同製品はWQHD+31.5インチの湾曲パネルを採用したゲーミングモニターで、24~27インチクラスの製品よりも迫力や没入感が格段に増すことが特徴です。
この記事では外観チェックやOSDメニュー、使った感想などを紹介します。
2023年7月現在、後継製品のPXC327 Advancedが販売中です。
パネル種類(視野角) | VA(178°/178°)、AUO製 |
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パネル曲率 | 1500R |
パネルサイズ | 31.5インチ |
サイズ(スタンドを含む) | 711 x 525.9 x 251.4mm |
解像度 | 2560 x 1440px @165Hz(16:9) |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
明るさ | 350cd/㎟ |
コントラスト比 | 3000:1 |
AMD FreeSync Premium | 対応 |
入力端子 | DisplayPort 1.2(165Hz) x2, HDMI 2.0(144Hz) |
HDR | 対応 |
スタンド | チルト対応 |
型番 | PXC327 |
保証 | 3年間(パネル・基盤は2年間) |
メーカー公式サイト
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
Pixio PXC327の外観と付属品
PXC327のパッケージは取っ手なしタイプで、サイズは79 x 20 x 53cmです。
パッケージから中身を引き出した様子。
側面には台座などの付属品が収まっています。
付属品は下記。
- スタンド+台座
- 台座固定用ねじ
- DisplayPortケーブル
- 電源アダプター+ケーブル
※プラスドライバーは付属しないので、別途用意する必要があります。
取扱説明書は台紙タイプで、モニターが入った袋の画面側に収まっています。
梱包材にモニター本体が収まっている様子。
本体背面の様子。
スタンド取付部の様子。
四隅はVESA100mmピッチ用の穴です。
上部にある2つのツメを先に入れてそのまま寝かせれば、スタンドは簡単に取り付けられます。
スタンドに台座を取り付ける様子。
固定はプラスドライバーでネジ2本を締めるだけです。
背面の左端(表側から見ると右端)には電源ボタン兼OSD操作スティックがあります。
電源ボタンの内側方向にはケンジントンロック(盗難防止用の鍵を取り付ける所)があります。
背面中央下部の端子類の様子。
左から電源端子、USB(ファームウェア更新用)、HDMI 2.0(144Hz)、DisplayPort 1.2(165Hz) x2、イヤホン端子です。
パッケージ上に置くと本体が湾曲していることがよく分かります。
本体正面の様子。
中央下にロゴ、右下にLEDがあります。
LEDは使用時は青、待機時は赤表示です。
側面から見た様子。
最大限上向きにした様子。
最大限下向きにした様子。
※上向きに比べると調整角度は狭めです
幅140cm x 奥行75cmの机に設置した様子。
31.5インチなので壁ギリギリに設置しても迫力は十分です。
設置した時の机表面からフレーム下面までの高さは約10.3cmになります。
視野角と表示領域について
スペック上の視野角は178°(H),178°(V)となります。
本体を正面から見た様子。
斜め上から見た様子。
斜め下から見た様子。
斜め左から見た様子。
斜め右から見た様子。
実際の表示領域はフレームより内側になります。
上と左右は約5mm内側です。
下側の表示領域は約3mm内側です。
OSDメニューと設定
OSDメニューが非表示の状態で上方向に傾けると入力切替、右でゲームアシスト、下で輝度調整、左でプリセットの変更を素早く呼び出せます。(ショートカット)
Display項目では輝度やコントラストなどを調整できます。
Color項目では色温度やブルーライトカットの設定を行えます。
Gaming Setup項目ではFreeSync Premiumやオーバードライブの設定を行えます。
Input項目では入力端子を選択できます。
通常はAuto SelectでOKです。
System Setup項目では言語の変更や初期化などを行えます。
User Data項目ではお好みの設定を3つまで保存できます。
G-SYNC Compatibleの設定について
PXC327は認定モデルではありませんが、G-SYNC Compatibleの動作に問題はありません。
ゲームアシスト機能について
クロスヘアの形状は3種類、色は黄緑と赤の2種類で合計6種類から選択できます。
レビューまとめ
またコントラスト比が高くパリッとした画質であること、IPSに比べて黒が美しいことは動画鑑賞時などに効いてきます。
真っ黒なWEBページで残像が気になることはあるものの、Immortals Fenyx RisingやFallout 76、Apexなどをプレイした感じでは、ゲーム時の応答速度に問題はありません。
画面サイズが大きく、視線移動が増える為、PXC327はゲームを競技レベルでプレイする方よりはカジュアルに楽しみたい方に向いていると言えるでしょう。