同製品は23.8インチのゲーミングモニターで、Fast IPSが採用されていることや内蔵スピーカーが搭載されていることが特徴です。
価格は25,980円とかなり抑えられています。
パネル種類(視野角) | Fast IPS(178°/178°)、非光沢、フラットパネル |
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パネルサイズ | 23.8インチ |
サイズ(スタンドを含む) | 539.94 x 400.18 x 142.56mm |
解像度 | フルHD(1920 x 1080px) |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms(GTG) |
明るさ | 350nits(Max) |
コントラスト比 | 1000:1 |
AMD FreeSync Premium | 対応 |
入力端子 | DisplayPort 1.4[144Hz] x2, HDMI 2.0[144Hz] x2, AUDIO OUT |
HDR | 非対応 |
スタンド | チルト対応 |
型番 | PX248PA |
保証 | 3年間(一部パーツは2年間) |
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
Pixio PX248 Prime Advancedの外観と付属品
PX248 Prime Advancedのパッケージサイズは62.1 x 47.2 x 11.7cmで取っ手付きになっています。
パッケージから中身を引き出した様子。
側面にはケーブルや電源アダプタなどの付属品が収まっています。
本体が梱包材に収まっている様子。
包んでいる袋は片面(液晶側)がクッションタイプです。
本体背面の様子。
スタンドの少し上にVESA100mmピッチのネジ穴が配置されています。
モニターアームを使う場合は下側のネジでスタンドを取り外してください。
スタンドを取り外した様子。
モニターアームはこの状態にしないと使えません。
背面左下には盗難防止用の鍵穴があります。
スタンドの右方向には端子類が集められています。
左から電源、HDMI2.0 x2、DisplayPort x2、イヤホン端子です。
電源ボタン兼OSD操作スティックはスタンドの内側にあります。
表側から見た時の位置は中央下部にあるPixioロゴの真裏です。
付属品は下記。
- 取扱説明書(台紙)
- 台座
- プラスドライバー
- 電源アダプター
- DisplayPortケーブル
台座裏には滑り止めが3つあります。
スタンドと台座の取り付けは底面側のネジを締めるだけで行えます。
台座は割とコンパクトなので、ケーブルの抜き差しや本体の移動を行う際は注意してください。
フレームをしっかり抑えずに作業すると倒れやすいです。
本体正面から撮影した様子。
右下にはLEDがあり、使用中は青く点灯します。
最大限上向きにした様子。
最大限下向きにした様子。
幅140cm x 奥行75cmの机に設置した様子。
実際に使用した時のイメージ。(モニター表面から約80cm)
実際に使用した時のイメージ。(モニター表面から約50cm)
奥行75cmの机で一番奥に設置すると遠い感じなので、少し前に出した方が良いでしょう。
視野角と表示領域、応答速度など
見る角度による色変化が気になる場面もありません。
VAパネル採用モニターでは暗い場面で残像が出やすいことがありますが、PX248PAはダークモードやゲームの暗い状況も全然OKです。
斜め上から見た様子。
斜め下から見た様子。
斜め左から見た様子。
※左上の方が波打っているように見えますが、これは肉眼では見えません
斜め右から見た様子。
上と左右の表示領域はフレームから約4mm内側です。
下側の表示領域はベゼルから約2mm内側となります。
OSDメニューと設定
スティックを押し込まずに上下左右に倒すと、割り当てられたショートカット(下記)が起動します。
上:入力端子の選択
下:明るさの調整
左:プリセットの変更
右:ゲームアシスト(タイマー、クロスヘアー、FPSカウンター)
Displayでは明るさやコントラストを変更できます。
Colorでは色温度やブルーライトの調整を行えます。
Gaming SetupではFreeSyncやOverdriveを設定できます。
Inputでは入力端子を選択できます。
デフォルトはAuto Select(自動選択)です。
System Setupでは言語やオーディオを調整できます。
日本語表示にしたい場合はLanguageから設定してください。
User Dataではお気に入りの設定をセーブ・ロードできます。
内蔵スピーカーについて
予算が少ない方やこだわりがない方はまず内蔵スピーカーを試してみましょう。
その一方で良い音質で音楽を聞きたい、FPSで音の方向を聞き分けたいなどのこだわりがある方は、別途スピーカーやヘッドセットを用意することをオススメします。
さすがに内蔵スピーカーでそれらの望みをかなえるのは難しいです。
レビューまとめ
Fast IPS採用で応答速度や視野角に不満がでないこと、スピーカー内蔵で予算を抑えられることもメリットとして挙げられます。
27インチクラスに比べると迫力や没入感で劣りますが、視線移動が少なくて済むので誰にでも扱いやすいモニターです。
価格も25,980円と抑えめですし、フルHDのゲーミングモニターで迷った時はPX248PAを選べば間違いありません。
ただしHDRは非対応となります。
使用する予定がある方はPX257 Primeを検討してみてください。