Xiaomi Mi 9のレビューをします。
同製品はSnapdragon 855搭載のSIMフリースマートフォンで、48MPのカメラを搭載していることや20Wのワイヤレス充電に対応していることが特徴です。
注目ポイントは下記の4つ。
- アプリの動作がサクサクである
- カメラが優秀
- ワイヤレス充電が速い
- デュアルアプリが便利
Xiaomi Mi 9を見る(GearBest)
2020年6月現在、5G対応の後継機 Xiaomi Mi 10が販売されています。
サイズ | 15.75cm × 7.47cm × 0.76cm |
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重量 | 173g |
ディスプレイ | 6.39インチ(2340 x 1080px) |
バッテリー | 3200mAh |
OS | Android 9.0 Pie |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 855 |
メモリ | 6GB or 8GB |
ストレージ | 64GB or 128GB ※microSDスロット無し |
充電 | USB Type-C 有線充電27W対応 ワイヤレス充電20W対応 |
SIMサイズ | nanoSIM x2 |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
対応バンド | 4G:1/2/3/4/5/7/8/12/20/28/38/39/40 3G:1/2/4/5/8/34/39/BC0 2G:2/3/5/8/BC0 ※ドコモ系、ソフトバンク系SIMは使えるが、auは非対応 |
防水/防塵 | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証対応 |
DSDS、DSDV | 両方対応 |
Xiaomi Mi 9のレビュー
まずは開封の儀からスタートします。
Xiaomi Mi 9のパッケージサイズは18 x 10 x 3 cmです。
スマホのパッケージとしてはよくあるサイズ感になっています。
パッケージの側面にはGlobal Versionのシールが貼られています。
間違って中国版になっていないか確認しましょう。
GearBestで購入すると、日本のコンセント向け変換プラグがオマケで入っています。
パッケージを開封した様子。
分かりにくいですが、中央にDesigned by Xiaomiと銀色で書かれています。
上の箱を開けると本体があらわれます。
上の箱に含まれている付属品は下記。
- 保証カード
- ユーザーガイド
- クリアケース
- USB Type-C to イヤホン端子変換ケーブル
- SIMピン
Mi 9本体にはイヤホン端子がないので、有線イヤホンを使う場合はこの変換ケーブルを利用します。
他の付属品はスマホ本体、充電器、USBケーブルです。
付属している充電器はピンの形状が日本のものとは違うので、オマケで付いてきた変換プラグを使用します。
使い方は差し込むだけです。
本体正面の様子。
表面には主要スペックがかかれたシールが貼られています。
本体下側の様子。
こちらにはスピーカーとUSB Type-C端子があります。
左側にはSIMトレイとAIボタンがあります。
AIボタンを押すとGoogleアシスタントが立ち上がるので、OK Googleという必要がないです。
わたしが以前使っていたスマホはここに電源ボタンがあったので、よく誤爆します。
上側にあるのは通話用のスピーカーです。
右側には音量アップ・ダウンと電源ボタンがあります。
背面側の様子。
わたしが購入したのは青ですが、角度によって緑や紫に見え、オーロラのような感じです。
背面は指紋が付きやすく、かなり滑るのでケースを使うことをオススメします。
ちなみに、わたしはGearBestで3つケースを注文しました。
※まだ届いていませんが
背面カメラを横から見た様子です。
かなり飛び出ているので、机の上などに置く時は注意しましょう。
付属のクリアケースを取り付けても、カメラは出っ張った状態です。
認証情報のスクリーンショットです。
画像に写っているのはヨーロッパ、アメリカ、シンガポール、マレーシアの4カ国。
他にロシア、メキシコ、香港、フィリピン、サウジアラビア、オーストラリア、ニュージーランド、韓国にも対応しています。
ただ日本の技適マークはないので、日本国内で使う場合は自己責任です。
ベンチマーク結果(Antutu)
Antutuベンチマークで性能を計測しました。
Snapdragon 855を搭載しているだけあって、かなり高いスコアです。
現状、これより上になるのはSnapdragon 855 Plusが搭載された製品(Xiaomi Mi 9 Pro 5Gなど)、Apple A13 Bionic搭載の新型iPhone 11シリーズぐらいです。
短所
- microSDカードは使えない
- nanoSIMの2枚挿しは対応していますが、microSDカードは非対応です。
よく写真を取る人、音楽などをたくさん入れたい人は128GBモデルの方をオススメします。
※48MPモードで写真を撮ると1枚あたりの容量は10MB以上なので、100枚で1GB以上の容量です - 指紋認証はやや遅い
- Mi 9には画面内指紋認証が搭載されていますが、物理的な指紋認証ボタンあるスマホより認証解除がやや遅く感じます。
とはいえ、実用レベルではあるので、特別気にすることはありません。
長所
- アプリの動作がサクサクである
- 以前使っていたBlackberry KEYone(Snapdragon 625)と比べると、ここまで違うかと思うぐらいサクサク動きます。
アプリの起動速度が全然違いますし、アプリ内でページを移動する時も高速です。
Mi 9ではアプリを使っていてラグを感じる瞬間がないので快適です。 - カメラが優秀
- 48MP(8000 x 6000px)で撮った写真はとてもキレイです。
また、ピントが合うのが速く、ストレスがありません。 - ワイヤレス充電が速い
- 最大20W対応の純正ワイヤレス充電器を使えば、かなり高速に充電できます。
本体に付属するアダプターを使った場合は最大18Wまでとなりますが、それでも十分速いです。
20W充電器を別途用意して充電するとさらに速くなります。
Xiaomi Mi 9のバッテリーを36%から100%まで充電するのにかかった時間は、たった63分でした。
※出力が小さい・もしくは古い有線充電器を使用した場合と比べると、純正ワイヤレス充電の方が段違いで高速になります - デュアルアプリが便利
- Mi 9ではLineやゲームなどのアプリを複製して、アカウントを使い分けることができます。
SNSで複数アカウントを持っている方には、とても便利な機能です。
バッテリー持ちについて
Mi 9のバッテリーは3200mAhなので、決して大容量とは言えません。
最近のスマホであれば標準か、やや少ないぐらいでしょう。
わたしの使用頻度は低めで、twitterとウェブブラウザでの閲覧ぐらいしかしませんが、1日経つと30~35%程度は減ります。
カメラや動画撮影、ゲームなどを頻繁に使う方には物足りないバッテリー容量です。
ゴリゴリ使いたい方はモバイルバッテリーを用意しましょう。
ワイヤレス充電器と有線充電器について
Qi対応の充電器は色々なものが販売されていますが、20Wに対応しているものは少ないので、Xiaomi純正のもの(型番:MDY-10-EP)がオススメです。
上の画像は、わたしが買ったXiaomi純正のワイヤレス充電器です。
直径は10cm程度なので、机の上に置いても邪魔になりません。
※実際に接続すると、ワイヤレス充電器→USBケーブル→有線充電器→変換プラグという形です
Mi 9付属の充電器(型番:MDY-08-EI)をコンセントに接続した様子。
付属品を使うメリットは別途お金がかからないこと。
デメリットは18Wまでしか対応していないこと、充電器が変換プラグから抜けやすいことです。
有線で高速充電(27W)をしたい方、20Wでワイヤレス充電をしたい方は、別途有線充電器を用意する必要があります。
Xiaomi純正のワイヤレス充電器はGearBest、もしくはAmazonで購入可能です。
27Wに対応した純正の有線充電器(型番:MDY-10-EH)はGearBestで購入できます。
Xiaomi 27W High Speed Charging Power Adapter – White
保護フィルムとケースについて
保護フィルムとケースもGearBestで買った方が安いですが、Amazonに比べて在庫の管理が甘いです。
在庫あり表示なのに、在庫なしというパターンがかなりあります。
わたしは実際そうだったので、保護フィルムとケースはAmazonで購入しました。
購入したものは下記。
こちらは非光沢の保護フィルムです。
表面がサラサラしていて扱いやすくなっています。
画面内指紋認証も正常に動作します。
こちらは厚みがあり持ちやすく、耐衝撃性が期待できるケースです。
カメラをしっかり保護できて、動画視聴時のスタンドとストラップホールが付いています。
こちらは薄型ながらカメラも保護できるケースです。ストラップホールもあります。
商品画像はXiaomi Mi 9の背面のように明るめのブルーですが、実物はかなり暗い紺色で完全に別物なのでオススメはしません。
購入方法について
Xiaomi Mi 9は日本のAmazonでも買えますが、やや割高になります。
充電器も一緒に買うのであれば、GearBestの方が安いのでオススメです。
GearBestでの購入方法は↓の記事で解説しているので、合わせてご覧ください。
GearBestでスマホやPCなどを購入・個人輸入する方法
- Xiaomi Mi 9を見る(GearBest)
- Xiaomi Mi 10を見る(GearBest)
ワイヤレス充電器、USB充電器のレビューも書いているので、関連記事を合わせてご覧ください。