同製品は31.5インチのWQHDゲーミングモニターで、Fast IPSパネルであること、大迫力なゲームや映画を楽しめることが特徴です。
購入時の価格は34,800円。
5%OFFクーポンを使うと、33,062円まで下がりました。
Dell 32 USB-C ゲーミングモニター – G3223D(公式サイト)
パネル種類(視野角) | Fast IPS(178°/178°)、非光沢、フラットパネル |
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パネルサイズ | 31.5インチ |
サイズ(スタンド付き最低ポジション) | 71.315 x 45.6 x 24.694 cm |
解像度 | WQHD(2560 x 1440px) |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
明るさ | 400cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
AMD FreeSync Premium Pro | 対応 |
入力端子 | DisplayPort 1.4, HDMI x2, USB-Cアップストリーム / DisplayPort 1.4 Altモード, USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム、バッテリー充電1.2, USB 3.2 第1世代 ダウンストリーム, ヘッドフォン (ミニジャック) |
HDR | HDR400対応 |
スタンド | チルト、スイーベル、高さ調整対応 |
保証 | 3年間(無輝点保証+先出し交換) |
Dell G3223Dの外観と付属品
パッケージサイズは15 x 93.8 x 51 cm。
取っ手は付いていません。
パッケージを開封した様子。
上段には台座と付属品が収まっています。
下段にはモニター本体とスタンドが収まっています。
本体背面の様子。
スタンド取付場所の様子。
VESA100mmピッチに対応しているので、モニターアームも取り付けられます。
赤枠部分はスタンドの取り外しボタンです。
背面下部には電源端子、HDMI x2、DisplayPort、USB Type-C端子が配置されています。
背面右下にはUSB端子 x2とイヤホン端子があります。
背面左下にはOSDジョイスティックとボタン、赤枠部分には独立した電源ボタンがあります。
付属品は下記。
- 取扱説明書
- 電源ケーブル
- DisplayPortケーブル
- USB Type-Cケーブル
- 安全に関する注意書き
幅140cm x 奥行75cmの机に設置した様子。
正面から見た様子。(約80cm)
約50cmから正面を見た様子。
これだと近すぎて使いにくく感じます。
台座を一番下まで下げた様子。
台座を一番上まで上げた様子。
他にチルトとスイーベルにも対応しています。
視野角と表示領域、応答速度など
上と左右はベゼルレス(フレームのみ)、下側はベゼルありとなっています。
Fast IPSというだけあって、応答速度も全く問題ありません。
OSDメニューでデフォルトは高速に設定されていますが、より速い超速、最速に変更することも可能です。
斜め上から見た様子。
斜め下から見上げた様子。
斜め左から見た様子。
斜め右から見た様子。
画面左上を撮った様子。
表示領域は上から5mm、左右は約6mm内側です。
画面左下を撮った様子。
表示領域は下から2mm内側です。
OSDメニューと設定
操作方法は押し込みでOSDメニューの表示、右で各メニュー項目を選択、さらに右で詳細を選択。
スティック下のボタンはショートカットキー(割当変更可)となっています。
ゲーミング機能としてはタイマーやフレームレート、クロスヘアの表示、可視性や鮮明さを向上させることも可能です。
OSDメニューのゲームではプリセットや応答時間(オーバードライブ)などを設定できます。
輝度/コントラストではタイトル通りの2項目を調整できます。
入力信号では使用する入力端子を選択できます。
ディスプレイでは入力カラー方式やHDRなどを設定できます。
PIP/PBPではオン・オフを設定できます。
オーディオではイヤホン端子の音量を調整できます。
メニューではOSDの表示言語などを設定できます。
カスタマイズではショートカットキーやLEDなどを設定できます。
その他ではファームウェアやサービスタグを確認できます。
背面LEDの消灯ついて
同バージョンは電源ボタンのLEDのみ調整可能です。
背面LEDを消したい方はファームウェアをバージョンM3C102にアップデートする必要があります。
Dell公式サイトからDell G3223Dモニター用ファームウェア アップデートをダウンロードして実行してください。
※自己責任でお願いします
アップデート作業の際はPCとモニターのUSBケーブル接続が必要です。
無事にアップデート作業が終わると、OSDメニュー>カスタマイズに照明という項目が追加され、背面LEDを消灯できるようになります。
32(31.5)インチの長所と短所
アクションやRPG、レースゲームなどをプレイするのにも良いですし、映画鑑賞にも最適です。
その一方、競技としてFPSゲームをプレイするのには向いていません。
画面が大きい分、どうしても視線移動が多くなり、一目で全体を把握することが難しくなります。
※もちろんカジュアルにFPSをプレイする分には問題ありません
あと知っておくべきことは、机に一定以上の奥行(私は奥行75cmの机を使用)があった方が良いこと。
距離が近すぎると、どうしても画面が見にくくなります。
他の購入候補
グリーンハウスの方はIGZOパネルが採用されていること、LGの方は応答速度が速い(詳しくはちもろぐさんのレビューで確認を)ことが特徴です。
最終的にDell G3223Dを選んだ理由は独立した電源ボタンがあること(ジョイスティックと電源ボタン共用が好きではない)、HDR400に対応していること、31.5インチであること(老眼で小さい文字はツラい)。
あとは保証がしっかりしていること(先出し交換してくれる)や価格がガッツリ下がったこと(5千円ほど)も大きいです。
※Dellの3年保証(プレミアム パネル交換)では、不良品(輝点も含む)に当たった時や製品の調子が悪くなった時に良品を先送りしてくれる為、ダウンタイムが少なくて済みます
レビューまとめ
元々低価格なモニターでHDRをオンにするとバンディングがエラいことになる製品もありますが、Dell G3223Dでは少なめ(実用の範囲内)に収まっています。
31.5インチでWQHDだとドットピッチ(画素ピッチ)が広すぎて荒く感じると言われることもないではないですが、私は気になりません。
23.8インチ フルHDモニターと大体同じくらいのピッチです。
※私は老眼なので27インチ WQHDだと文字サイズが小さく感じます(100%表示)
G3223Dが向いているのはゲームや映画に迫力を求める方。
27インチクラスでもそれなりに迫力はあるものの、31.5インチになるとそれを越える大迫力で楽しめます。
定価は72,800円ですが、2023年7月上旬現在は半額以下の34,800円まで下がっているので、購入する大チャンスです。