Samsung 960 EVO 250GB MZ-V6E250B/ITのレビューをします。
同製品はエントリー向けのM.2 SSDで、ラインナップは250GB、500GB、1000GBの3種類。
960 EVOシリーズは、960 PROシリーズの下位にあたります。
容量 | 250GB |
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フォームファクター | M.2 |
インターフェイス | PCIe 3.0 x4, NVMe 1.2 (partial) |
最大読込 | 3200MB/s |
最大書込 | 1500MB/s (500GBは1800MB/s、1000GBは1900MB/s) |
コントローラー | Samsung Polaris |
保証 | 3年 or 100 TBW |
2020/04/01追記
現在は後継の970 EVO Plusシリーズが販売されています。
Samsung 960 EVO 250GB MZ-V6E250B/ITのレビュー
全体的にパッケージの色が薄めです。
上部にはCFDのシールが貼られています。
製品内容は本体とインストールガイドのみ。
裏面には放熱シール(Heat Spreading Label)が貼られています。
これには銅が使われているそうです。
CrystalDiskInfoで読み込んだ様子。
ベンチマーク結果
CrystalDiskMarkでベンチマークを取った様子。
100MiBと1GiBで計測してあります。
温度について
パソコンを起動して3分後のアイドル時とCrystalDiskMark計測時の温度を取りました。
アイドル時 | 23℃ |
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ベンチマーク時 | 40℃ |
※室温は17.8℃
長所
- 動作温度が低い
- 以前使っていたSamsung 950 PROは、室温15℃でアイドル35℃、ベンチマーク時51℃だったので、960 EVOはかなり温度が低めです。
- 安い
- 2017/01/04時点では、250GBが約15,800円、500GBが約29,800円、1000GBが約59,800円となっており、M.2のSSDとしてはかなり導入しやすいお値段です。
短所
- 速さを体感するのが難しい
- わたしはSATAのSSD(SanDiskのExtreme PRO)から乗り換えましたが、正直何が速くなったのか分かりません。
繊細な人なら、この差を体感できるのでしょうか?
思ったこととか
960 EVOは動作温度が低いので、これまで熱問題でM.2を敬遠していた人にもオススメしやすいです。
わたしはkryoM.2を買いましたが、おそらく夏でも必要ないのではないかと思います。
ただ、速さを体感できるかは保証できません。
わたしの場合は速さよりも、パソコン内のケーブルを減らすのが目的で、960 EVOを買いました。
実際SATAケーブルが減ると、メンテナンスの時なんかに楽ですし。