SIMフリースマートフォン Sony Xperia XZ1 Compact G8441のレビューをします。
購入を検討している方は、ぜひチェックしていってください。
まずはスペック紹介から始めます。
システム | Android 8.0 (Oreo) |
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プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 835 |
メモリ | 4GB RAM |
内蔵ストレージ | 32GB UFS internal memory |
microSDスロット | 有(最大256GB) |
ディスプレイ | 4.6インチ 720 x 1280ピクセル |
サイズ | 129 x 65 x 9.3 mm 143g |
バッテリー | 2700mAh |
カメラ | リア:約1900万画素 フロント:約800万画素 |
ネットワーク | 4G:LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/29/30/38/39/40/41 3G:800/850/900/1700/1900/2100 GSM:850/900/1800/1900 MHz |
ワイヤレス | Bluetooth:5.0 802.11 a/b/g/n/ac |
SIMタイプ | nano-SIM(Single) |
Sony Xperia XZ1 Compact G8441のレビュー
パッケージの様子。
XPERIAの部分は光の加減で色が変わるデザインです。
パッケージを開けると本体がお目見えします。
わたしが買ったのはブラックです。
他にはシルバー、ブルー、ピンクが販売されています。
商品内容(付属品)は下記。
- 本体
- 充電器(海外コンセント向け)
- イヤホン
- イヤーピース+クリップ
- USBケーブル
- スタートアップガイド
本体前面の様子。
上側にはカメラとスピーカー。
下側はスピーカーのみとなっています。
本体裏面の様子。
上部にカメラ、ちょっと下にNFCタッチエリア、中央にXPERIAの文字という配置です。
下部に貼られているシールには、microSDやSIMの入れ方が記載されています。
本体上面にはイヤホン端子があります。
本体下面にはUSB Type-C端子があります。
本体右側面の様子。
左からカメラキー、電源ボタン(指紋認証)、ボリュームボタンとなります。
本体左側面にはSIMカードスロットがあります。
※取り出し時にSIMピンは必要ありません
SIMトレイ、microSDトレイを引き出した様子。
XZ1 Compact(左、4.6インチ)とXZs(右、5.2インチ)の大きさを比較した様子。
ベンチマーク結果
Antutuベンチマークの計測結果は153130でした。
※XZsのスコアは133365
技適について
2017年10月25日現在、日本の技適認証はありません。
現時点で表示されているのは、EU(ヨーロッパ)、US(アメリカ)、KR(韓国)となります。
長所
- バッテリーの持ちがよい
- ゲームを長時間するユーザーにとっては心もとないでしょうが、普通に使う分には1日1回の充電で問題ありません。
- 写真がきれい
- お安いコンパクトデジカメは要らないんじゃね?と感じるぐらいに写真がきれいです。
- 連写機能(Burst)が便利
- XZ1 Compactには10枚/秒、最大10秒連続撮影(合計100枚)できる連写機能が備わっています。
沢山撮影して、中から良いものを選ぶ方式を採用しているわたしには、とてもありがたい機能です。 - 持ちやすい
- XZsを使っていた時は手を広げて頑張って支えている感がありましたが、XZ1 Compactではそういうことがありません。
片手で楽に持てて、操作もしやすいです。 - 防水・防塵に対応している
- IP65/68に対応しているのは安心感があります。
- Quick Charge 3.0(急速充電の規格)に対応している
- 充電時間が短くなるのは便利です。
※Anker PowerPort Speed 5のように充電器側も対応している必要があります
短所
- 撮影した画像が自動で回転されてしまう
- 画像の向きを判定して自動で回転する機能は一見便利そうですが、結構な確率で間違えるので正直迷惑です。
SONYのコンデジにはこの機能を停止する設定があるのですが、XZ1Cでは見当たりませんでした。
いちいち向きを直すのは面倒なので、ソフトのアップデートで設定を変更できるようにして欲しいです。 - 通知時のバイブレーションが強い
- 荒ぶっていると表現がしっくりくるぐらい、通知時のバイブは強いです。
夜中に通知が鳴ると目が覚めるレベルなので、通知の鳴動制限を設定することをオススメします。
※設定>音設定>通知の鳴動制限からルールを設定できます - 内蔵ストレージの容量が64GBだとよかった
- 普通に使う分には32GBで何も問題はありません。
ただ、連写機能を頻繁に使う方は注意が必要です。
なぜかと言うと、連写で撮った写真は強制的に内蔵ストレージに保存されるから。
※写真の保存先をmicroSDに設定してもこれは変わりません。
microSDの書込速度だと遅い(間に合わない)為、こういう仕様なのはしょうがないです。
ただ、それならそれで64GBモデルもあれば良かったのにと思います。
対処法としては、こまめに手動で画像を移動する。
もしくはDropboxアプリでカメラアップロードをONにするなどが考えられます。
ワンセグ・お財布ケータイについて
同製品は海外モデルなので、ワンセグ・おサイフケータイ機能はありません。
ケースについて
わたしはケース、フィルム、リング(バンカーリングのようなもの)がセットになった製品を購入しました。
今までリングを使ったことがありませんでしたが、持つ時の安定感はかなりいい感じなので、気に入っています。
ただ、今回買ったものには、ボリューム・カメラキーが少し押しにくくなるという欠点がありました。
※電源ボタン(指紋認証)は問題なし
補足ですが、XZ1C本体にはホールがありません。
ストラップを使いたい方は、ストラップホール付きのケースを選ぶ必要があります。
購入・価格について
わたしはEtorenで注文し、かかった金額は合計63,450円でした。(送料、税込)
ほかにEXPANSYSやamazonでも購入できます。
Etoren、EXPANSYSでの購入方法については、下記記事をご覧ください。
思ったこととか
上で挙げたように欠点がない訳ではありませんが、総合的に見ると、よくまとまっているなという印象です。
特に、コンパクトなスマホを求めている方には、有力な選択肢になるかと思います。
おわり