず、T1 2ndを買ってしまいました。
beyerdynamic T1 2nd Generationのレビュー