同製品はIPv6 IPoE対応のWi-Fi6ルーターで、最大通信速度は4324+574Mbpsです。
発売予定日は8月12日(木)となっています。
ワイヤレス規格 | IEEE 802.11ax/ac/n/a 5GHz, IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4GHz |
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Wi-Fi速度 | 5GHz: 4324Mbps (802.11ax,HE160), 2.4GHz: 574Mbps (802.11ax) |
プロセッサー | 1.5GHz トリプルコアCPU |
Wi-Fi暗号化 | WPA,WPA2,WPA3, WPA/WPA2-Enterprise (802.1x) |
ゲストネットワーク | 5GHz ゲストネットワーク x1, 2.4GHz ゲストネットワーク x1 |
インターフェイス | 1Gbps WANポート x1, 1Gbps LANポート x4, USB 3.0ポート x1 |
アンテナタイプ | 高性能固定アンテナ x6 |
プロトコル | IPv4,IPv6 |
サービスキット | HomeShield |
保証期間 | 3年間 |
※この記事は製品をご提供いただき執筆しています
TP-Link Archer AX4800の外観と付属品
Archer AX4800のパッケージサイズは33×26.5x12cm。
推奨利用環境は戸建てで3階、マンションは4LDK、最大接続台数は80台です。
パッケージ裏では主な特徴の解説や図解が行われています。
内箱を開封した様子。
一番上に本体、その下に付属品が収まっています。
製品内容(付属品)は下記。
- AX4800本体
- かんたん設定ガイド
- LANケーブル
- Wi-Fi6ルーターにWi-Fi接続できない場合は
- 保証書
- Wi-Fi情報シール
- 電源アダプタ
本体上面とアンテナ部分に貼られているフィルムは、使用前にはがしておきましょう。
本体上面の様子。
放射状に見える部分はスリットで排熱を行えるようになっています。
本体前面の様子。
LED表示はデフォルトでオンですが、管理画面やアプリから消灯できます。
本体右側面のアンテナ下にあるのはUSB3.0ポートです。
USBメモリや外付けHDDを接続すれば、簡易NASやTime Machine用として使えます。
逆側の左側面には何もありません。
本体背面の様子。
左からLED、WPS、Wi-Fiボタン、Resetスイッチ、ギガビットLANx4、ギガビットWAN、電源ボタン、電源端子です。
本体底面にはゴム足と壁掛け用の溝があります。
※白塗り部分には認証情報やデフォルトのWi-Fi情報が記載されています
AX4800を壁掛けした様子。
アンテナは好きな向きに変えられます。
壁掛けフックを使う場合、間隔を16.4cmにするとちょうどよいです。
初期設定方法(手順)
スマホアプリのTether(iOS / Android)を使った初期設定方法を紹介します。
PCで設定する場合はArcher AX73のレビューを参考にしてください。
1.アプリをダウンロード+インストールしたら起動します。
プライバシーポリシーと利用規約を読み、同意をタップしてください。
アプリの権限についての案内が表示された場合は、それに従って設定を行います。
2.TP-Link IDとパスワードを入力して、ログインをタップ。
TP-Link IDをお持ちでない方は下部の作成をタップします。
3.デバイスが検出されませんでしたと表示された場合は、AX4800のデフォルトWi-Fiに接続してください。
(スマホ側で設定します)
デフォルトのWi-Fi情報は付属のシール、もしくは本体底面で確認可能です。
4.マイデバイスにAX4800が表示されたら、四角内をタップします。
5.ローカルパスワード(管理用)を2回入力して、作成をタップします。
6.下部の自動検出を最初にタップして、判別されたら次へをタップしてください。
7.MACアドレスを変更しない(推奨)にチェックが入った状態で次へをタップ。
8.Wi-Fiネットワークの名前とパスワードを設定していきます。
SSIDとパスワードを入力して、次へをタップしてください。
5GHz帯と2.4GHz帯を分けたい場合は、スマートコネクトをオフにします。
9.スマートコネクトをオフにした場合は、5GHz帯のSSIDとパスワードを入力して次へをタップ。
10.ルーターの自動アップデートを有効にする場合は下部のボタンをタップ、しない場合は右上のスキップをタップします。
11.接続タイプとSSID、パスワードが正しいかを確認して適用をタップ。
設定が反映されるまで少し時間がかかるので待ってください。
12.設定が反映されたら、スマホで新しいSSIDに接続します。
13.お疲れ様でした。と表示されたら、設定は完了です。
終了をタップしてください。
14.TP-Link IDでログインするとHomeShieldサービスを無料で使用可能です。
一部機能は有料になりますが、無料版でも有用なので利用することをオススメします。
Wi-Fi速度の計測結果
スマホアプリのCloudcheckを使用して、Archer AX4800のWi-Fi速度を計測します。
計測を行う場所は下記の3か所。
- 自室(ルーターを設置している部屋)
- 和室(ルーターの隣の部屋)
- 玄関(ルーターから一番遠い場所)
自室 | 和室 | 玄関 | |
Archer AX4800 | 732.4Mbps | 686.3Mbps | 186.1Mbps |
体感面でも問題ありません。
一番遠い玄関の速度は基本的にどのルーターでも落ちる傾向にありますが、設置場所を調整すれば改善可能です。
管理の都合で自室にルーターを設置しましたが、一番ひらけているリビングに場所を変更すると、玄関でも500Mbps以上出るようになりました。
レビューまとめ
動作が安定していて価格も手頃なので、発売(8月12日)直後から人気になりそうな製品だと感じました。
欠点らしい欠点もありません。
あえて挙げるなら、上位モデルのArcher AX73との価格差が小さくて、どちらにするか迷ってしまうことぐらいです。
ちなみにAX4800(4324Mbps)とAX73(4804Mbps)で違うのは5GHz帯の最大速度で、他のスペックは同じになっています。