ZERO スーパーセキュリティ マルチOS版のレビューをします。
同製品はウイルス検知力が高いBitdefender(ビットディフェンダー)エンジンを採用したウイルス対策ソフトで、更新料がかからない(0円である)ことが特徴です。
同じPCであれば、PCが壊れない限り使い続けられます。
購入方法はパッケージ版とダウンロード版の2種類で、1台用と5台用が販売中です。
OSはWindows、Mac、Android、iOSの4種類に対応しています。
ZERO スーパーセキュリティ マルチOS版のレビュー
ZERO スーパーセキュリティのメイン画面(保護項目)です。
UIは本家Bitdefenderにかなり似ています。
左側で縦に並んでいるアイコンをクリックすると、各項目に切り替わります。
右側中段の機能を表示をクリックすると、保護機能の詳細設定が表示されます。
保護機能の詳細設定を表示した様子。
白く表示されている文字や歯車アイコンはリンクの様になっていて、クリックするとさらに細かい設定が行えたりします。
機能のオンオフはスイッチボタンのクリックで切り替えることが可能です。
※わたしの環境ではThunderbird(メールソフト)が遅くなることがあったので、迷惑メール対策はオフにしています。
プライバシー項目のメイン画像を表示した様子。
ツール項目のメイン画像を表示した様子。
アクティビティ項目を表示した様子。
ここにはブロックしたアプリケーションやURLなどが表示されます。
通知項目を表示した様子。
すべて、緊急、警告、情報の部分はタブのようになっていて、表示項目を切り替えられます。
アカウント項目を表示した様子です。
ここではデバイス名(パソコンの名前)やライセンス形態が表示されます。
設定項目を表示した様子。
ここでは一般的な設定を変更することができます。
デフォルトで画面右下に表示されるウィジェットが邪魔な方は、ここからオフにして消してしまいましょう。
ヘルプ項目を表示した様子。
ここではマニュアルやよくある質問などを確認できます。
長所
- 更新料が0円
- 他社のウイルス対策ソフトでは毎年かかる更新料が無料(0円)です。
将来新しいOSが出ても、同じPCであれば更新料はかかりません。
そのまま使い続けることができます。 - ウイルス検知力が高い
- ZERO スーパーセキュリティで採用されているBitdefenderエンジンは世界トップクラスのウイルス検知力を誇ります。
ただ、エンジンの性質として誤検知が多めなので、削除されたくないファイルがある場合は除外設定をしっかり行う必要があります。
特に仮想通貨のウォレットやマイニングソフトを使う人は注意が必要です。 - 4つのOSに対応している
- Windows、Mac、Android、iOSの4つに対応しているので、たいていのニーズはカバーできます。
短所
- 動作が少しもっさりしている
- 異常に重いということはありませんが、メインメニューからの設定やウイルススキャンを行う時、少しもっさりする場合があります。
※メモリ使用量は230MB強です。 - 右クリックメニューが三段階式(階層化されている)
- 一般的なソフトだと右クリックメニュー>ウイルススキャンですが、同ソフトは右クリックメニュー>スーパーセキュリティ>スーパーセキュリティで検査となり、一手間多いです。
わりと頻繁に使うものなので、できれば右クリックメニューから直接スキャンできるようにして欲しいかなと思います。 - 自作PCには向かない可能性がある
- ZERO スーパーセキュリティは端末固定です。
自作PCで頻繁にパーツを入れ替えたりすると違うPCとして判定され、使えなくなる可能性があります。
思ったこととか
ソフト全体の使いやすさや完成度で言うと、カスペルスキーの方が上かなと感じますが、ZEROスーパーセキュリティも十分な出来です。
更新料が0円というのは魅力的ですし、大きな不具合もないので、現在使っているPCが壊れるまでは使い続けようと考えています。
2018/08/28追記
誤検知が多く、使いにくかった為、使用を中止しました。
補足
ZERO スーパーセキュリティはインストールする際にソースネクストのアカウントが必要になるので、ソースネクストeSHOPでダウンロード版を購入すると手間が省けます。