
同製品は27インチVAのゲーミングモニターで、WQHD解像度+165Hz対応であることや湾曲パネルが採用されていることが特徴です。
現在はFast VAパネルが採用された後継製品 PXC277 Advancedが販売されています。
パネル種類(視野角) | VA(178°/178°)、非光沢、湾曲(1500R) |
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パネルサイズ | 27インチ |
サイズ(スタンドを含む) | 611.3 x 462.4 x 251.8mm |
解像度 | WQHD(2560 x 1440px) |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
明るさ | 350cd/㎟ |
コントラスト比 | 4000:1 |
AMD FreeSync Premium | 対応 |
入力端子 | DisplayPort 1.2[165Hz] x2, HDMI 2.0[144Hz], USB,AUDIO OUT |
HDR | 対応 |
スタンド | チルト対応 |
型番 | PXC277 |
保証 | 3年間(一部パーツは2年間) |
メーカー公式サイト
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
Pixio PXC277の外観と付属品
PXC277のパッケージは70 x 18.3 x 46.3で取っ手付きになっています。
パッケージから中身を引き出した様子。
側面には付属品が収まっています。
モニター本体が梱包されている様子。
袋は片面がクッションタイプになっています。
本体背面の様子。
ビニールが4枚貼られているので、使用前にはがしてください。
背面中央にスタンドを取り付けるところとVESA100mmピッチのネジ穴があります。
スタンドを取り付ける際はカチッと音が鳴り、きちんと固定されていることを確認しましょう。
背面左下に電源ボタン兼OSD操作スティックがあります。
背面のやや右(端子類の右上)に盗難防止用の鍵穴があります。
中央下部に端子類が集められています。
左から電源端子、USB、HDMI 2.0、DiplayPort 1.2 x2、イヤホン端子です。
付属品は下記。
- 取扱説明書(台紙)
- スタンド
- 台座+ネジ2本
- モニターアーム用プレート
- 電源アダプター
- 電源ケーブル
- DisplayPortケーブル
台座裏には滑り止めゴムが取り付けられています。
スタンドに台座を取り付ける際は底面側からネジ止めするだけです。
※プラスドライバーは別途用意してください
本体正面の様子。
右下にLEDがあって、パソコンの電源が入っている時は青く光ります。
※入力信号が無い場合は赤点滅です
本体を側面から撮ると湾曲していることがよく分かります。
最大限上向き(15°)にした様子。
最大限下向き(-5°)にした様子。
幅140cm x 奥行75cmの机に設置した様子。
実際に使用した時のイメージ。(モニター表面から約80cm)
実際に使用した時のイメージ。(モニター表面から約50cm)
視野角と表示領域、応答速度など

一般的な使い方・配置であれば、見る角度による色変化が気になる場面はありません。
応答速度も基本的に問題はなく、ゲームや動画鑑賞を楽しめます。
ただし、ダークモードや真っ暗な場面では少し遅延を感じやすいです。
斜め上から見た様子。
斜め下から見た様子。
斜め左から見た様子。
斜め右から見た様子。
上と左右の表示領域はフレームから約6mm内側です。
下側の表示領域はベゼルから約2mm内側です
OSDメニューと設定

OSDを表示せず(押し込まず)に上下左右に倒すと割り当てられているショートカットが起動します。
上:入力端子の選択
下:明るさの調整
左:プリセットの変更
右:ゲームアシスト(タイマー、クロスヘアー、FPSカウンター)
OSDメニューのディスプレイでは明るさやコントラストを変更できます。
Colorでは色温度やブルーライトフィルターを調整できます。
ゲーミング設定ではFreeSyncやHDRを切り替えられます。
入力では使用する端子を選択できます。
デフォルトは自動選択です。
SystemSetupでは言語の変更やリセットを行えます。
デフォルトの表示言語は英語になっています。
User Dataではお気に入りの設定をセーブ、ロードできます。
レビューまとめ

WQHD(2560x1440px)解像度はフルHD(1920x1080px)よりも高精細・高画質な画面でゲームを楽しめます。
また仕事などで使う際にも作業領域が広く、効率が上がるのも特徴です。
27インチの湾曲パネルは24インチクラスにはない迫力、フラットパネルよりも優れた没入感が得られます。
ゲームをより楽しみたい方、ゲームにより集中したい方にとってこれは大きなメリットといえるでしょう。
WQHD+165Hzはとても滑らかな描画を実現する一方、フルHDに比べて要求されるパソコンの性能(特にビデオカード)は上がりますが、WQHD解像度のキレイさにはそれだけの価値があります。
スペック的にはどんなゲームもOK。
アクションやシミュレーション、RPGゲームなど幅広いジャンルをプレイするゲーマーの方がWQHDの良いところを体感しやすいです。
FPSやTPSがメインの方はフルHD+240HzのPXC279も検討してみてください。
