Logicoolの現世代ハイエンドマウス M950のレビューです。
前世代のハイエンド MX-Revolutionからの変更点、機能を紹介します。
次に使うマウスを探しているMX-R、MX 5500 (Bluetooth版MX-R) ユーザーに読んで欲しい記事です。
製品紹介
まずは付属品とボタン配置の紹介からです。
製品内容(付属品)
- ①本体
- ②Unifyingレシーバー
- ③レシーバー用延長ケーブル
- ④Micro-USB充電ケーブル
- ⑤ACアダプタ
- ⑥キャリングケース
- ⑦取扱説明書
- ⑧活用ガイド
- ⑨保証書
- ⑩単3形エネループ 1本(画像には写っていません)
ボタン配置
- A.左クリック
- B.右クリック
- C.ホイールクリック
- D.左スクロール
- E.右スクロール
- F.ホイール動作切り替え
- G.進む
- H.戻る
- I.ズーム
- J.アプリケーションスイッチャ
機能紹介と変更点
- 本体が少し大きくなった
- 特に高さが増しました。
MX-Rからの乗換えですと、違和感解消まで少し時間がかかります。 - Unifyingレシーバー対応に
- 接続性が強化されマウスを見失わなくなりました。
MX-RではUSBメモリサイズだったレシーバーも、1円玉サイズに。
※Unifyingレシーバーでは、最大6つのマウスやキーボードを接続出来ます。 - Darkfield Laser Trackingの搭載
- 今までのマウスが苦手だったガラスや光沢面の上でも問題なく使用できる機能。
センサー位置は左寄り。(画像赤枠部分) - 通常と高速スクロールの自動切替が物理スイッチ切替に変更
- MX-Rとの最大の違いです。
MX-Rに搭載されていた、ホイール動作の自動切替機能(スマートシフト)を持つ現行製品はありません。 - 充電池と充電方法が変更
- 四角い薄型バッテリだったものが、単3形エネループ1本になりました。
充電台もなくなり、直接Micro-USBケーブルを差して充電する形に。
このケーブルを繋げば、充電しながら有線マウスとして使用できます。
ただし、ケーブルの癖が強く、固めなので本当の非常用ぐらいに考えて下さい。 - サムホイールが廃止され、アプリケーションスイッチャボタンを搭載
- アプリケーションを切り替える機能。
ドキュメントフリップとは別の表示方法。
重ねて3Dで表示されていたものが、ディスプレイ一面に広げる形に。
ドキュメントフリップが良ければ、Setpointで割り当て可能。 - ボタンが1つ増えた。(画像赤丸部分)
- 戻る、進むボタンの下にZOOMボタンが追加されました。
ボタンを押してホイールを回すと文字等の大小を変更出来ます。(CTRL+ホイール回転と同等)
もちろんSetpointで別の機能を割り当て可能。(私はEnterキーを割り当てています)
まとめ
MX-R | M950 | |
---|---|---|
大きさ | ◎ 万人向けの大きさ | ○ 手が小さい人には向かない |
レシーバーと接続性 | △ 大きい上に途切れることがある | ◎ 小さく、接続性も良好 |
センサー | ○ 一般的な使い方なら問題なし | ◎ 使う場所を選ばない |
ホイール切替 | ◎ 自動切替は非常に便利 | ○ スイッチ切替は慣れが必要 |
バッテリー | △ バッテリー台の接触が悪くなることがある 交換が難しい 持ち具合は普通 | △ 差込口にケーブルを挿しにくい 単3電池なので交換は簡単 持ち具合は良くない (ヘビーユーザーは3日持たない) |
ボタン数 | ○ 一般ユーザーには十分。 | ◎ MX-Rのボタン数+1個。 |
M950は、MX-Revolutionの後継機として買いか?
答えは条件付きでYesです。
ホイール切替の違いさえ飲めるなら、総合力で勝るM950を買わない理由はありません。
特に接続の途切れにくさは、M950が優秀です。
デスクトップパソコンの背面に付けても、まず繋がります。
もし繋がらなければ延長ケーブルも使えます。
次のハイエンドが出そうなら待つのもありですが、最近はマイナーチェンジばかりで、あまり期待できませんし。
ただ、元MX-Rユーザーとしてホイール自動切替が便利なことも知っているので、この条件が飲めなくても仕方ないとも思います。
もし、M950にホイール自動切替が付いて20,000円以下なら絶対買いますね。
25,000円でも買ってしまうかもしれません。
MX-Rユーザーなら同じような人は結構いると思うのですがどうでしょう?
Logicoolさん、そんなハイエンドマウスを作ってくれませんか?