Razer Core Xをレビュー!Windows,Mac両対応の外付けGPUボックス(eGPU)

Razer Core Xの右側面 PC周辺機器

Windows,Mac両対応の外付けGPUボックス(eGPU) Razer Core Xのレビューをします。

同製品はThunderbolt 3接続のeGPUです。

使用具体例としてはPCゲームやレンダリング性能の向上(描画支援)などが挙げられます。

わたしはノートPC(Razer Blade Stealth)でPCゲームをプレイするために購入しました。

Razer Core Xのスペック
型番 RC21-01310100-R3J1
接続 Thunderbolt 3(40Gbps)
システム要件 Windows 10 64 ビット RS1以降、Thunderbolt™ 3 ポート装備
MacOS High Sierra 10.13.4以降を実行する Mac
対応するビデオカード(GPU) 最大 3スロット幅、フルレングス、PCI-Express x16 ビデオカード
電源 650W
※500WまでのGPUに対応
USB Power Delivery(ノートPCの電源) 対応(100W,USB-C)
サイズ 168 x 374 x 230mm

メーカー製品ページ

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Razer Core Xのレビュー

Razer Core Xのパッケージ

パッケージは取っ手つきで、サイズは476 x 236 x 350 mmです。

Razer Core Xのパッケージにあるロゴマーク

パッケージのフタを開けるとRazerのロゴが現れます。

Razer Core Xがパッケージに収まっている様子

本体は結構重いので取り出しにくいです。
逆さにして取り出すことをオススメします。

Razer Core Xの製品内容

製品内容(付属品)は下記。

  • Razer Core X本体
  • 電源ケーブル(140cm)
  • Thunderbolt 3ケーブル(45cm)
  • 取扱説明書
  • ロゴシール
Razer Core Xの右側面

右側面にはロゴ。
こちらはメッシュになっており、ファンが排気を行います。

Razer Core Xの前面

本体前面の様子。

Razer Core Xの左側面

左側面の様子。
こちらもメッシュですが独立したファンはありません。

ビデオカードのファンによって吸気が行われます。

Razer Core Xの背面

背面の様子。
左から電源コネクタ、スイッチ、Thunderbolt 3端子となります。

Razer Core Xの底面

底面にはゴムが貼られており、シリアルナンバーが記載されています。

Razer Core Xのロックレバーを起こした様子

背面にあるレバーを起こすと、ロックが解除され、引き出せるようになります。

Razer Core Xの本体内部(ケース側)

本体内部の様子。
ガワはしっかりしていて、かなり重いです。

Razer Core Xの本体内部を引き出した様子

本体内部を引き出した様子。

Razer Core Xの本体内部(俯瞰図)

本体内部の俯瞰図。

左奥に電源、右奥に12cmファン、手前にPCI Express x16スロットがあります。

Razer Core XのPCI Expressスロット

PCI Express x16スロットはレバー有りです。
ビデオカードを取り外す際は、レバーを押す必要があります。

Razer Core Xのファンコネクタ部分

ファンコネクタは3pin。
汎用性があるかはわかりません。

Razer Core Xの補助電源ケーブル

補助電源ケーブルは6 + 2pinが2本です。

Razer Core Xのブラケット部分

ブラケット固定はネジ1本で行います。

ビデオカード(クーラー)は3スロット占有に対応しますが、ブラケット開口部は2スロットです。

ブラケットが3スロットで全てに出力端子がついている場合、干渉する可能性があります。

Razer Core Xにビデオカードを取り付けた様子

EVGA GeForce GTX 1080 FTW2を取り付けた様子。

同ビデオカードはブラケットより高さのあるクーラーが採用されていますが、まだ上部に余裕があります。

もしかすると簡易水冷のビデオカードでも収まるかもしれません。

ただ、ラジエーターを上手く固定する工夫が必要です。

仮に取り付けられるとすれば、ラジエーター – フレーム – ファンという形になります。

Razer Core Xにビデオカードを固定しケーブルを接続した様子

ビデオカードをネジで固定し、補助電源を挿した様子。

ビデオカードを組み込んだ本体をケースに収める様子

ビデオカードを組み込んだ本体を収める様子。
かならずレバーを寝かし、ロックをしましょう。

Razer Blade StealthとRazer Core Xを接続した様子

Razer Blade StealthとRazer Core Xを接続した様子。

ベンチマーク結果

3D MARK Time Spyを使いベンチマークを行いました。

Razer Core X + EVGA GeForce GTX 1080 FTW2環境でのGraphics scoreは、6321でした。

同じビデオカードをPCに直接接続した場合のスコアは約7700らしいので、18%程度性能が落ちたことになります。

性能が落ちる理由はThunderbolt 3の速度が40Gbpsだから。

この値はPCI Expressのx4相当です。

通常、ビデオカードはPCI Express x16に挿すものなので、x4では速度(帯域)が足らず、その結果性能が落ちます。

消費電力や省電力機能について

消費電力は、GTX 1080環境でアイドル時30W、ロード時250Wでした。

省電力機能も有効で、ビデオカードが使われていない時は動作クロックが落ちます。

ビデオカードのファンが止まる機能も動作します。

Windows 10 + Nvidia環境の場合、ビデオカードが使われているかどうかは、タスクトレイアイコンで確認可能です。

ビデオカードを使用する時に何かを行う必要はありません。

対応ゲームやソフトを起動すると、自動的にビデオカードによる描画・演算が有効になります。

ライティング機能(RGB)について

省電力機能と同様に、ライティング機能も動作します。

Precision X OCなどを使えば、発光パターンの変更や消灯も設定可能です。

長所

安い
上位モデルのRazer Core V2や他社製品と比べて、だいぶお安いです。
意外と静か
搭載ファンの音は少し漏れてきますが、全然気にならないレベルです。

静かなクーラーを搭載したビデオカードを選べば、集中してゲームや作業を行えます。
大容量電源を搭載している
650W電源を搭載しているので、GTX 1080 Tiなどのハイエンドビデオカードを問題なく使用できます。
Power Deliveryに対応している
PD対応なので、ゲームをしながらノートPCの充電を行えます。
組み立て方が簡単
ビデオカードを挿してケーブル類をつなぎ、ドライバーをインストールするだけなので、自作PC経験が無くても簡単に導入できます。

短所

Thunderbolt 3ケーブルが短い
ケーブル長が45cmしかないので机の上に置いているのですが、少し圧迫感があります。

1mぐらいのケーブルがついていれば、違う設置場所を選ぶことができるので、そうであれば良かったです。

思ったこととか

ベンチマークのところで書いたとおり、仕様上100%の性能を発揮することができません。

次世代の規格(Thunderbolt 4?)が出てくれば変わるのかもしれませんが、現状Thunderbolt 3を搭載したパソコンも少ないですし、まだまだ先になるのかと思います。

少しでもキレイにゲームをしたい方は、自作PCかBTOパソコンがオススメです。

そちらの方が安く済みますし、性能も高くできるので。

まぁ、広めの設置スペースを確保する必要はありますが。

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