2024/01/13追記
2024年1月中旬現在、amazonにてホワイト(61454)が10,500円、ブラック(61453)が10,750円まで下がっています。
※共に新品、amazon扱い
当初は3万円以上したモデルなので、かなりの値下がりです。
わたしはホワイトモデルを1台購入しました。
新型のArctis Nova Proとはかなり価格差があるので、割り切って旧型を買うのもアリかと思います。
ちなみに管理ソフトのSteelSeries GGをインストールすれば、Sonarも利用可能です。
型式 | 密閉型 |
---|---|
ドライバーサイズ | 40mm |
周波数特性 | 10~40,000 Hz |
インピーダンス | 32Ω |
接続 | USB or 3.5mmプラグ |
対応機器 | PC,PlayStation |
保証 | 1年間 |
レビューも書いているので、併せてご覧ください。
SteelSeries Arctis Pro + GameDACのレビュー
SteelSeries Arctis Pro + GameDACのパッケージサイズは22 x 23 x 10cm。
右下には世界で初めてハイレゾ認証を受けたゲーミングオーディオシステムと記載があります。
パッケージ右上にはハイレゾ認証マークがあります。
パッケージを開けた様子。
上蓋側(右側)のプラをどけると付属品の箱が入っています。
製品内容(付属品)は下記。
- ヘッドセット本体
- GameDAC
- 取扱説明書
- オプティカルケーブル
- マイクのノイズ防止用スポンジ
- 3.5mm to ヘッドセットケーブル変換
- ヘッドセットメインケーブル(約150cm)
- USBケーブル(約145cm)
ヘッドセット本体の様子。
頭頂部のバンドの調整部分。
ここはベルクロになっているので長さを調整できます。
Arctis 5 2019 Editionが2つのベルクロであるのに対し、Arctis Proには1つしか無いため、調整幅は狭いです。
マイクを伸ばした様子。
ケーブルはフレキシブルな素材です。
ノイズは少なく、マイク音質面に問題はありません。
ヘッドセット左耳側にスイッチ類は集中しています。
上からマイクミュートスイッチ、音量調整ノブ、ヘッドセットケーブル端子、3.5mm端子です。
イヤーパッド内側は約5.6 x 4.5cm。
耳の上側はすっぽり収まりますが、耳たぶはクッションに挟まれます。
クッションの厚さは約2.2cmです。
ヘッドセット外側の様子。
カバーはマグネット式になっており、取り外すことでRGBイルミネーションを目立たせることができます。
GameDACの大きさは約12.5 x 5.7cm。
液晶が見やすいように傾斜がつけられて(奥が高くなって)います。
GameDACの左側にはヘッドセット用の端子があります。
GameDAC後部の様子。
左からオプティカル端子、microUSB端子、ラインアウト、モバイル機器向け端子となります。
GameDACをPCに接続した様子。
接続すると操作方法や使い方を紹介するチュートリアルが始まります。
設定終了後のGameDACの様子。
左上から接続デバイス、接続状況、DTS ON・OFF、音量、チャットミックス(ヘッドセットとマイクの音量バランス)です。
音声が流れている場合は右下のLRの上に音量バーが表示されます。
長所
- 定位感・音質は抜群
- Arctis Pro + GameDACは今まで試してきたゲーミングヘッドセットの中では一番高音質です。
足音や銃声などの音が微細に表現されるので聞き取りやすく、定位感もかなり良く感じます。
同価格帯のヘッドホンには負けますが、音楽も割ときれいに鳴るので、ゲーム用と音楽用ヘッドホンを1つにしたいという方にもオススメできます。 - GameDACで設定が完結する
- イコライザーやイルミネーションなどの設定を行うSteelSeries Engineを使わなくても、基本GameDACだけで設定が行えます。
DTS Headphone:X v2.0のON・OFFもボタンを1回押すだけなので便利です。 - ホワイトノイズがほぼ無い
- 音量を最大にしても、サーというノイズはほぼ出ません。
短所
- 設計が古い
- 仕方ないことですが、Arctis 5 2019 Editionより前に発売されたものなので、設計が古いです。
クッションが少し薄かったり、音量調整ノブが柔らかすぎて少し触ると動いてしまったりします。 - 頭が大きい人には厳しい
- Arctis 5 2019 Editionより小さく、側圧がキツめ、頭頂部のバンド調整幅も狭いので、頭が大きい人(特に縦に長い人)には向きません。
- GameDACの完全消灯ができない
- 表示の明るさや暗くなるまでの時間は変更できますが、完全消灯することはできません。
音量ゲージが上下しているのが視界に入ると少し気になります。
思ったこととか
Arctis Pro + GameDACは定位感・音質面ではちょっと感動するレベルの製品です。
ただ、装着感が少しよくないので万人にはオススメできません。
とにかく高音質を求める方はArctis Pro + GameDAC、コスパや快適さを求める方はArctis 5 2019 Editionという形になるのかなと思います。
ちなみにハイレゾ対応ゲーミングヘッドセットとしてはROCCAT Khan AIMOという製品もあるので、そちらをチェックしてみても良いかもしれません。