SteelSeries Arctis 3 2019 Editionのレビューをします。
同製品は入門向けのゲーミングヘッドセットで、以前のモデルよりもイヤーパッドクッションが2mm厚くなったことが特徴です。
たった2mmと思うかもしれませんが、この違いがより優れた装着感を生んでいます。
カラー展開は黒と白の2色です。
型式 | 密閉型 |
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ドライバーサイズ | 40mm |
周波数特性 | 20~22,000 Hz |
インピーダンス | 32Ω |
接続 | 3.5mmプラグ(4極) or デュアル3.5mm PCケーブル |
対応機器 | PC,Mac,PlayStation,Xbox,スイッチ,モバイル機器 |
保証 | 1年間 |
SteelSeries Arctis 3 2019 Editionのレビュー
SteelSeries Arctis 3 2019 Editionのパッケージサイズは23.5 x 23.5 x 6.0cm。
どこを探しても2019 Editionとの記載は無いので、底面の型番(Whiteは61506、Blackは61503)で判断するほかありません。
パッケージ裏面には1年保証のシールが貼られています。
代理店は株式会社ゲートです。
内箱からトレイを引き出した様子。
製品内容(付属品)はヘッドセット本体とケーブル2本だけです。
ヘッドセットケーブル(4極3.5mm)は120cm、マイク・ステレオ端子分岐延長ケーブル(デュアル3.5mm)は170cmとなっています。
ヘッドセット本体の様子。
上位のArctis ProやArctis 5 2019 Editionに比べると、プラスチッキーな感じで安っぽいです。
ヘッドセット内側の様子。
頭頂部のゴーグルサスペンションはベルクロで長さ調整が可能なので、頭が大きい方でも問題ありません。
新しいAirWeaveイヤークッションは以前のものよりも装着感が良いです。
イヤーパッド内部は広めで、耳がすっぽり収まるオーバーイヤータイプになっています。
マイクを引き伸ばした様子。
ケーブルはフレキシブルな素材で、任意の位置に変更可能です。
Arctis 5などではヘッドセット外側の外周部がLED対応ですが、Arctis 3は非対応です。
操作系ボタンなどは左耳の後ろ側に集まっています。
上からマイクのON/OFF、ボリュームダイヤル、ヘッドセットケーブル端子(独自仕様)、3.5mm端子です。
長所
- 入門用としては十分な音質
- 初めてゲーミングヘッドセットを購入する方には十分な音質です。
ゲームでの定位感なども問題ありませんし、音楽鑑賞も割とイケます。 - マイク音質も問題なし
- 位置を正しく設定すれば、とてもクリアなマイク音質です。
- 装着感がかなり良い
- ゴーグルサスペンションと新しいAirWeaveイヤークッションの組み合わせは本当に最高です。
長時間使っても全然痛くなりません。
短所
- 管理ソフトを使えない
- Arctis 3は3.5mm接続で管理ソフトSteelSeries Engine 3を使えない(認識しない)為、イコライザーやマイク音量調整などを行えません。
これはかなり不便です。
SteelSeries GameDacを購入して接続すれば、音質がアップし、SteelSeries Engine 3も使えるようになりますが、Arctis 3の本体価格よりも高いので現実的ではないかなと思います。
※あとからアップグレードしたい方ならアリです
思ったこととか
Arctis 3の性能・音質に不満はありませんが、SteelSeries Engineを使えないのはやはり不便です。
Arctis 5はEngine対応でDTS Headphone:X(サラウンド機能)も使えて、Arctis 3との価格差は2,000円もないので、可能であればそちらを買った方が良いかと思います。
SteelSeries Arctis 5 2019 Editionのレビューも書いているので、合わせてご覧ください。