ASUS RT-AC88Uのレビューをします。
同製品は、トレンドマイクロのセキュリティ機能を搭載していること、通信優先度を変更できることなどが特徴の無線LANルーターで、購入時の価格は27,480円でした。
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応 最大2167Mbps + 1000Mbps |
---|---|
インターフェイス | 10/100/1000Mbps x 1ポート(WAN) 10/100/1000Mbps x 8ポート(LAN) USB2.0 USB3.0 |
IPv6 | 対応 |
サイズ | 300 x 188 x 60.5mm |
保証 | 2年 |
九荻 新
RT-AC88Uはほぼ終息しているので、今から選ぶならWi-Fi6対応のRT-AX56Uをオススメします。
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ASUS RT-AC88Uのレビュー
ルーターのパッケージとしてはかなり大きく、40.5 x 26 x 13cmほどあります。
自作PC向けのハイエンドビデオカード・電源の箱にサイズ感は近いです。
製品内容(付属品)は下記。
- 本体
- ACアダプター
- アンテナ x4
- LANケーブル
- かんたんセットアップガイド
- 保証書
- サポートCD
本体上面の様子。
質感はマットで、指紋がつきにくいタイプとなっています。
本体前面の様子。
左側のカバーを開けるとUSB3.0ポート、右側にはLEDボタン、WiFiボタンがあります。
右側面には通気口とアンテナ端子があります。
これは左側面も同じです。
左からリセットボタン、WPSボタン、USB2.0、アンテナ端子、LAN x8、アンテナ端子、WAN、電源端子、電源ボタンとなります。
LANポートは右端が1番、左端が8番です。
底面部は通気用にすけすけになっています。
左右アンテナ端子の少し内側にあるゴム足を取り外せば、壁掛けもできるようです。
アンテナを取り付けた様子。
長所
- セキュリティ機能搭載
- トレンドマイクロのセキュリティ機能が載っているのは、安心感があります。
特に2017年5月現在はWannaCryというランサムウェアが流行していますし。 - ペアレンタルコントロール機能がある
- 同製品の機能では、成人向けコンテンツやP2P通信などのブロック、タイムスケジュール(使用時間)を端末ごとに設定できます。
お子さんが居る家庭では、必須の機能でしょう。 - 通信優先度を変更できる
- ゲームやストリーミング、ウェブブラウジングなどの通信優先度を設定することができるので、複数端末が同時にアクセスする状況でも、影響を最小限に抑えることができます。
- LANポートが8個ある
- 4ポートのルーターが多い中、AC88Uはぜいたくにも8ポート搭載です。
有線接続を多くする人にとってはありがたい機能かと思います。 - 設定画面が軽い
- これまで使っていたTP-Link Archer C7は設定変更を反映するのに十秒以上かかっていましたが、AC88Uは数秒しかかからないので、ストレスがありません。
- ACアダプタがよく考えられている
- AC88Uの電源アダプタは、電源タップを使っても隣をふさがない形状となっています。
- LEDを消せる
- わたしはLEDが点滅しているのが気になるタイプなので、全消灯できるのは嬉しいです。
短所
- やっぱりデカい
- LANが8ポートあるだけに仕方ないことですが、やっぱりデカいです。
下記画像は、AC88UとTP-Link Archer C7を比べた様子。
- 保証が2年
- コンシューマー向けの中ではハイエンド帯のルーターなので、3年保証にして欲しかったなと思います。
思ったこととか
上で挙げた機能の他にも、WTFast(ゲーミング向け機能)、リンクアグリゲーション対応(NAS向けの機能)などがあり、これを買っておけばあまり不満がでないなと感じさせる製品となっています。
これなら次世代規格(802.11ax)が普及するまでは戦っていけそうです。
とか言いながら、新しい製品が出ると、つい欲しくなっちゃうんですけどね。
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