同製品はWQHD(2560x1440px)+144Hzのゲーミングモニターで、応答速度1msやHDR対応などが特徴です。
パネルにはTNが採用されており、新品価格は32,980円(9月6日現在)となっています。
パネル種類(視野角) | TN(178°/160°) |
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パネルサイズ | 27インチ |
サイズ(スタンドを含む) | 616 x 464.8 x 251.8mm |
解像度 | 2560 x 1440px @144Hz(16:9) |
応答速度 | 1ms(GTG) |
明るさ | 400cd/㎟ |
コントラスト比 | 1000:1 |
AMD FreeSync Premium | 対応 |
入力端子 | DisplayPort 1.2(144Hz), HDMI 2.0(144Hz), HDMI 1.4(75Hz) |
HDR | 対応 |
スタンド | チルト対応 |
型番 | PX278 |
保証 | 3年間(パネルとメイン基板を除く) |
メーカー公式サイト
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
Pixio PX278の外観と付属品
PX278のパッケージは取っ手付きで、サイズは70.5 x 53 x 16.5cm。
実際にはパッケージを保護するためのダンボールも付属します。
パッケージから中身を引き出した様子。
側面に付属品が収まっているので、横倒しにしてから取り出すのがベストです。
梱包材がモニター本体が収まっている様子。
本体はクッションタイプの保護材で包まれています。
製品内容(付属品)は下記。
- 取扱説明書(台紙)
- 電源アダプタ
- 電源ケーブル
- DisplayPortケーブル(DP1.2、1.5m)
- 台座+固定ネジ2本
本体背面の様子。
上部と下部の左右に給排気用のスリットがあります。
Pixioロゴの下、スタンドの付け根部分にはVESA100mmピッチ用のネジ穴があります。
スタンドは下側にあるレバーを上げると簡単に取り外せます。
スタンドを取り外した様子。
モニターアームや汎用スタンドを使用する場合はこの状態にしてください。
背面の左下には電源ボタン兼OSD操作スティックがあります。
背面中央下部に入力端子類があります。
左から電源端子、USB、HDMI1.4、HDMI2.0、DisplayPort1.2、イヤホン端子です。
背面の右下にはケンジントンロック用の穴があります。
※盗難防止用のケーブルなどを接続する場所です
台座裏側の様子。
赤枠の3か所にはゴムが取り付けられているので、机の上で滑るようなことはありません。
台座はスタンドに押し込んでネジ止めするだけで取り付けられます。
※プラスドライバーは付属していないので自前で用意してください
本体を前から撮影した様子。
上と左右はフレームレスになっています。
本体を真横から撮った様子。
本体を最大限上向きにした様子。
本体を最大限下向きにした様子。
本体右下にはLEDが有り、電源オン時で入力信号がある場合は青く光ります。
※モニターが電源オンで入力信号が無い場合は赤です
幅140cm x 奥行75cmの机に設置した様子。
机の表面からモニターのフレーム下側までは約10.2cmです。
視野角と表示領域
本体正面から見た様子。
斜め上から見た様子。
斜め下から見た様子。
斜め左から見た様子。
斜め右から見た様子。
上と左右は金属部分(細いフレーム)の約5mm内側からが表示領域です。
下はフレームの約4mm内側からが表示領域となります。
OSDメニューと設定
メニューを表示せずに上下左右に倒すと割り当てられたショートカットが起動します。
上:入力端子の選択
下:明るさの設定
左:プリセットメニューの表示
右:ゲームアシスト機能の表示
Display項目では明るさやコントラストなどを変更できます。
Color項目では色温度やブルーライトフィルターなどの設定を行えます。
Gaming SetupではFreeSyncやOverdrive、HDRなどの設定を行えます。
Input項目では入力端子を選択できます。
デフォルトはAuto Select(自動選択)です。
System Setup項目では言語の変更(日本語有り)やAudioなどの設定を行えます。
User Dataではお気に入りの設定をセーブし、ゲームや作業に合わせてロードすることができます。
レビューまとめ
WQHDはフルHDに比べて表示領域が広く、ゲームでも普段使いでも扱いやすく感じます。
27インチで動画やゲームの迫力が出やすいことや没入感が増すこともポジティブです。
解像度が上がる分、当然要求される性能は高くなりますが、設定を調整すればミドルクラスのビデオカードでも144Hzでヌルヌル動作を狙えます。(軽めのゲームなら)
同等スペックの他社製モニターと比べてもPX278は2千円ほど安く、3年保証が付くのも大きなメリットです。
弱点はTNパネル特有の視野角の狭さでしょう。
これについては記事内で触れましたが、正面から見えるように調整・工夫をすれば特に問題ありません。
(デザイン作業など、厳密な色表示が必要な場合を除く)