同製品はフルHD+165Hzのゲーミングモニターで、応答速度1ms、FreeSync対応など基本的な機能が一通りそろっていることが特徴。
それでいて価格がかなり安めである(26,980円)為、初めてゲーミングモニターを買う方にオススメしたい製品です。
パネル種類(視野角) | VA(178°/178°)、非光沢 |
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パネルサイズ | 27インチ |
サイズ(スタンドを含む) | 616 x 464.8 x 251.8mm |
解像度 | フルHD(1920 x 1080px) |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
明るさ | 400cd/㎟ |
コントラスト比 | 4000:1 |
AMD FreeSync Premium | 対応 |
入力端子 | DisplayPort 1.2[165Hz], HDMI 2.0[165Hz], HDMI 1.4[120Hz], USB,イヤホンジャック |
HDR | 非対応 |
スタンド | チルト対応 |
型番 | PX273 |
保証 | 3年間(一部パーツは2年間) |
メーカー公式サイト
※この記事は製品をご提供いただき、執筆しています
Pixio PX273の外観と付属品
Pixio PX273のパッケージサイズは70.4 x 52.8 x 16.5cmで、取っ手付きです。
保証や返送の時用にパッケージを保管しておくことを推奨する旨が上面に記載されています。
パッケージから中身を引き出した様子。
梱包材の側面には付属品が収まっています。
モニター本体が梱包材に収まっている様子。
本体背面側の様子。
スタンドの周りにはVESA用のネジ穴(100mmピッチ)が配置されています。
スタンドを取り外す場合は赤枠内のレバーを押し上げてください。
スタンドを取り付ける場合は2つのツメを先に挿して、そのまま下ろせばOKです。
背面左下には電源ボタン兼OSD操作スティックが配置されています。
背面右下には盗難防止用の鍵穴があります。
背面中央下部に端子類が集められています。
左から電源端子、USB、HDMI 1.4(120Hz)、HDMI 2.0(165Hz)、DisplayPort 1.2(165Hz)、イヤホン端子です。
付属品は下記。
- 台座+ネジ2本
- 取扱説明書(台紙)
- DisplayPortケーブル(DP1.2,1.5m)
- 電源アダプタ
- 電源ケーブル
台座裏には3つゴムが配置されているので、机の上で滑るようなことはありません。
スタンドに台座を取り付ける様子。
底面側からネジで締めれば、固定は完了です。
※プラスドライバーは付属しません
本体正面から見た様子。
非光沢なので映り込みはほぼありません。
本体を側面から見た様子。
電源や映像ケーブルは下方向に伸びます。
最大限上向きにした様子。
最大限下向きにした様子。
幅140cm x 奥行75cmの机に設置した様子。
実際に使用した時のイメージ。(モニター表面から約80cm)
実際に使用した時のイメージ。(モニター表面から約50cm)
※上記画像を含め、何枚かの画像で波打っているように見える場合がありますが、これは肉眼で見えるものではありません
視野角と表示領域、応答速度など
見る角度による色変化を感じる場面はありませんでした。
24.5インチクラスに比べて27インチは迫力や没入感が増す為、アクション系ゲームを多くプレイする方にオススメです。
よく動画鑑賞をする方にとってもメリットになります。
応答速度もおおむね問題ないです。
残像感があるのはWEBブラウザで暗めなサイトをスクロールする時ぐらいで、ゲーム中は気になりません。
斜め上から見た様子。
斜め下から見た様子。
※画像上では下部の色が緑っぽくなっていますが、肉眼では変化していません
斜め左から見た様子。
斜め右から見た様子。
上と左右の表示領域はフレームから約6mm内側です。
下側の表示領域はベゼルから約3mm内側です。
OSDメニューと設定
OSDを表示せずに直接上下左右に倒すと、ショートカットが起動します。
上:入力端子の選択
下:明るさの調整
左:プリセットの変更
右:ゲームアシスト(タイマー、クロスヘアー、FPSカウンター)
OSDメニューのディスプレイでは明るさやコントラストなどを変更できます。
Colorでは色温度の変更やブルーライトフィルターの調整を行えます。
ゲーミング設定ではFreeSyncの切り替えやOverdriveを調整できます。
入力では映像の入力端子を変更できます。
デフォルトは自動選択になっているので、基本的に変更する必要はありません。
System Setupでは言語の変更やオーディオの設定などを行えます。
デフォルトは英語表示なので、日本語表示に変えたい方はまずここを設定しましょう。
User Dataではお気に入りの設定をセーブ・ロードできます。
レビューまとめ
それでいて価格が26,980円と安めなので、初めてゲーミングモニターを買う方や安くトリプルモニターを構成したい方にオススメです。
VAパネル採用に懸念を持つ方もいるとは思いますが、ゲームや動画鑑賞、その他の一般的な使い方をする分には全く問題ありません。
発色面ではIPSに勝てないかもしれませんが、102% sRGBに対応しているので意外とキレイです。
今までIPSパネルしか使ったことがないとかでなければ違和感はないでしょう。
こだわりや仕事の都合上、どうしてもIPSパネルが必要という場合はPX273 Primeという選択肢もあります。
※こちらはPX273とほぼ同スペックでIPS採用
あとは何を優先するかで決めてください。
コストパフォーマンスならPX273ですし、発色の良さや万能性を重視するならPX273 Primeとなります。