Amazonベーシック モニタースタンドのレビューをします。
同製品は汎用モニタースタンドで、高さ調節やチルト、スイーベルやピボットを行えることが特徴です。
VESA対応(100mm,75mmピッチ)なので、基本的にはどのようなモニターでも使用できます。
Amazonベーシック モニタースタンドの外観と付属品
Amazonベーシック モニタースタンドのパッケージは44 x 24.5 x 15cm。
簡易パッケージで、直接伝票が貼られた状態で届きます。
パッケージを開封した様子。
緩衝材を取り出した様子。
左側の箱には付属品が収まっています。
スタンド本体は底面に収まっています。
スタンド本体の様子。
Amazonの商品ページで見るよりも、実際は太めに感じました。
付属品は台座(30.5 x 19.7cm)、取扱説明書、ネジ類です。
プラスドライバーは付属しないので、別途用意する必要があります。
台座裏には六角レンチが収まっています。
一般的な多機能スタンドだと表側に回転機構があり、スイーベル(左右の向き調整)を行えますが、Amazonベーシック モニタースタンドでは台座裏側にあります。
そのため、台座ごと回る形です。
※台座の向きを変えずにスイーベルを行うことはできません
スタンド裏側にはamazonbasicsのロゴがあります。
台座とスタンドの固定は背面側のネジ止めで行います。
台座とスタンドを取り付けた様子。
一応自立しますが、モニターを取り付けていない状態だとバランスが悪いです。
モニターにスタンドを取り付ける様子。
VESA100mmピッチの場合はネジ or 手回しネジ、75mmピッチの場合はネジで固定するように取説に注意書きがあります。
100mmピッチを固定する時は普通のプラスドライバーで問題ありませんが、75mmピッチではスタンドと干渉することがあるので、オフセットラチェットドライバーを使用すると便利です。
モニターにスタンドを取り付けて正面から見た様子。
デフォルトでは反発力が強めに設定されているので、低くしたい場合はスタンドの調整が必要です。
(モニター本体の重さによる)
画像で使用しているモニターはPixio PX247になります
スタンドを取り付けて一番低くした様子。
スタンドを取り付けてピボットした様子。
スタンドを上向きにして側面から見た様子。
スタンドを下向きにして側面から見た様子。
こちらは角度調整幅が狭いです。
Amazonベーシック モニタースタンドの長所
- アームが使えない環境では有用
- 使用している机の構造上、モニターアームが使えない場合もあるかと思います。
そういった環境ではAmazonベーシック モニタースタンドはとても便利です。 - 組み立てが簡単
- 組み立てや調整は取扱説明書の通りにするだけなので、とても簡単です。
こういった作業が苦手な方でも問題なく行なえます。
Amazonベーシック モニタースタンドの短所
- 調整幅はモニターに依存する
- VESAに対応していればどんなモニターにも取り付けられますが、穴の位置によっては調整幅が狭くなります。
今回使用したPixio PX247はVESA穴が背面下部にあるため、一番低くしても位置が高くなりがちです。
VESA穴が背面中央にあるモニターと組み合わせるのが理想となります。
Amazonベーシック モニタースタンドのレビューまとめ
わたしが使用している机は配線用のケーブル受けが付いていて、モニターアームを使うのが難しいので、Amazonベーシック モニタースタンドはとても便利です。
アームを設置するより圧迫感が少ないのもメリットになります。
ただ、調整幅はアームに劣るので、設置の自由度が優先であればどうにかしてアームを使う方法を考えた方が良いでしょう。
サンワダイレクト 100-LA018やLumen MA-GS102BKであれば上側からクランプを締められるので、一般的なアームが取り付けられない机でも使用できる可能性があります。