ATXミドルタワーPCケース EVGA DG-75(150-B0-2020-KR)のレビューをします。
色は黒と白の2色展開。
黒に比べて、白方が$10高い価格設定です。
まずはスペックの確認から始めます。
モデル | DG-75 |
---|---|
型番 | 150-B0-2020-KR |
ケースタイプ | ミドルタワー |
寸法 | 470 x 211 x 477 mm |
実重量 | 8.79 kg |
対応ドライブ |
2 x 3.5(内部) 2 x 2.5’’(内部) |
拡張スロット | 7 |
対応マザーボード | Mini ITX,Micro ATX,ATX |
EVGA DG-75(150-B0-2020-KR)のレビュー
パッケージ(ダンボール)に直接伝票が貼られた状態で届きました。
パッケージを開くと、こんな感じで収まっています。
本体と梱包材を取り出した様子。
ガラスが使われているPCケースなので心配でしたが、問題ありませんでした。
付属品は下記。
- 取扱説明書
- DG-7ステッカー
- 手回しネジ用のEVGAロゴシール
- ネジ類と結束バンド
- バーティカルマウント用の固定具
- 電源ユニット取付用の金具
ケース前面の様子。
ケース前面のガラスを外した様子。
ダストフィルターが装着されています。
ダストフィルターを取り外した様子。
前面には120mm x3 or 140mm x2のファンを設置できます。
ケース天板側の様子。
こちらはメッシュ状になっています。
ケース天板ボタン類の様子。
左からリセットボタン、ヘッドホン、マイク、USB3.0 x2、電源ボタンとなります。
ケース右側面の様子。
こちらはガラスパネルで、4つの手回しネジで固定されています。
ケース内部の様子。
DG-75にはデフォルトでファンが2つ付属しています。
※モデルによってファンの数は変わります
ケース内下部の様子。
このカバーは外れません。
フロント側はスペースが広いので、厚めのラジエーターも設置できます。
マニュアルによれば、長さは最大360mmまでです。
ケース内上部の様子。
ファンは120mm x3 or 140mm x2を設置できます。
スペースが狭いので、ラジエーター+ファンを取り付けるのは難しいです。
120mmサイズなら設置できましたが、それ以上のサイズとなるとマザーボード上のヒートシンクやメモリなどに干渉します。
ケース背面の様子。
ケース左側面の様子。
こちらは背面の手回しネジ x2で固定されています。
サイドパネルを取り外す時は背面側に引く形です。
ケース左側面のサイドパネルを外した様子。
下部には電源ユニットが収まります。
その上に2.5インチデバイス用トレイ x2があり、更に上は大型カットアウトです。
ケース前面側(左)にあるのは3.5インチデバイス用トレイ x2。
一般的にはHDD設置に使います。
2.5インチデバイス用トレイのアップ。
手回しネジを回してトレイを外し、SSDなどを裏からネジで固定、元の位置に戻すという形になります。
3.5インチデバイス用トレイのアップ。
使い方は2.5インチ用と変わりません。
実際にHDDとSSDを設置した様子。
ケース底面の様子。
ケース底面のダストフィルターはペラペラです。
天板を取り外した様子。
ダストフィルターは取り外すことができます。
前面パネルを取り外した様子。
天板も前面パネルも、画像真ん中に写っている金具で固定されています。
初めて取り外す時は力の入れ具合が分かりにくいですが、わりと丈夫なので力を入れても問題ありません。
ケース内にPCパーツを組み込んだ様子。
天板を取り外した時は、スイッチなどがむき出しになるので、注意してください。
上でも書きましたが、ラジエーターは360mmまでです。
画像に写っているいるのは280mmタイプとなります。
裏配線のスペースは狭いので、ケーブルはHDDの横当たりにまとめる必要があります。
ビデオカードの右側は通常閉まっていますが、作業がしにくいので、わたしは取り外しました。
電源は付属の金具を取り付けて、その後にケース背面側から挿入する形です。
ビデオカードなどを垂直設置する場合は、マザーボード用の固定具を取り付け、その上にライザーケーブルを載せて、ネジ止めします。
ちなみにDG-75にはライザーケーブルが付属していません。
長所
- 3.5インチデバイスを裏側に設置できる
- HDDを裏側に設置できるので、ケース内の邪魔になりません。
また、熱源(CPUやGPU)から遠いので、ファンの風が当たらなくても、問題ない温度で運用できています。
ただ、夏にエアコン無しの状態だと厳しいかもしれません。 - 3年保証
- EVGAユーザーにはお馴染みの長期保証です。
まぁ、初期不良さえ回避できれば、問題が出にくいパーツではありますが。
短所
- 窒息ケースである
- 片側にしか前面吸気口が無い為、かなり窒息ぎみです。
前面のガラスを取り付けた状態と取り外した状態で、CPUの温度が10度ぐらい変わるので、わたしはガラスを取り外しました。 - 質感は値段なり
- 塗装が甘かったり、前面ガラスの穴の精度(位置)が悪かったりします。
購入について
わたしはamazon.com(米尼)から個人輸入し、総額は$213.73。
内訳は下記。
購入時の価格:$89.99
配送料:$100.48
税の前払い(Import Fees Deposit):$23.26
普段は一番速いAmazon Global Priority Shippingを選ぶのですが、かなり高かったので、一番安い配送方法を選びました。
12月20日に注文して、21日にi-parcelで発送、受け取ったのが1月6日なので、2週間ちょっとかかったことになります。
年末年始を挟まなければ、おそらくもう少し短くなったでしょう。
amazon.com(米尼)での購入方法については、下記記事を参考にしてください。
EVGA製品をamazon.com(アメリカ 通称:米尼)で購入・個人輸入する方法
思ったこととか
値段が安かったのでDG-75を選びましたが、結局後からライザーケーブルを別途購入したので、DG-77とあまり変わらない値段になってしまいました。
これなら、最初からライザーケーブルが付属しているDG-77を選べば良かったです。