Fractal Design Define R5 Titanium Greyのレビューをします。
同製品はミドルタワーの定番PCケースで、静音性と高い拡張性を備えていることが特徴です。
色はTitanium Grey、Black Pearl、Whiteの3色展開となっています。
モデル | Define R5 Titanium Grey |
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型番 | CS4988 FD-CA-DEF-R5-TI |
ケースタイプ | ミドルタワー |
寸法 (H x W x D) | 451 x 232 x 521 mm |
実重量 | 11.2 kg |
ドライブベイ | 2 x 5.25’’(外部) 8 x 3.5’’ or 2.5’’(内部) 2 x 2.5’’(内部) |
拡張スロット | 7 |
対応マザーボード | Mini ITX,Micro ATX,ATX |
2018/11/13追記
結構前にDefine R6が発売されていたみたいです。
気づきませんでした。
Fractal Design Define R5 Titanium Greyのレビュー
パッケージサイズは33x53x61cm。
伝票直張りかなと思っていましたが、ラップのようなものが巻かれていました。
本体正面の様子。
フロントドアを開けた様子。
ドア裏には吸音シートが貼られています。
フロントI/Oは、左からヘッドホン、マイク端子、リセットボタン、電源ボタン、USB2.0 x2、USB3.0 x2となっています。
フロントドアは、逆開きにすることも可能です。
天板の3つの板を外すとメッシュになっており、ファンを3つ搭載することができます。
本体左側面の様子。
小さい四角はファンを取り付ける際には外します。
左サイドパネル内側の様子。
全面に吸音シートが貼られています。
ケース内部の様子。
ケース内部のHDDケージを取り外すと、440mmまでのグラフィックスカードを設置できます。
下部のHDDケージを外したい場合は、ケース底面のネジを取り外す必要があります。
ケース背面の様子。
右サイドパネル内側の様子。
こちらにも吸音シートが貼られています。
右サイドのケース内部の様子。
2つの白い長方形は2.5インチドライブベイです。
ケーブルはマジックテープでまとめることができます。
ケース底面にはダストフィルターが付いています。
底面のダストフィルターを取り外した様子。
付属品はユーザーガイドとネジ類のみです。
2.5/3.5インチ共用ドライブベイの様子。
2.5インチは中央4つのネジで固定、3.5インチは両端の穴に防振ゴムを入れてネジで固定する形です。
ケース前面のダストフィルターを外した様子。
ここからファンの交換・設置を行えます。
下部にファンを取り付ける場合でも、HDDケージの取り外しは必要ありません。
ケースにPCパーツを組み込んだ様子。
長所
- 静音寄りにも冷却寄りにも対応できる
- ファンの回転数を絞れば、かなりの静音PCにできます。
逆にファンを増設して、天板などを開けてやれば、冷却能力の高いPCにすることも可能です。 - コンパクトである
- ミドルタワーとしては普通のサイズかもしれませんが、これまで巨大なPCケース(Thermaltake Core WP100)を使っていたので、とても小さく感じますし、圧迫感もなくなりました。
- 組みやすい
- 自作PC初心者でも組みやすいケースです。
迷うことはほとんどないでしょう。
短所
- ケース上部にあるケーブルホールが狭い
- マザーボードを設置した上に裏配線用のケーブルホールがあるのですが、狭くてファンケーブルぐらいしか通りません。
EPS12Vケーブルを通したかったので、これは残念です。 - 塗装が甘いところがある
- ケース内側ですが、きちんと塗装されていない(薄い)場所がありました。
購入候補に挙がった他のPCケース
最初はEVGA DG-7シリーズを検討していたのですが、送料がかなり高くなることと詳細情報がなかなか出てこないことから見送りました。
次にAntec P110 silentに目をつけましたが、注文から発送までに時間がかかりそうだったので、あきらめた次第です。
思ったこととか
実際に買ってパーツを組み込んだ感想は、よく出来ているなぁというものです。
値段も手頃ですし、組みやすいので、人気があるのもうなずけます。
欲を言えば、ケーブルホールをどうにかして欲しかったですが、きっと次回作(Define R6?)では直してくれるでしょう。
期待しています。