
九荻 新
Archgon HS-1110-Kのレビューをします。
同製品はアルミ合金製のM.2 SSDヒートシンク(2280)で、薄型のものより冷却能力が高いことが特徴です。
色はブラック(HS-1110-K)、赤(HS-1110-R)、銀(HS-1110-S)の三種類となっています。
同製品はアルミ合金製のM.2 SSDヒートシンク(2280)で、薄型のものより冷却能力が高いことが特徴です。
色はブラック(HS-1110-K)、赤(HS-1110-R)、銀(HS-1110-S)の三種類となっています。
Archgon HS-1110-Kの外観と付属品
パッケージは段ボール風の薄紙で出来ています。
衝撃で壊れる物ではないので問題ありません。
付属品は下記。
- ヒートシンク本体
- マイナスドライバー
- 固定用ねじ x4
- 片面実装SSD向けパッド x4
- サーマルパッド x2
- 取扱説明書
- 広告(製品紹介)
説明書表側の様子。
言語は日本語です。
手順通りに進めれば、取付は難しくありません。
SSDにヒートシンク本体を取り付けた様子。
ねじは上から締め付けるタイプなので、サーマルパッドが密着しやすいかと思います。
※両面実装のSSDを使う場合は過度な締め付けにならないように注意が必要です
ヒートシンクを側面から見た様子。
高さは約2cmです。
マザーボードにSSD + ヒートシンクを取り付けた様子。
Archgon HS-1110は冷却能力が欲しいけど、M.2スロットの上にCPUクーラーがかぶっていて大型ヒートシンクを設置できない環境に向いています。
冷却能力の測定(温度変化)
ヒートシンク無しと有りでどのくらい温度差が出るのかを検証しました。
計測タイミングはアイドル時(PC起動から10分後の温度)、ベンチマーク時(CrystalDiskMark実行時の最大温度)の2種類。
温度の取得にはCrystalDiskInfoを使用。
室温19.8℃。
検証に使ったSSDはCrucial T500 1TB(CT1000T500SSD8JP)です。
アイドル時 | ベンチマーク時 | |
ヒートシンク無し | 42℃ | 81℃ |
ヒートシンク有り | 33℃ | 44℃ |

九荻 新
アイドル時で-9℃、ベンチマーク時で-37℃という結果になりました。
千円以下で売られているようなヒートシンクに比べると、高さ(厚み)があるので冷却能力は割と優秀ですね。
千円以下で売られているようなヒートシンクに比べると、高さ(厚み)があるので冷却能力は割と優秀ですね。
レビューまとめ

九荻 新
本当はもっと高さがあるHR10 2280、もしくはファン付きのHR10 2280 PROを買いたかったのですが、私のPC環境だとCPUクーラーと干渉しそうだったので諦めました。
代替案としてArchgon HS-1110を買った訳ですが、干渉の心配もなく、冷却能力も高めなので、概ね満足しています。
欲を言えば、もう少し価格が抑えられていると嬉しいです。
代替案としてArchgon HS-1110を買った訳ですが、干渉の心配もなく、冷却能力も高めなので、概ね満足しています。
欲を言えば、もう少し価格が抑えられていると嬉しいです。