EasyDiy M.2 SSD増設ボードのレビューをします。
同製品はPCIe NVMe or PCIe AHCIなM.2 SSDに対応した増設ボードです。
M.2 SSDはKey M(切り欠きが1つ)のみ使用できます。
切り欠きが2つのKey B製品は使用不可です。
他の類似製品ではKeyBのみ対応、Key Mは不可というものもあるので、購入前によく確認してください。
レビュー
まずは開封の儀から始めます。
EasyDiy M.2 SSD増設ボードのパッケージは白文字ロゴとシールが貼ってあるだけのシンプルなものです。
サイズは17x13x2.5cm。
パッケージを開封した様子。
本体は静電防止袋に入っています。
製品内容(付属品)は下記。
- ロープロファイル用ブラケット
- 標準ブラケット+本体
- 本体固定用ねじ
- 精密ドライバー(M.2 SSD固定用)
- 取り付けガイド
増設ボード本体表側の様子。
固定用のねじは取付済みです。
SSDの対応サイズは2230、2242、2260、2280、22110となります。
増設ボード本体裏側の様子。
ネジ受けはプラスねじで固定されているだけなので、他の位置にも変更可能です。
M.2 SSDをボードに取り付けた様子。
あとはPCIe x4以上のスロットに取り付けるだけで認識します。
Windows10の場合、ドライバーの手動インストールは必要ありません。
取り付けたSSDと増設ボードの間には少し隙間が空きます。
手持ちがあるなら熱伝導シートを貼っても良いでしょう。
速度について
マザーボードのM.2スロットに直挿しした状態と増設ボードに接続した状態で、ベンチマーク(CrystalDiskMark 1GiB)を行いました。
シーケンシャルライトが遅くなったものの、全体的に増設ボード接続の方が速い結果となっています。
この手の増設・変換ボードは遅くなるものと思っていたので意外です。
温度について
M.2スロット直挿しと増設ボード接続で温度を計測しましたが、後者の方が1℃ほど低かったです。
おそらく風が当たりやすくなったことが原因かと思います。
まとめ
EasyDiy M.2 SSD増設ボードのポイントは下記の2つ。
- とにかく安い(2019/08/22時点で1,299円)
- あまり速度が落ちない
こちらの製品は安くM.2 SSDを使いたい方向けの増設ボードになります。
熱伝導シートやヒートシンクを追加することもできますが、別途購入する場合はコスパが悪くなってしまうので意味が薄いです。
冷却性能も欲しい方は最初からAquacomputer kryoM.2 evoなどを選びましょう。
安めでヒートシンク付がいいならアイネックス AIF-08なんかも候補に入ってきます。