27インチの4K液晶モニタ LG 27MU67-Bを使い始めて、約2週間が経ちました。
製品レビューは以前書いたので、今回は4Kモニタを使うメリットとデメリットを紹介します。
新しくモニタを買おうと思っているけど、WQHD(2560×1440)にするか、それとも4K(3840×2160)にするかで迷っている方はさらっと読んでいってください。
4Kモニタのメリット
- 作業領域が広い
- 4Kモニタ(3840×2160)はフルHD(1920×1080)の2倍なので、とにかく広いです。
ウィンドウを2~4つぐらい表示させれば、ながら作業がとても捗ります。 - 4Kコンテンツがスゴイ
- 4Kの動画やゲームを見ると、思わずオォと漏らしてしまうほどに綺麗で、迫力があります。
※コンテンツ数はまだまだ少ないので、今後に期待といったところですが
4Kモニタのデメリット
- PCゲームをするにはパワーが必要
- 軽い傾向にあるサッカーゲームなどでは問題ありませんが、重めのFPSやTPSゲームなどを高設定でプレイするのは厳しいです。
私は現在GTX 980を使っていますが、歯がたたないので、解像度を落としてゲームをしています。 - 対応していないソフトもある
- メジャーなソフトであれば、未設定、もしくは少し設定するだけで使えますが、対応していないソフトの場合、縮小・全画面・閉じるボタンなどが極小になります。
- 接続が不安定な場合がある
- モニタや環境にもよりますが、勝手にデスクトップアイコンが移動する、解像度が下がる、スリープ復帰で接続を見失う症状が出る場合があります。
私の環境では3つ目の現象に一度だけ遭遇しました。
補足
PCゲームと違い、動画鑑賞や事務作業などであれば大きなパワー(GPU性能)は必要ありません。
※古いPCは別ですが
まとめ
とにかく広さが欲しいということであれば、4Kモニタを選ぶのもアリだと思います。
しかし、現状では人柱的要素(ソフト対応や接続問題)があることを忘れてはいけません。
そういうことを飲み込めないのであれば、WQHD(2560×1440)にいくか、4K環境が安定するのを待つべきです。
数年待てば、ある程度安定し、モニタの値段も下がってくるでしょう。
さらに言うなら、その頃には新世代のGPUが登場して、高設定でゲームをできるようになっているかもしれません。
さいごに
ここまで書いたことを読むと、私が4Kモニタ否定派にうつるかもしれませんが、そんなことはありません。
4Kモニタを買って、個人的にはとても満足しています。
ただ、接続の問題があるので、オススメしにくいだけです。
もし、DisplayPort 1.2やHDMI 2.0がDVI並に安定した規格であったなら、全力で4Kモニタを推しています。