
記事内では外観チェックや設定項目、バッテリー持ちなどについて詳しく紹介していきます。
接続(通信範囲) | LIGHTSPEEDワイヤレス(20m) |
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ドライバー | PRO-G 40 mm |
タイプ | 密閉型 |
ヘッドホン周波数特性 | 20~20,000Hz |
感度 | 87.5 dB SPL/mW |
サラウンド | DTS Headphone:X 2.0対応 |
バッテリー駆動時間 | 最大29時間 |
マイク周波数特性 | 100~10,000Hz |
マイク指向性パターン | カーディオイド(単一指向性) |
対応機器 | PC,Mac,PS4 |
本体重量 | 278g |
充電方式 | 有線(USB Type-C) |
保証 | 2年間 |
Logicool G733の外観と付属品
Logicool G733のパッケージサイズは21.3 x 21 x 10.5cm。
パッケージ裏には各部の特徴が記載されています。
パッケージを開封すると取り付け手順が図解されています。
パッケージから中身を引き出した様子。
本体は白い袋に包まれていて、KEEP PLAYINGと書かれた箱には付属品が収まっています。
付属品は下記。
- Logicool G733本体
- 充電用USBケーブル(Type-A to Type-C)
- ワイヤレスレシーバー
- マイク
- Logicool G製品の紹介と保証書
- マイクの取り付け説明書
ワイヤレスレシーバーは一般的なUSBメモリよりも少し短めです。
マイク内側の様子。
外側の様子。
マイクの集音部分は内側から外側まで貫通しています。
※実際にはネットのようなものが貼られている状態
G733を正面から見た様子。
ヘッドセットを頭に装着した際に触れるのはヘッドバンド部分のみです。
一番上のフレーム(樹脂部分)は当たりません。
本体左側の様子。
本体右側の様子。
本体右側面の長さを伸ばした様子。
調整は5段階の目盛りで行う形です。
もちろん左側も同様に調整できます。
本体左下側の様子。
上からマイクミュートボタン、音量調整ダイヤル、電源ボタン、USB Type-C端子です。
音量調整はWindows 10のシステム音量と連動するタイプで、変更時はモニター(画面)左上に現在の音量が表示されます。
本体右下側には何もありません。
本体左側内部には左を表すLの文字(Left)があります。
本体右側内部には右を表すRの文字(Right)があります。
イヤークッションの内部は広めなのでほぼ耳が収まります。
耳たぶはクッションに少し挟まれますが、痛くなるようなことはありません。
イヤークッションは一番厚い部分で2.3cmほどあります。
反発力は弱めでかなり柔らかい素材です。
本体にマイクを取り付けた様子。
フレキシブルな素材なので、位置は自由に調整できます。
顔が大きい人だとマイクがやや短く感じるかもしれませんが、使用する上で影響はありません。
ただし、他のモデルで採用されているような跳ね上げミュート機能は非搭載です。
本体重量(マイク付き)は実測で284gです。
本体単体の重さは275gです。
マイク本体の重さは9gということになります。
Logicool G HUBの設定画面
Logicool G HUBのヘッドフォン項目では音量や低音・高音の調整、EQ(イコライザー)の有効化などを行えます。
Logicool G HUBのマイク項目では入力ゲインの変更やBLUE VO!CEの有効化を行えます。
プリセットによってかなり音が変わるので、好みのものに調整してください。
割当項目ではコマンドを変更できます。
右側の画像だと本体側面にボタンがあるように見えますが、実際に変更できるのは左側後部の一番上にあるボタンの割り当てです。
LIGHTSYNC項目ではLEDライトの調整を行えます。
G733のLEDライトは前面側についています。
画像で赤と青に光っている部分がそうです。
もちろん消灯にすることもできます。
USBケーブルを接続して充電を始めると消灯設定にしていても緑に光りますが、これは一時的なもので少しすると消える形です。
バッテリー持ちについて

わたしが試した感じだと、ほぼスペック通りのバッテリー持ちです。
デフォルトでは30分でスリープに入るように設定されていますが、この時間を短めにすれば、公称スペックよりも長く持ちます。
音質と遅延、マイクについて

この価格帯としては定位感も良いので、ゲームだけの方もOKです。
Logicoolのマウスやキーボードで使われているLIGHTSPEED採用なだけあって、ワイヤレスヘッドセットにありがちな遅延やノイズとも無縁なのは大きなメリットになります。
マイク音質は特別良いとは言えませんが、設定ソフト(G HUB)で色々調整できるので実用の範囲です。
欠点としてはマイクがミュートかどうかが分かりにくいことが挙げられます。
左後ろのボタンを押すとマイクがオンならLEDが緑、オフなら赤に光りますが、装着していると自分からは見えないので、ボタンを押した時に鳴る音で判別する形です。
マイク先端が光ったり、ミュートボタンが押し込めるタイプなら分かりやすかったのですが、残念ながらそうではありません。
装着感について

一般的な頭の大きさの方であれば、側圧は緩めに感じるかと思います。
クッションとヘッドバンド、重さのバランスが良いので装着感はかなり良好です。
レビューまとめ

マイクミュートが分かりにくいのは残念ですが、使わない場合はいっそのこと抜いてしまうのもアリです。
わたしが2020年に買った製品の中では一番満足できたものなので、自信を持ってオススメできます。
当初は上位モデルのPRO X WIRELESS(G-PHS-004WL)も検討していましたが、本体重量が370gと100g近く重いこと、バッテリー持ちが20時間(G733は最長29時間)と短めなことが気になって候補から外しました。
PRO X WIRELESSは50mmドライバー採用なので、音質優先であればそちらを選んでも良いかと思います。