キングストン HyperX Cloud Revolver Sのレビューをします。
同製品はDolby 7.1ch対応のゲーミングヘッドセットで、50mmドライバ搭載やクリアな音質のマイクが特徴です。
周波数特性 | 12~28,000 Hz |
---|---|
インピーダンス | 30Ω |
接続 | USB or 3.5mmプラグ |
質量 | 360g(本体のみ)、376g(マイクを含む) |
対応機器 | PC,PS4,PS4 Pro(7.1ch,USB接続)、 Xbox One,Xbox One S1,Mac,PCなど(3.5mm接続) |
保証 | 2年間 |
目次
HyperX Cloud Revolver Sのレビュー

パッケージの様子。
表示言語は英語、中国語(繁体、簡体)、日本語となっています。

内箱の様子。
かなりピッタリとしたサイズで作られているようで、フタが吸い付き開けにくかったです。

内箱を開封した様子。

製品内容(付属品)は下記。
- ヘッドセット本体
- オーディオコントロールボックス
- マイク
- PC用延長ケーブル(3.5mm)
- クイックスタートガイド
- 台紙
※確認した限り、保証書は見当たりませんでした

ヘッドセットにマイクを取り付けた様子。
フレキシブルな素材なので、自分の好みの位置に設置することができます。
マイクの音質は非常にクリアで、ノイズも少ないです。

本体頭頂部にはHYPERXロゴがあります。

頭頂部のクッションの様子。
一番厚いところで約1.7cmあります。

イヤーパッドの内径はだいたい4.5×6.2cmです。
耳がすっぽり収まるオーバーイヤータイプになっています。

イヤーパッドのクッションの厚さは約2cmです。

ヘッドセット側面の様子。
外側はマットな仕上げになっています。

接合部はプラスチック製です。
強度的に不安があるとすればここでしょう。

ケーブルは直付けで取り外し不可。
マイクは取り外し可能です。

オーディオコントロールボックスの様子。
上がDolby、下がマイクミュートボタンです。
ONにすると赤く光ります。

オーディオコントロールボックスの右側面。
こちらはマイクとヘッドホンの音量調整ノブがあります。
少し動かしただけで結構音量が変わるので、いきなり大きく動かすのはやめましょう。

オーディオコントロールボックスの左側面。
こちらはイコライザー切替ボタンです。
押すと上にあるインジケーターが白く光ります。
インジケーターが表示する効果は右から低音ブースト、フラット、ボーカル、無し(無点灯)です。
※イコライザーはDolbyサラウンドと併用ができません

オーディオコントロールボックスの裏面にはクリップが付いています。

オーディオコントロールボックスのプラグ接続部の様子。
長所
- 装着感が抜群
- 側圧は緩め、頭頂部・イヤーパッドはほどよいクッション性があり快適です。
長時間付けていても頭頂部・耳周辺が痛くなることが全くありません。
わたしは頭が大きい人ですが、ここまで装着感が良いものは珍しいので嬉しいです。 - 定位感が良い
- FPSゲームでの銃声や足音の方向が非常に分かりやすいです。
DolbyサラウンドをONにした場合、音場が球状(立体的)になりより聞き取りやすくなります。
ただ、音の鳴り方がかなり変わるので好みは分かれそうです。 - オーディオコントロールボックスが便利
- ヘッドセット本体に調整部(音量など)が付いている製品もありますが、目で見て操作できる方が間違いないので便利です。
短所
- ホワイトノイズが乗る
- ヘッドセット→コントロールボックス→USB→PCで接続した場合、結構ホワイトノイズ(サーという音)が乗ります。
ゲームや動画を見ている時はそんなに気になりませんが、無音に近い状態になると少し苦痛です。 - ケーブルが衣擦れする
- ケーブルは布巻きですが、服と擦れた時に割と音が響きます。
クリップを使ったり、ケーブルを吊ったりするなどの対処が必要かもしれません。
音質について
ゲーム用としての音質に問題はありませんが、音楽鑑賞となると話は別です。
同価格帯のヘッドホンに比べると、解像度が落ちる感じがあります。
特に楽器の微細な音を表現するのは苦手な感じです。
ファームウェアアップデートについて
ファームウェア更新用のファイルがリリースされています。
HYPERX公式サイトでファイルをダウンロードしたら、ダブルクリックで起動し更新が終わるのを待ってください。
終了したら、パソコンを再起動しましょう。
これで作業は終了です。
ファームウェアのアップデートはFirmware Update Instructionsをご覧の上、自己責任で行って下さい。
Cloud Revolverとの違い
安価なモデルとして、最後にSがつかないCloud Revolverという製品も販売されています。
こちらはRevolver Sとは違いステレオサウンドで、接続が3.5mmプラグになっています。
思ったこととか
装着感・定位感ともにレベルが高い製品だけに、ホワイトノイズの問題がもったいないです。
新製品や後継機で対策されることを期待しています。
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