NVMe対応のM.2 SSD Samsung 950 PRO 256GBのレビューをします。
M.2 SSDを初めて買う、超高速なSSDが欲しいという方は、ぜひ読んでいってください。
まずはスペックの紹介から始めます。
容量 | 256GB | 512GB |
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インターフェース (転送速度・規格値) | PCIe3.0×4(32Gb/s) NVMe1.1 | |
フォームファクタ | M.2 (Type 2280) | |
最大読込 | 2,200MB/s | 2,500MB/s |
最大書込 | 900MB/s | 1,500MB/s |
保証期間 | 5年 |
現在はPCIe Gen 4.0 x4に対応したSamsung 980 PROが販売されています。
Samsung SSD 950 PRO 256GBのレビュー
製品内容は、SSD本体とマニュアルのみ。
※私が買ったのは海外版なので、国内版と内容が変わる場合があります
256GBモデルなので、裏面にはチップもなにもありません。
CrystalDiskInfoで、SMARTの情報を読み取った様子です。
温度も読み込めるのはありがたいです。
CrystalDiskMarkで、ベンチマークを取った様子です。
100MiBと1GiBで計測してあります。
体感について
私はXP941 256GB(R 1080MB/s、W 800MB/s)からの乗り換えで、OS用ドライブとして使っていますが、びっくりするほど何も変わってないです。
起動時間も全く同じですし、体感できるような差はありません。
シーケンシャルリードは確実に伸びているので、OS用ドライブとして使うよりも、ゲーム用ドライブとして使用し、ロード時間の短縮を狙った方が体感しやすいのではと思います。
動画編集の素材ファイルを置いて、作業場として使うのも効果的かもしれません。
温度について
室温15℃の環境で、アイドル時は35℃、ベンチマーク時は51℃となっています。
現時点(2016/01/28)でも温度が高めなので、夏がちょっと心配です。
直接風があたるようにファンを設置する必要があるかもしれません。
2016/04/19追記
現在の室温26℃で、アイドル時46℃、3Dゲーム中は50℃となっています。
50℃でも、カクついたり、体感が落ちるようなことはないので、まだサーマルスロットリングが発動する温度ではないようです。
ただ、これ以上熱くなるのは精神衛生上よくないので、わたしはファン(Noctua NF-S12A PWM)を設置することに決めました。
思ったこととか
今すぐ速いSSDが欲しいということであれば、Samsung SSD 950 PROを買うのはありだと思います。
国内で買えば、5年保証が付いているので安心ですし。
Samsungがあまり好きくないという方、急ぎではない方はTOSHIBA XG3シリーズを待ってもいいかもしれません。
ただ、XG3は組み込み向けには使われているようですが、いつ発売されるのか、リテールが出てくるのかも分かりません。
まぁ、どちらかを買うにせよ、使うならOS以外の用途で使った方が良いかと思います。
せっかく買ったのに、その速さを体感できないのはさみしいものですよ。