Acer VG240YSbmiipxのレビューをします。
同製品はIPSパネル採用のゲーミングモニターで、165Hz駆動とHDR10に対応していることが特徴です。
VG240YSbmiipxは23.8型、VG270Sbmiipxは27型となっています。
| パネル種類(視野角) | IPS(178°/178°) |
|---|---|
| パネルの光沢 | 非光沢 |
| パネルサイズ | 23.8インチ |
| サイズ | 540 x 412 x 240 mm |
| 解像度 | 1920 x 1080px @165Hz (16:9) |
| 応答速度 | 2ms(最小0.1ms) |
| 明るさ | 250cd/m² |
| コントラスト比 | 最大:100,000,000:1（ACM）、 通常:1,000:1 |
| AMD FreeSync | 対応 |
| 入力端子 | DisplayPort 1.2 x1,HDMI 2.0 x2 |
| スピーカー | 2W+2W |
| HDR | HDR10対応 |
| スタンド | チルト対応 |
| 保証 | 3年間(パネル・バックライトは1年間) |
Acer VG240YSbmiipxのレビュー
Acer VG240YSbmiipxのパッケージサイズは59 x 13 x 40.5cmで重さは5kg。
同モニターはNITRO VG0シリーズの製品です。
Amazonの商品ページのタイトルでは応答速度2msですが、パッケージ左下には最小0.1msとあります。
おそらくノーマルモードだと2ms、オーバードライブを最大にすると0.1msということでしょう。
パッケージ側面にはスペック表が貼られています。
パッケージから中身を引き出した様子。
側面には付属品が収まっているので、横倒しにして取り出す必要があります。
モニター本体が袋と発泡スチロールに収まっている様子。
モニター背面の様子。
中央にVESA穴(100mmピッチ)、左下にスイッチとジョイスティックがあります。
モニター背面スイッチ部分の様子。
一番上が独立した電源ボタン、下3つとジョイスティックでOSD操作を行います。
スティックの右側はケンジントンロックです。
電源接続端子の様子。
その下にはモデルナンバーやシリアルナンバーなどが記載されています。
スタンドは下からスライドさせて取り付けるタイプです。
ドライバーは必要ありません。
入力端子類の様子。
左からHDMI 2.0 x2、DisplayPort 1.2、イヤホン端子となります。
スピーカーはモニター底面の両端に設置されています。
付属品は下記。
- スタンド
- 台座
- ユーザーガイド
- 故障かな?と思ったら
- 保証書
- 電源ケーブル
- DisplayPortケーブル
スタンドと台座は底面で固定します。
形状はプラスですが、手回しでOKです。
モニター本体にスタンド+台座を取り付ける様子。
このまま上にスライドさせるとカチッと音が鳴り、固定されます。
モニター正面の様子。
机(画像ではパッケージ)から画面下部までの間は約8.5cmです。
側面から見た様子。
スタンドはチルトのみ対応、スイーベル・高さ調整・ピボットは非対応です。
最大限上向きにした様子。
角度は20°まで。
最大限下向きにした様子。
角度は5°までです。
幅140cm x 奥行き75cmの机に設置した様子。
前目に設置した方が使いやすいかと思います。
IPSなので視野角の問題はありません。
Amazon上では半光沢となっていますが、メーカーページでは非光沢と記載されています。
※映り込みが気になるようなことは無いです
台座は結構奥行きがあります。
表示領域は上左右3mm程度内側になります。
下側の表示領域は1mm程度内側です。
G-SYNC Compatibleについて
NVIDIAコントロールパネル＞G-SYNCの設定＞互換性を有効化を適用すれば、G-SYNC Compatibleを使用できます。
(ディスプレイ名はAcer VG240Y S)
わたしがゲームをプレイした限りでは、動作に問題はありません。
※FreeSyncを有効化+DisplayPortで接続する必要があります
短所
- 台座が大きめ(奥行が長い)
- 幅は気になりませんが奥行きがかなり長め(24cm)なので、設置スペースに注意する必要があります。
長所
- スペックの割に安い
- IPSパネル+2ms、165Hz+HDR10で3万円を切っているので買いやすいです。
ちなみに似たようなスペックだと、144Hz対応のVG240YPbmiipxもあります。 - 応答速度も問題なし
- HDRモードで使用した場合、オーバードライブがnormalに固定されますが、残像が気になるようなケースはありません。
※OSDでActionやRacingモードに変更するとオーバードライブはExtremeになります
思ったこととか
スペックや価格、扱いやすさの全てにおいて満足しています。
あとは台座の奥行がもう少し短いと個人的には嬉しいです。
