BitZenyのマイニングで最大パフォーマンスを発揮させる方法を紹介します。
答えはズバリ、スレッド数の調整です。
わたしの環境では調整しない場合と調整した場合で、最大3倍の変化がありました。
BitZenyのマイニングで最大パフォーマンスを発揮させる方法
全体のハッシュレート | 1スレッド当たりのハッシュレート | |
未調整の場合(36スレッド) | 約7.2 khash/s | 約0.2 khash/s |
調整した場合(20スレッド) | 約13 khash/s | 約0.65 khash |
全体のハッシュレート | 1スレッド当たりのハッシュレート | |
未調整の場合(16スレッド) | 約8.5 khash/s | 約0.53 khas/s |
調整した場合(8スレッド) | 約8.3 khash/s | 約1.04 khash/s |
上記の表を見て分かると思いますが、パフォーマンスにかなりの差がでます。
未調整の場合、7980XEは1スレッド当たりのハッシュレートが1/3以下に、7820Xは約半分になりました。
スレッド数調整は、パフォーマンス最大化の他に、CPU使用率が下がるということもメリットです。
未調整の場合、CPU使用率が100%になりPCを使えなくなりますが、調整することで使用率が下がり、他の作業ができるようになります。
その為、マイニング専用のPCを用意する必要がありません。
スレッド数を調整する方法
1.まず、タスクバー上で右クリック>タスクマネージャーをクリック>パフォーマンスタブをクリック>下部に表示される論理プロセッサ数を確認してください。
赤枠内に表示されている数字が、あなたのPCの最大スレッド数です。
上記画像の場合、最大16スレッドとなります。
2.次に、マイニングを開始する時に使用する~.batというファイルを編集します。
メモ帳やテキストエディターでbatファイルを開き、 -t 半角数字と追加しましょう。
-tの前には半角スペースが必要です。
半角数字の部分には、使用したいスレッド数を半角数字で入力してください。
4スレッドを指定したい場合は、 -t 4となります。
3.上書き保存(Ctrl + Sキー)します。
4.batファイルをダブルクリックして、マイニングを開始し、ハッシュレートを確認しましょう。
5.あとはハッシュレートが一番良いスレッド数を探すだけです。
プールマイニング環境で頻繁に接続、切断を繰り返すとアクセス制限を受ける場合があるので、注意が必要です。
心配な方は、ある程度の時間を空けるか、ソロマイニング環境で試すことをオススメします。
思ったこととか
スレッド数未調整のままマイニングをして、最大パフォーマンスを出せていない人が結構いるような気がします。
周りに気付いてなさそうな人がいたら、ぜひ教えてあげてください。