Google XML Sitemaps 4.0以上を使う時の注意点と対策方法を紹介します。
注意点は、以下の2つ。
- Version 4.0未満からアップデートした場合、初回にエラーがでること。
- ウェブマスターツールで、サイトマップを再登録する必要があること。
これは、Version 4.0から、サイトマップを動的生成するようになったことが原因です。
注意点1は、以前のバージョンが生成していた静的なサイトマップが不要になる為。
注意点2は、サイトマップのパスが変わる為に必要となります。
この記事は、以前書いたGoogle XML Sitemaps 4.0以上のエラー対策をまとめ直したものです。
初回エラー対策
4.0未満のバージョンからアップデートした場合のみ、この対策が必要になります。
新規でインストールした場合は不要。
1.WordPress管理画面>設定>XML-Sitemapの順にクリック。
2.エラーメッセージを確認する。
いまだにsitemap.xmlかsitemap.xml.gzファイルがこのブログのディレクトリにあります。これ以上静的ファイルが使用されないようにこれらを削除するか自動的に削除を試みます。
クリックすると、静的なサイトマップは下記のようにリネームされ、エラーが消えます。
sitemap.xml → sitemap.backup.xml
sitemap.xml.gz → sitemap.backup.xml.gz
リネームされたファイルは、放っておいても、削除してもどちらでも構いません。
私は邪魔くさく感じたので、FTPソフトを使って削除しました。
ウェブマスターツールでサイトマップを再登録
1.ウェブマスターツールにログインします。
2.クロール>サイトマップの順にクリック。
3.右上のサイトマップの追加/テストをクリック。
4.新しいサイトマップパスを入力する。(下記赤字部分をコピペ)
新しいサイトマップパス
http://自分のドメイン/index.php?xml_sitemap=params=
5.サイトマップを送信をクリック。
6.古いサイトマップを削除する。
チェックボックスにチェックを入れて、削除をクリック。
補足
サイトマップの型が入れ子形式になったため、送信件数が変わる場合があります。
新しいサイトマップを送信した直後は、送信・インデックスに登録済みが保留になります。
その後、インデックスに登録済みが0の状態になりますが、実際にインデックス登録件数が0になっている訳ではありません。
時間経過と共に実数が反映されるので、心配しなくても大丈夫です。
試してみてもらえば分かりますが、古いサイトマップパス(/sitemap.xml)でも、ブラウザ上では表示出来ます。
しかし、ウェブマスターツール上では404やその他エラーの原因になるので、今回の再登録作業が必要となります。