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JONSBO Z20のレビュー!奥行が短いMicroATXケース

JONSBO Z20本体正面 PCケース
九荻 新
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JONSBO Z20のレビューをします。

同製品は奥行が短く(370mm)、ATX電源が使えるMicroATXケース。
付属の取っ手(ハンドル)は取り外しが可能です。

色はBlack、Orange/Black、Pink/Black、White、Pink/White、Orange/Whiteの6色展開となっています。
JONSBO Z20のスペック
対応マザーボードMicro-ATX,Mini-ITX
ドライブベイ2.5インチSSD x3(最大),
3.5インチHDD x1(最大)
拡張スロット4
CPUクーラー高さ164mmまで(Intel CPU)、
高さ163mmまで(AMD CPU)
ビデオカード長さ363mmまで
電源ATX(最大180mm、140mm以下を推奨)、
SFX/SFX-L
サイズ186 x 295 x 370 mm(幅 x 高さ x 奥行、ハンドル無し)
重さ5 Kg

公式サイトを見る

JONSBO Z20の外観と付属品

JONSBO Z20のパッケージ

パッケージサイズは26 x 44 x 38cm。
到着時は全体にビニールが巻かれていました。

日本国内ではJONSBO扱いですが、パッケージにはサブブランドのJONSPLUSの記載があります。

JONSBO Z20のパッケージを開封した様子

パッケージを開封すると付属品が収まっている箱が現れます。

JONSBO Z20本体がパッケージに収まっている様子

箱の下にはケース本体が収まっています。

JONSBO Z20本体正面

本体正面の様子。

JONSBO Z20本体正面右下

正面右下に電源ボタン、USB3.0ポート、イヤホン・マイク端子、USB Type-C端子が配置されています。

机の上にケースを置くなら問題ありませんが、床置きする場合は使いにくいポジションです。

JONSBO Z20本体正面と天板の間

ケース前面と天板側は繋がっているので、取り外しはできません。

JONSBO Z20本体天板側

本体天板側の様子。

JONSBO Z20本体右側面

本体右側面の様子。
メッシュなので中のオレンジが透けて見えます。

JONSBO Z20本体から右サイドパネルを外した様子

右サイドパネルを取り外した様子。

JONSBO Z20本体背面側

背面側の様子。

JONSBO Z20本体底面側

底面側の様子。

JONSBO Z20本体底面のダストフィルターを取り外した様子

底面のダストフィルターはマグネット式で簡単に取り外せますが、とても薄くて折り曲げたりすると跡が取れなくなります。

他の部分のダストフィルターも同様なので、取り扱いには注意が必要です。

JONSBO Z20本体左側面

左側面の様子。

JONSBO Z20本体から左サイドパネルを取り外した様子

左サイドパネルを取り外した様子。

オレンジ色の金具(画像左下)で隠れているフレーム部分は取り外し可能です。
大きめのグラボを使う場合はフレームを外してから取り付けます。

JONSBO Z20本体内部の上側

ケース内部の上側にあるスペースは、背面から伸びている電源ケーブル、マザーボードに挿すCPUケーブルを通すのに使います。

JONSBO Z20本体内部の下側

ケース内部の下側にあるマジックテープはHD AUDIOケーブルやファンケーブルなどを整理するのに使用します。

※写真を取り忘れたのですが、電源ボタン用のケーブルは一体型(Power,Reset,LEDなどが分かれていないタイプ)です。

JONSBO Z20の付属品

パッケージを開けた時に最初に出てきた箱に付属品、マニュアルなどがまとめられています。

付属のマニュアル(ユーザーガイド)はかなり分かりやすく、好印象を持ちました。

JONSBO Z20の付属品の説明

付属品の箱に印刷されている説明です。

JONSBO Z20のサポートステーを組み立てる様子

ビデオカードのサポートステーを組み立てる様子。

JONSBO Z20のハンドルと部品

ハンドルと部品の様子。

左右2つの部品を天板の網目に引っかける>ハンドルを合わせる>付属のねじ(六角か八角)で固定する形です。

マニュアルで詳しく解説されているので、迷う部分はないかと思います。

JONSBO Z20の天板プレートにファンを取り付けた様子

天板側のプレートにファンを取り付けた様子。
簡易水冷を取り付ける際もこのプレートを使用します。

JONSBO Z20にPCパーツを組み込んだ様子(右側)

PCパーツを組み込んだ様子。(右サイド)

画像右側部分の裏配線スペースはゼロなので、余ったケーブルは左側に収めることになります。

JONSBO Z20にPCパーツを組み込んだ様子(左側)

PCパーツを組み込んだ様子。(左サイド)

MicroATXマザーボードを使っている状態で底面に25mm厚ファンを取り付けると、最後(一番下)のPCIeスロットが使えなくなります。

最後のスロットを使いたい方や4スロット占有のビデオカードを使う方は15mm厚ファンを用意する、又はファンなしを選択して下さい。

SFX電源を使用する場合、向きを横向き(この画像)と縦向き(プラグインケーブルが下向き)を選ぶことが可能です。

ATX電源の場合は下向き一択となります。

JONSBO Z20にPCパーツを組み込んだ様子(左側) + 前面側のプレートを取り付けた様子

ケース前面側のプレートを取り付けた様子。
ケーブル隠しとしては幅が狭い印象です。

JONSBO Z20にPCパーツを組み込んで左サイドパネルを閉めた様子

PCパーツを組み込んで左サイドパネルを閉めた様子。
前面側に模様?があるので、ケーブル隠しのように機能します。

私は面倒くさがりなので、これで完了としましたが、気になる方はケーブルを綺麗にまとめてください。

組みやすさと電源について

九荻 新
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コンパクトな割には組み立てやすいかなと感じました。
マニュアル(英語と中国語)もかなりしっかりしているので、手順で困ることもありません。

ただ、使用する電源によって難易度はかなり変わってくると思います。
私はFSP DAGGER PRO ATX3.0 850W(SFX)を用意したのでマシでしたが、ATX電源だとキツイかもしれません。

JONSBO Z20はATXとSFX/SFX-L電源を使用可能ですが、対応する長さには限界があります。
ATX電源の場合、メーカー推奨の電源の長さ(奥行)は140mm(MSI MAG A850GL PCIE5ANTEC GSK850 ATX3.1など)です。

グラフィックボードを搭載しないのであれば、ATX電源でもほとんど影響がありませんが、搭載する際は電源の取付位置が限定されたり、簡易水冷のラジエーターを設置しにくくなったりします。

長いグラボを使う場合は電源ケーブルと干渉する可能性が高いので、SFX電源を用意するのがオススメです。

下記はファンと電源の長さ・取付位置、使えるグラボの長さがまとまった表です。

JONSBO Z20の互換性一覧表

JONSBO公式サイトより引用しました

取っ手(ハンドル)について

九荻 新
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Z20が到着するまでハンドルは飾り程度なのかなと思っていましたが、意外としっかりしていました。
PCパーツを組み込んだ状態で床から机の上に持ち上げる程度は余裕です。

ハンドルの取付方法を見るに外れたりはしなさそうですが、長い時間持ち運んだりするのは心配かもしれません。

ちなみに縦方向(持ち上げる方向)は問題ありませんが、横方向にハンドルを動かすと少しズレます。
これはハンドルの部品にあるツメがひっかける部分(天板の網目)より狭い為です。

動作温度と静音性について

九荻 新
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Z20は前面、天板、底面、右側面がメッシュなので、ミドル程度のPC構成なら特に問題はなさそうです。

私のPCは14400F + 7800 XT。
アイドル時はCPUが35℃、GPUが46℃程度に収まっています。(室温22.4℃)
プレイするタイトルにもよりますが、ゲーム時でも許容範囲内です。
RTX 4090を積んでいるようなハイエンド構成については分かりません。

静音性については期待しない方が良いでしょう。
アイドル時でもファンの音は聞こえますし、ゲーム時は結構な音が漏れてきます。
ヘッドホンをしていれば気にならない程度ではありますが。

購入と在庫について

九荻 新
九荻 新
日本国内ではBlackとPink/Whiteの2種類が扱われていましたが、2024年11月中旬現在はPCワンズに後者が残っているのみ。(→無くなりました)
※オリオスペックではWhiteが扱われていた模様です

Amazonは価格が高い+海外直送となっています。

私は国内でBlackを買おうか迷っていたら在庫がなくなってしまったので、AliExpressで購入しました。
Orange/Blackを選んだ理由はカワイイ + 国内に入ってきていないものが欲しくなったから。

価格は送料(船便)込みで10,323円。
※出品者(ショップ)によっては送料が1万円近くかかる場合があるので、注意が必要です

11月8日の夜に注文>9日に発送>14日に届きました。

ちなみに楽天リーベイツ経由で注文すると2.5%の楽天ポイントがもらえます。
※ポイントバック対象外の出品者は例外です

2025/11/25現在、PCワンズにブラックとホワイトピンクが再入荷しています。

レビューまとめ

九荻 新
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JONSBO Z20が買いたくなった経緯は、これまでASUS Prime AP201を床置きで使っていた>新しく買った液タブのケーブルが短くて、PCを机の上に置くしかない状態になった>机の上に置くならもう少しコンパクトなケースが欲しい>JONSBO Z20が良さそうといった感じです。

AP201(33L)と似た方向性のケースであるLian Li A3-mATX(26.3L)も選択肢と挙がっていました。
この2つは360mmラジエーターを使えるので、拡張性を残しておきたい方向けかと思います。
日本国内で入手できるのもメリットです。

私の場合は拡張性よりもコンパクトさが重要だったのでZ20(20L)を選びました。
その結果、少しですが机の上のスペースが広くなり、圧迫感も減ったので満足しています。
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