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PC向けTVチューナーカード PLEX PX-Q3PEのレビュー

PLEX PX-Q3PE本体表側 インターフェイスカード

合計8チャンネル対応の地デジ・BS・CSチューナーカード PLEX PX-Q3PEのレビューをします。

デスクトップパソコンでテレビを見られるようにしたいと考えている方は、ぜひ読んでいってください。

PLEX PX-Q3PEのスペック
地上波デジタル放送チューナーx4
BS・CSデジタル放送チューナーx4
インターフェイスPCI-Express x1
保証1年

メーカー製品情報ページ

2020/04/03追記
現在は後継モデルのPX-Q3PE4が販売されています。

PLEX PX-Q3PEのレビュー

PLEX PX-Q3PEのパッケージ

パッケージは、以前買ったW3PEと似たような感じです。

PLEX PX-Q3PEの製品内容

製品内容は、カード本体とロープロファイルブラケットのみ。

PLEX PX-Q3PE本体表側

カード表側の様子。
末端はカードリーダーになっています。

チップはTOSHIBA x2。
基板はW3PE V2.0と共通のようです。

PLEX PX-Q3PE本体裏側

カード裏側の様子。

PLEX PX-Q3PE本体端子側

端子側の様子。
PX-W3PEとは端子の配置が逆です。
アンテナケーブルを挿し間違えないように注意しましょう。

長所

8チャンネル対応である
地デジ x4 + BS・CS x4あれば、大抵の人は事足りるでしょう。
それで足りないなら、もう一枚させばいいだけの話ですし。
(ソフト側が対応しているかは分かりませんが)
わりと安い
Q3PEの注文時の価格は19,700円でした。
4チャンネル対応のW3PEが約13,800円なので、コストパフォーマンスという点では優れています。
設定が簡単
PT3やW3PEを使ったことのある人なら、設定は楽勝だと思います。
※以前の環境を使いまわそうとすると、いらぬトラブルを招くことになるので、新規で構成する方が安心です

PT3やW3PEを使ったことがない人でも、ある程度パソコンの知識をお持ちの方なら設定は可能です。
Q3PEの設定方法を解説しているサイトを丁寧に読んで、手順通りにすればおそらく問題ないでしょう。

短所

安定しない場合もある
Q3PEはBS・CSチューナーの4番目(S3)が弱いと言われていて、実際わたしが買った個体もそうでした。

ただ、ドライバーの中のUtility.zipに入っているファイルで調整したところ、現在は安定しています。
※わたしの場合はPX-Q3PE_ISDBS_Normal_Gain_Setting.regで安定
かなり熱を持つ
触り続けるのが難しい程度には、チップが熱くなります。
長期間使いたい、安定させたいということであれば、ファンを設置するなどの対策を取った方が良いかもしれません。

Windows 10に関して

PX-Q3PE 製品仕様では、Windows 8,7,Vista,XPが対応OSとなっていますが、ドライバーはWindows 10に対応しており、問題なく動きます。

思ったこととか

合計8チャンネルも使わないよと思うかもしれません。
そういう方は、W3PE V2.0を選べばよいのです。

わたしはアニメを見る人間で、新番組が始まる時期になるとチューナーが足りなくなる場合があったので、Q3PEを買いました。

今まで地デジ2チューナーでやりくりしていたのが、4チューナーも使えるようになったので、今後はだいぶ楽になりそうです。

補足

販売終了になったアースソフト PT3の価格が高騰していますが、個人的にはPT3を選ぶ必要はないかなと思っています。

そう思う理由は、W3PEを数年使ってきて、録画を失敗したことがないから。
合計4チューナーで足りるのならば、W3PEで十分ではないでしょうか?

2018/10/05追記
PX-Q3PEの販売が終息したようで、こちらも値段が高騰中です。
後継機としてPX-Q3PE4(8ch)、PX-W3PE4(4ch)が出ているので、これから買う方の選択肢はどちらかになるかと思います。

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