こんにちは 引きこもりブロガーの九荻 新(@memotora)です。
今回は、Razer Blade Stealth(2018)のレビューをします。
同製品はThunderbolt 3対応ノートPCで、外付けのGPU BOX(Razer Core V2やRazer Core Xなど)に対応していることが特徴です。
まずはスペックを確認していきましょう。
ディスプレイ | IGZO 13.3 インチ QHD+ 3200 x 1800px タッチ対応 |
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CPU | Intel 第8世代 Core i7-8550U 4コア8スレッド 1.8-4.0 GHz |
ストレージ | 256/512GB SSD (PCIe M.2) |
メモリ | 16GB RAM デュアルチャンネル オンボード (LPDDR3-2133MHz) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
OS | Windows 10 Home 64bit |
ワイヤレス | Killer Wireless-AC (802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.1) |
入出力 | Thunderbolt 3 (USB-C) USB 3.0 ポート×2 (SuperSpeed) マルチタッチ方式タッチスクリーン インターフェイス HDMI 2.0a オーディオ/ビデオ出力 |
ウェブカメラ | 720P カメラ |
オーディオ | 内蔵ステレオ スピーカー 3.5mm ヘッドフォン/マイク複合ポート アレイマイク Dolby® デジタル プラス ホーム シアター エディション 7.1 コーデック サポート (HDMI 経由) |
キーボード | Razer Chroma 対応 アンチゴースト機能付き 英語配列 |
電源とバッテリー | 65W USB-C 電力アダプター 53.6Wh 充電式リチウムイオン ポリマー バッテリー |
サイズ | 13.8 mm (高さ) x 321 mm (幅) x 206 mm (奥行) |
重量 | 1.35 kg |
メーカーページ
Razer Blade Stealthのレビュー
パッケージにはRazerのロゴがどデカく印刷されています。
サイズは39.5 x 31 x 8cm。
パッケージを開けた様子。
緩衝材がしっかりしているので、本体が壊れて届くことはあまりないでしょう。
パッケージから2つの内箱を取り出した様子。
左の箱には本体と小物。
右の箱には充電器(100-240V対応)とケーブルが入っています。
充電器とPC本体はUSB-C、充電器とケーブルはミッキー型コネクタで接続する形です。
ケーブルの先は3pinタイプなので、対応タップや変換アダプタが必要になります。
本体と充電器の他に、ロゴステッカー、クロス、取扱説明書が付属しています。
わたしが購入したのはGunmetal Grey(ガンメタル グレイ)で、天板のRazerロゴが控えめです。
Blackモデルでは、もっとロゴが派手になっています。
本体底面の様子です。
2つの三本線は通気口になります。
軽い作業をしている時はほとんどファンが回らないので静かです。
本体正面の様子。
映り込み具合で分かると思いますが、ディスプレイはグレアパネルです。
本体左側面にはThunderbolt 3(USB-C)、USB-A、イヤホンマイク端子があります。
本体右側面にはHDMI2.0、USB-A端子があります。
キーボードは英語配列です。
※日本国内で購入しても日本語配列にはなりません
上記画像は消灯状態ですが、光らせることもできます。
Gunmetal Greyモデルは白色点灯のみ対応。
BlackモデルはRazer Chroma対応で、色やエフェクトを変更できます。
ベンチマーク結果
CPU向けのベンチマーク CINEBENCH R15、GPU向けの3D MARK 3種類を回した結果です。
CINEBENCH | 516cb |
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Sky Diver Grphics Score | 3969 |
Fire Strike Grphics Score | 1206 |
Time Spy Grphics Score | 346 |
CPUはモバイル向けの中では高性能な部類に入ります。
わたしが使っている範囲ではストレスを感じたことはありません。
対してGPUの方ですが、しょせんCPU内蔵なので性能は低いです。
ベンチマーク中はガクガクの紙芝居・コマ送り状態になります。
最新の3Dゲームをプレイしたい方は、外付けのGPU BOXとそれなりのビデオカードを用意するほかありません。
※ウイニングポスト8 2018のように軽いゲームであれば、そのままでもプレイできます
長所
- Thunderbolt 3対応である
- Thunderbolt 3(40Gbps)に対応しているので、外付けGPU BOX(eGPU)を接続して、ゲーミングPCとして使うことも可能です。
先日発表されたRazer Core Xは$299らしいので、発売されたら使ってみたいなと思っています。 - 動作が快適
- 最新の3Dゲームをバリバリという用途には全く向きませんが、それ以外の作業はとても快適で、文句はありません。
PCIe SSD(SAMSUNG PM961 MZVLW512HMJP-00000)が搭載されているので、パソコンの起動時間も速めです。 - キーボードが打ちやすい
- ノートPCのキーボードにしては押下感があるので、打ちやすいです。
※とは言っても、Realforceと比べたら天と地ほど差があります - 意外と指紋がつかない
- 指紋でベタベタになるかなと思っていたのですが、意外とそうでもありません。
定期的なクロスふきは必要ですが、頻度は少なくて済みそうです。
短所
- 100%表示は厳しい
- 3200 x 1800 pxと高解像度ですが、それを100%表示するのは、文字などが小さすぎて厳しいです。
デフォルトでは拡大表示が設定されています。
ただ、この設定のまま使うとアプリの表示がくずれる場合があるので、わたしは再設定を行いました。 - タッチパッドが敏感?
- わたしが単純にノートPCに慣れていないだけかもしれませんが、ちょいちょいタッチパッドに触れてしまい、カーソルが意図しないところへいってしまいます。
- タッチパッド脇が温かい
- 熱いというほどではありませんが、タッチパッド脇が結構温かくなるので、手を置くと少し気になります。
ストレージ容量について
わたしは結構ソフトを入れた状態ですが、それでも100GB弱しか使用していません。
ゲームや動画、写真などをたくさん保存するのであれば512GBをオススメしますが、そうでなければ256GBでも足りるかと思います。
購入・保証について
わたしはアメリカ・カナダ限定のGunmetal Greyモデルが欲しかったので、amazon.com(米尼)から個人輸入しました。
ついでに言えば、個人輸入すると国内で買うよりも4万円ぐらい安くなります。
(Gunmetal Grey、Blackの512GBモデルの場合、2018/05/26時点)
これは送料や税金を含めての話です。
※256GBも国内より安いです。ただ、Gunmetal Greyは日本に送れません。
他に気になるのは保証だと思いますが、インストールされているRazer Synapseから登録を行えば、国内と同じ1年保証が適用されるので問題ありません。
amazon.com(米尼)の初期不良対応は1ヶ月あるので、いざという時も安心です。
購入方法は下記記事を参考にしてください。
EVGA製品をamazon.com(アメリカ 通称:米尼)で購入・個人輸入する方法
2019/02/21追記
新型のBase Model、MX150が搭載されたGraphics Model、4Kタッチパネル搭載の4K Graphics Modelが販売されています。
別途買ったもの
わたしはキャリングケース、非光沢の保護フィルムを購入しました。
スマホと違い、画面が大きいので、フィルムの位置合わせが難しいです。
思ったこととか
今までは3Dゲームするならデスクトップ or ゲーミングノートぐらいしか選択肢がありませんでしたが、今後はノートPC + eGPUという方も増えていくのではないかと考えています。
デスクトップより省スペース、ゲーミングノートより軽く持ち運びやすい点は大きなメリットなので、ライトゲーマーなら検討する価値ありです。
わたしも今後はそれで行こうと思っています。
追記
外付けGPUボックス(eGPU) Razer Core Xのレビューを書きました。