Xiaomi Notebook Air 13.3 指紋認証対応モデルのレビューをします。
同製品は13.3インチの薄型ノートPCで、i5-7200Uや256GB SSD、GEFORCE MX150などを搭載しているにもかかわらず、かなりお安いところが特徴となっています。
わたしはGearBestで購入し、かかった金額は合計で86,735円でした。
まずはスペック紹介から始めます。
CPU | Intel Core i5-7200U (2コア4スレッド 2.5~3.1GHz) |
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GPU | NVIDIA GeForce MX150 Intel HD Graphics 620 |
メモリ | DDR4 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.1 |
ディスプレイ | 13.3インチ 1920x1080px(フルHD) IPS |
カメラ | 1.0MP |
バッテリー | 5400mAh |
OS | Windows 10 built-in Chinese language pack |
サイズ | 30.90 x 21.10 x 1.48 cm |
重量 | 1.3110 kg |
Xiaomi Notebook Air 13.3 指紋認証対応モデルのレビュー
パッケージはとてもシンプルなものとなっています。
パッケージを開けると本体がお目見えします。
製品内容(付属品)は、Xiaomi Notebook Air 13.3本体、充電器、取扱説明書(中国語)です。
充電器は日本国内でも使えますが、大きめです。
持ち運びする方は、少しでも小さいものを購入した方が良いかもしれません。
注)スマホやタブレット向けの充電器(Anker PowerPort Speed 5など)では、充電できません。
これは出力が小さい為だと思われます。
Power Delivery対応の充電器でないと、おそらくダメでしょう。
天板を開いた様子です。
ロゴが液晶の下部、Intelのシールが右下にあります。
室内灯が映り込んでいるので、お分かりかと思いますが、液晶はグレアパネルです。
本体前面には、開く為のくぼみがあります。
底面には通気口などがあります。
このモデルはファンレスではありません。
軽い作業をしている時はほとんどファンは回らず静かですが、重い作業やゲームをしている時はそれなりにファン音はします。
本体背面の様子。
本体右側面の様子。
左からUSB、USB type-C、インジケーターとなります。
充電はUSB type-Cポートで行い、充電中はインジケーターがオレンジ、充電完了時はグリーンに光ります。
本体左側面の様子。
左からHDMI、USB、イヤホン端子となります。
液晶を最大まで開いた様子です。
だいたい135°ぐらいまで開けます。
キーボードは英語配列(US)なので、普段日本語配列のキーボードを使っている方は慣れが必要です。
alt-ime-ahkというソフトを使うと、左Altで英数入力、右Altでかな入力に変更できるので、便利かと思います。
※わたしはスタートアップに登録して、自動で起動するようにしました
このキーボードはバックライトが白く光ります。
必要がない方はF10キーでオフにすることが可能です。
タッチパッドは一見ボタンがないように見えますが、右下を押し込めば右クリック、左下なら左クリック動作になります。
ちなみにタッチパッドの右上にある横線は、指紋認証のセンサーです。
長所
- 動作は快適
- SSD搭載なので、起動が速く、全体的にキビキビしています。
ちなみにSSDの型番は、SAMSUNG MZVLW256HEHP-00000(PM961シリーズ、PCIe x4 NVMe)です。
CrystalDiskMarkでベンチマークを取ったところ、下記のような結果となりました。
- 軽いゲームならプレイできる
- ドラゴンクエストXのベンチマークを走らせたところ、なめらかに描画出来ていたので、軽いゲームであれば行けそうな感じでした。
3Dゲームの性能を計測する3D MARK FireStrikeでは、表示がガクガクになり、スコアも低かったので、最新の3Dゲームをするのは難しそうです。
- 充電が早い
- 1~2時間程度で満充電になるのは、ありがたいかなと思います。
- 指紋認証が便利
- センサーの上に指を置くだけでロック画面を解除できるのは、とても楽ちんです。
短所
- 電池の持ちはあまりよくない
- 体感だと、軽い作業しかしていなくても5~6時間程度でバッテリーがなくなる感じです。
ゲームや重い作業をする場合は、もっと早く減るでしょう。 - OSが中国語のみ
- 同製品に搭載されているWindows 10は、問題なく認証できますが、中国語のみです。
日本語や他の言語を使いたい場合は、クリーンインストールする必要があります。
クリーンインストールの手順については、下記記事を参考にしてください。
GearBestで購入したPCに日本語版Windows 10をクリーンインストールする方法
分解・増設・交換などについて
SSDの交換や増設をする際、分解するには特殊なドライバー(トルクス)が必要です。
予定がある方は、精密ドライバーセットを持っておくとよいでしょう。
本当は外した状態(内部)の画像を掲載したかったのですが、開けるのが難しい為、断念しました。
Xiaomi Notebook Air Disassemblyで検索すると旧型の分解動画が出てくるので、そちらを参考にしてください。
分解すると保証がなくなる可能性があるので、自己責任でお願いします。
購入について
Xiaomiのノートパソコンは、日本に進出していないので、海外通販(個人輸入)を使うほかありません。
最初にも書きましたが、わたしはGearBestで購入しました。
GearBestで購入方法については、別記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
GearBestでスマホやPCなどを購入・個人輸入する方法
別途購入したもの
Xiaomi Notebook Air 13.3 指紋認証対応モデル用に、わたしはエレコムの保護ケース、Logicoolの小型マウスを買いました。
保護ケースのサイズはピッタリです。
キツキツにはなりますが、サイドポケットには純正充電器とマウス(M590)を収めることができます。
思ったこととか
スペック、動作速度、質感ともに満足できる製品でした。
欲を言えば、もう少しバッテリーが持てばなぁとは思いますが、外で5~6時間作業することはほぼないので、きっと十分だということなのでしょう。