CanonのデジタルカメラとパソコンがWifi接続できない時の対処法を紹介します
下記の様なエラーメッセージが出て困っている方は、ぜひ読んでいってください。
- 接続に失敗しました
- 接続先の機器が見つかりませんでした
- デジタルカメラがWifiに対応していること(クラウドシンクロ対応機種であること)
- 無線LANルーターがあること(接続用パスワードも必要)
- パソコンが無線LANルーターと接続されていること(有線・無線は問いません)
- Wi-Fi接続するための設定
- カメラにニックネームを登録する
- 接続先の機器の登録を行う
- CANON iMAGE GATEWAYに会員登録する
- CANON iMAGE GATEWAYをカメラに登録する
- クラウドシンクロの設定をする
対処に必要な条件
Wifiで接続するには、下記の条件が必要です。
<私の環境>
カメラ:Canon PowerShot G7 X
ルーター:NEC AtermWG1800HP2
パソコン:自作PC
ウィルス対策ソフト+ファイアーウォール:ESET SMART SECURITY 8
CanonのデジタルカメラとパソコンがWifi接続できない時の対処法
1.まず、カメラ内にあるパソコンと通信アイコン(下記画像赤枠部分)でWifi接続するのをあきらめてください。
パソコンと通信アイコンはカメラ、ルーター、ファイアーウォールなど、様々な要因で接続できなかったりするので、他の方法(Image Transfer Utility)を使ってWifi接続を行います。
※Image Transfer Utilityは、Canonのソフトウェア CameraWindowに含まれる機能です
2.Canon ソフトウェアダウンロードに行き、自分のカメラのモデル名を選択します。
3.パソコンのOSを選択します。
4.Digital Camera Softwareをクリックします。
5.ダウンロード開始をクリックします。
※カメラのシリアル番号入力して、送信ボタンをクリックする必要があります
6.ダウンロードが完了したら、zipファイルを解凍、exeファイルをダブルクリックしてインストールを始めます。
※おまかせインストールを選択しましょう
7.インストール完了後、様々な設定を行います。
ここですべき設定は下記。
設定方法は、Canon公式サイトで詳しく説明されています。
スライドショーを見て、順番に設定していってください。
カメラ連携設定は、https://ps.ciggws.net/iims-front/cig/loginIims.doでログインした後に行えます。
※接続先の機器の登録を行うは、環境によって完了できない場合があります。
その場合はスキップしてください。
8.タスクトレイのアイコンを右クリック>取り込み先フォルダの設定をクリックします。
Image Transfer Utilityのアイコンは、下記画像の一番左です。
9.参照からフォルダを選択し終えたら、OKをクリック。
10.カメラ起動後、アイコンが並んでいる画面を表示して、Webサービスへ画像を送信アイコンを選択すると、画像の送信が始まります。
※アクセスポイント選択画面が表示された場合は、自分のルーターのものを選び、パスワードを入力してください。
アイコンが並んでいる画面から、右へページを送って、クラウドシンクロを選択してもOKです。
11.パソコン側に画像が受信されるのを待ちます。
受信が終了すると、下記のようなお知らせが表示されます。
12.取り込み先に指定したフォルダを開いて、実際にファイルが届いているかを確認しましょう。
フォルダ内に画像があれば、これまでの作業は終了です。
思ったこととか
Wifi接続をあきらめて、今までUSBケーブルで画像取り込みを行っていたので、とても楽になりました。
この方法に気付くことができて、本当に良かったと思います。
カメラを買ってから、3ヶ月も気付かなかったのは、自分のことながらアレですが。
まぁ、この情報が誰かの役に立てば、幸いです。
追記
コメントを頂いたイリオモテヤマイヌさんの場合は、インテル My Wi-fi テクノロジーの有効化及びWi-fi ONに変えたら繋がったそうです。
無線LAN搭載PCを使用している方は、試してみると良いかもしれません。
2017/02/05追記
この記事の作業をする前に、PCとカメラをUSB接続したところ、Wi-Fi接続・クラウドシンクロ共にあっさりとつながる様になりました。
カメラとPCをUSBケーブルで接続する
↓
カメラの電源を入れる
↓
デバイスの認識が自動で行われる
※自動で認識しない場合は、スタート>コントロールパネル>デバイスとプリンター>デバイスの追加から、新しいカメラを選択してください
↓
カメラが認識されたら、USBケーブルを抜いて、この記事の作業をすればOKです。
上記作業を行わなくても、クラウドシンクロで接続することは可能ですが、クラウドサーバー経由となり転送に時間がかかります。
上記作業を行った場合は、クラウドシンクロ(直接転送)となる為、転送速度が早くなります。