お高め?のヘッドホン SENNHEISER HD700のレビューをします。
HD700が気になっている、購入を検討している方はさらっと読んでいってください。
注)私の耳が残念耳であることを前提に、読んでいただけると幸いです。
型式 | ダイナミック・オープン型 |
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周波数特性 | 15~40,000Hz (-3dB)、 8~44,000Hz (-10dB) |
インピーダンス | 150Ω |
音圧レベル | 105dB |
質量 | 約292g(ケーブル重量除く) |
接続ケーブル | ケーブル長3.0m(両だし、OFC) |
プラグ形状 | 6.3mmステレオ標準プラグ(ストレート型) |
保証期間 | 2年 |
SENNHEISER HD700のレビュー
パッケージを開けると、しっかりした箱が現れます。
箱を開けた様子。
SENNHEISERの箱の中は独特のニオイで満たされています。
私はあまり好きではありません。
製品内容は、本体、ケーブル、マニュアル。
頭頂部にロゴとメーカー名。
LR(左右)は、イヤーパッドを支える部分に記載されています。
サイドから見た様子です。
HD800と同じように、SFチックな印象を受けます。
調整バンドを伸ばした様子。
内側にもメーカーロゴがあります。
接続は2.5mmジャック。
ケーブル側の切り欠きを合わせて、挿しこみます。
ケーブル側にもLRの記載があります。
写真上では左右逆になっていますが。
ケーブルの接合部は固定されているので、長さ調整はできません。
接合部より上(ヘッドホン側)は樹脂、下(プラグ側)は布巻きになっています。
プラグはステレオ標準。
音質について
比較対象はSENNHEISER HD650。
環境は、PC – HP-A8(USB接続)。
HD650が緩くまったりしているのに対し、HD700は少し尖っている印象です。
傾向は別物なので、後継機といった感じではありません。
HD700は歌っている距離が近く、女性ボーカルがよりセクシーに聞こえます。
耳に息を吹きかけられて、ゾクッとする感覚が好き、味わいたいという方には向いているでしょう。
解像度、音の分離感は、HD700の方が優れています。
音漏れは、HD650よりも明らかに大きいです。
装着感について
側圧の強さは、HD650>HD700>HD598
フィット感は、HD598>HD650>HD700
側圧はキツくありませんし、装着感も悪くないです。
ただ、クッションがHD598、HD650に比べて少し硬いので、慣れが必要かもしれません。
HD598、HD650のクッションのようにモフモフしてないので、ほこりは溜まりにくそうではありますが。
思ったこととか
FOSTEX HP-A8とHD650の組み合わせは良いものでしたが、新しい刺激が欲しくなったのでHD700を買いました。
個人的にはHD700の音傾向の方が好みだったので、満足です。
ただ、私のヘッドホンスパイラルが終わるのかという点については、心配しています。
HD650は1年ちょっとしか持ちませんでした。
できれば、同じぐらいHD700にも頑張ってもらいたいのですが、果たしてどうなることやら。