同製品はMicroATX対応のコンパクトな自作PCケースで、一般的なATX電源を使用できることが特徴です。
360mmクーラーや338mmまでのビデオカードも搭載できます。
対応マザーボード | Micro-ATX,Mini-ITX |
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ドライブベイ | 2.5インチベイ x1, 2.5/3.5インチコンボベイ x3 |
拡張スロット | 4 |
CPUクーラー | 高さ170mmまで |
ビデオカード | 長さ338mmまで |
電源 | ATX(140-180mm) |
サイズ | 205 x 350 x 460 mm |
重さ | 5.8 Kg |
ASUS Prime AP201の外観と付属品
本体を前面側から見た様子。
ケース前面の端子は左からUSB Type-C、ヘッドホン、マイク、電源ボタン、USB 3.0 x2。
LED用コネクターをマザーボードに接続すると、電源ボタンの周りが光るみたいです。
左側面の様子。
右側面の様子。
背面側の様子。
底面にはダストフィルターが取り付けられています。
マグネット式なので、簡単に着脱可能です。
ダストフィルターを取り外した様子。
底面にはファンやHDD、SSDを取り付ける際に使う穴があります。
ケース内部の様子。
リアには120mmファンが付属します。
サイド、フロント、トップのパネルはツールレスで取り外すことが可能です。
ケース前方のカバー(電源隠し)を取り外した様子。
カバーの取り外しにはプラスドライバーが必要です。
右側面内部の様子。
電源はケース前面側に固定する形なので、背面側からケーブルが伸びています。
付属品は下記。
- ユーザーマニュアル
- 結束バンド
- ねじ類
- ゴムワッシャー(HDDやSSDの取り付けに使います)
- 謎のパーツ 2個
右下(謎のパーツ)はおそらくサイドパネル等の突起を受ける部分の予備だと思います。
天板を取り外した様子。
電源の位置にもよりますが、最大で120mmファンを3個取り付けられます。
前面カバーを取り外した様子。
電源の位置は3段階です。
マニュアルに記載があるので、自分のパーツ構成に合ったものを選んでください。
ケース内にパーツを全て組み込んだ様子です。
底面には一般的な120mmファン(120mm x 120mm x 25mm厚)を設置できます(接触もしません)が、スペースは広くないので取り付ける手順を考える必要があります。
ファン端子をマザーボードに接続>ファン本体をねじで固定>ビデオカードを取り付ける順番が作業しやすいです。
先にファンを固定してしまうと、端子を挿しにくくなります。
※Thermalright TL-C12015のような15mm厚ファンの場合、後からケーブル類を配線するスペースができるので無難です
裏配線スペースは狭いので、フラットケーブルタイプの電源がオススメです。
余ったケーブルは白い結束テープがある部分、もしくは電源下に押し込むことになります。
※右側面にはカバー(電源隠し)がある為、電源下に入れてもあまり目立ちません
レビューまとめ
裏配線スペースは狭めですが、電源下にケーブルを押し込んだことで何とかなりました。
サイドパネルが閉まらないということもありません。
欲を言えば、結束用のマジックテープがもう少し長めだと使いやすいかなと思います。
底面ファンと全体メッシュ構造のおかげで、CPUもGPUも十分冷えているので、結構気に入っています。
高さが抑えめなので、足元に置いても邪魔になりにくいです。
購入前に検討したケース(MicroATX + ATX電源)としては、IN WIN A3とGALAX Revolution-03が挙げられます。
この2つはAP201に比べると、奥行が短めです。
他に気になったのはSilverStone ALTA G1Mで、こちらはATX電源ではなくSFX,SFX-L対応となります。
355mmまでのビデオカードを使えるのは魅力的ですが、電源を買い替えるのがコスト的に嫌だったので見送りました。
追記:他に気になっているPCケースについて
一つ目はLian Li A3-mATX。
AP201(33L)に比べると少しコンパクトな26.3Lですが、360mmラジエーターや最大415mmのグラボを搭載できる点など、ケースとしての方向性は近いと思います。
大きく違うのはサイド側にもファンや簡易水冷クーラーを設置できる点です。
二つ目はJONSBO Z20。
こちらは20Lなので、よりコンパクトなケースが欲しい方向けになります。
ラジエーターは240mmまで、グラボは最大363mmまでです。