Blackberry KEYone(BBB100-6)のレビューをします。
同製品の特徴は物理キーボード(QWERTY)搭載であること、技適対応であることです。
わたしはフリック入力が苦手で速く文字入力できないので、KEYoneを購入しました。
KEYoneに変えてからは、文字入力速度がかなり改善されたと思います。
サイズ | 149.1mm × 72.4mm × 9.4mm |
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重量 | 180g |
ディスプレイ | 4.5インチ |
バッテリー | 3505mAh |
OS | Android 7.1 Nougat(デフォルト) Android 8.1 Oreo(アップデート後) |
プロセッサ | Snapdragon 625 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB ※microSDスロット有り |
充電端子 | USB Type-C、急速充電対応 |
SIMサイズ | nanoSIM |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
対応バンド | LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/28/29/30/38/39/40/41 3G:Band 1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
防水/防滴/防塵 | 非対応 |
電子決済(おサイフケータイ) | 非対応 |
生体認証 | 指紋認証対応 |
DSDS | 非対応 |
Blackberry KEYone(BBB100-6)のレビュー
Blackberry KEYoneのパッケージ。
取り出す際は上下のテープを切る必要があります。
パッケージ側面にはFOXのシールが貼られています。
初期不良期間は購入より10日間です。
製品内容(付属品)は下記。
- Blackberry KEYone本体
- クイックガイド
- SIMピン
- 充電器
- イヤホン+イヤーピース
- USB Type-Cケーブル
KEYone単体の様子。
液晶の両端は曲面になっているので、保護シールが貼りにくいです。
キーボード配列の様子。
数字や記号を入力する場合はalt + キー、文字を大きくしたい場合は↑(Shift) + キーを押します。
symキーはキーボード上に無い記号を打つ時に使います。
スペースキーは指紋認証センサーと兼用です。
本体裏面の様子。
SIMとmicroSDの入れ方がシールで説明されています。
このシールをはがすとラバー素材で滑りにくくなっています。
本体左側面には電源ボタンがあります。
本体右側面の様子。
画像の右からSIM+microSDスロット、ボリュームアップ・ダウン、便利キーです。
便利キーにはアプリの起動を割り当てたりできます。
本体上面の様子。
画像右端の穴はイヤホン端子です。
本体下面の様子。
こちらにはスピーカーとUSB Type-C端子があります。
ベンチマークテスト
Antutuを使ってベンチマークテストを行いました。
総合 | 80248 |
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CPU | 39365 |
GPU | 12833 |
UX | 22621 |
MEM | 5429 |
長所
- 物理キーボード搭載である
- フリック入力が苦手な人間の大きな味方です。
また、キーボードを上下になでるとスクロールできる(Touch-Enabledキーボード)ので、WEBサイトやTwitterを見るのがはかどります。 - バッテリー持ちはなかなか良い
- WEBサイト閲覧やテキスト入力用途であれば、2日ぐらいは余裕で持ちそうな感じです。
- 保証と技適認証がある
- BBB100-6は国内正規品で1年保証と技適認証があるので、安心して使えます。
短所
- ゲームには向かない
- Antutuのスコアは低めですし、そもそもキーボードがあるので横長のゲームは操作しにくいです。
- 高い
- Blackberry KEYone(BBB100-6)はお高めで、1~2万円足せばKEY2が買えてしまう価格です。
投げ売りされているのでなければ、あえて選ぶ意味は薄いでしょう。
IMEについて
わたしはキーボード入力用にWnn Keyboard Labを使っています。
このアプリの良いところはキーボード上を左右になでることでカーソル位置の移動が可能なところです。
この機能はかなり便利なのですが、意図せずカーソル位置が変わってしまうこともあるので、慣れが必要になります。
有料ソフトではAquaMozc for BlackBerryが人気なようです。
こちらのアプリを使うとキー割り当てを変更して、CTRLキーや矢印キー(カーソル移動)を使えるので、よりパソコンの操作に近くなります。
注)標準でインストールされているBlackberryキーボードはイマイチな上に,(コンマ)と.(ピリオド、ドット)打つと、(読点)と。(句点)が入力される不具合があるので、アンインストールすることをオススメします。
アップデートについて
デフォルトではAndroid 7.1 Nougatがインストールされていますが、アップデートすることによってAndroid 8.1 Oreoに更新できます。(2019/01/11現在)
今後、Android 9 Pieが配信されるかについては不明です。
※手動でOSのアップデートを行ってもAndroid 8.1にならない場合はしばらく待ちましょう。
わたしの場合、KEYoneを購入してから1~2日程度で8.1への更新が降ってきました。
購入について
上でも書きましたがBBB100-6は高いです。
少しでも安く買いたいのであれば並行輸入品や個人輸入を検討してみても良いでしょう。
選択肢としてはamazon.co.jp(日本)で並行輸入品を買う、Etorenやamazon.com(アメリカ)から個人輸入する方法が挙げられます。
並行輸入品や個人輸入の場合、上位モデルのブラックエディション(メモリ4GB、ストレージ64GB)が意外と安いです。
※型番はBBB100-1やBBB100-7
ただ、おそらく技適認証はない+保証は短いので、そこらへんは自己責任となります。
個人輸入の方法については別記事にまとめてあるので、下記を参考にしてください。
別途購入したもの
わたしは下記のケースとバンカーリングを別途購入しました。
ケースの方はストラップホール付きで、液晶の保護シールも付いています。
バンカーリングは落とさないようにする為に買いました。
液晶は4.5インチですが、本体は結構大きいので手が小さめの方はリング系アイテムの使用をオススメします。
思ったこととか
これまでタイピングソフトを使って練習したりもしましたが、一向に速くならないのでフリック入力の習得はあきらめました。
今後はキーボード付きの端末をメインに使っていきたいと思います。