Firefoxのタブ機能を拡張するアドオン、Tab Mix Plusが上手く動かない時の対策方法を紹介します。
Firefox 29.0辺りから、どうも相性が良くないようで、不具合がちょくちょく起こります。
不具合内容としては、タブが埋もれる。
正確には多段表示中、本来段数が増える場面で段数が増えない、その為タブが見えない状態になり、埋もれるというもの。
※当然、最大表示段数の設定値を超えていない状態です。
不具合対策
この症状は、Firefoxのタブの形が、Chromeライクに変わった事が原因ではないかと思います。
本来なら、Tab Mix Plusがアップデートされるのを待つのが正道ですが、いつアップデートされるのかは分かりません。
この記事は、アップデートを待ってられないよって方向けで、対策方法は2つ。
手軽に済ませたいなら1、Firefoxの安定性を求めるなら2をオススメします。
対策方法1
Classic Theme Restorer (Customize Australis)をインストールするだけ。
通称CTRは、Firefox 29より前のUIにするアドオンで、タブを四角形に戻してくれます。
私の環境では、これを入れてから、タブが埋もれる現象に遭遇していません。
対策方法2
Firefox ESR(延長サポート版)を使用するだけ。
ESRは、企業や教育機関向けの製品で、メジャーアップデートが1年に1回程度しかありません。
※通常版は6週間毎にメジャーアップデート
更にUIも以前のバージョンのものが使われています。
その為、Firefoxのアップデートにアドオンが追いつかないといった事が起きにくくなっています。
インストール方法は、上書きインストールで問題ありません。
念の為、バックアップ後の作業を推奨。
バックアップ方法については、FirefoxとThunderbirdの手動バックアップ方法をご覧下さい。