VEIKK A15proのレビューをします。
同製品は拡大縮小ホイール付きのペンタブレット(板タブ)で、12個の物理ショートカットキーがあることが特徴です。
A15proと下位のA15の違いはホイールとペン立ての有無となります。
サイズや筆圧検知レベルなどの基本スペックは変わりません。
ちなみにVEIKKを日本語読みにするとヴェイクです。
作業領域 | 10 x 6インチ |
全体サイズ | 358 x 200 x 9mm |
筆圧検知レベル | 8192レベル |
リポートレート | 最大250RPS |
DPI | 5080LPI |
対応OS | Windows,Mac |
両利き対応 | ○ |
メーカーページ
※この記事はVEIKK社より製品をご提供いただき執筆しています
VEIKK A15proのレビュー
VEIKK A15proのパッケージサイズは38.8 x 22.7 x 4.8cm。
ツルツルとした質感で厚みもあり、しっかりしています。
パッケージ裏の様子。
左下にスペック、右下にSNSの情報が記載されています。
中央下にBeijing Veikk E-Commerce Co.,Ltd.と記載があるので、おそらく中国北京の会社なのでしょう。
本体表側の様子。
左側にホイールと12個のショートカットキーが配置されています。
ホイールと各キーの動作はドライバーインストール後にタスクトレイにあるTabletDriverSettingを開くことで変更可能です。
この向きは右利き向けですが、180°回転させれば左利きの人でも問題ありません。
本体裏面の様子です。
四隅に滑り止めゴムがあり、左中央のシールにはシリアルナンバーが記載されています。
本体左側面にはケーブル接続端子があります。
こちらはUSB Type-C端子なので表裏の区別がなく、ケーブルを好きな向きで接続できます。
付属品は下記。
- 指ぬきグローブ
- ペン
- ペン入れ
- 予備芯入れ
- ペン立て
- 予備芯と交換用工具
- 接続用USBケーブル
- クイックスタートガイド
予備芯入れとペン立てはバラバラの状態で入っていますが、上下で組み合わせて使います。
予備芯入れの上にペン立てを合わせて回すとカチッとはまり、ペン立てが完成します。
セットアップ方法(手順)
1.公式サイトからドライバーをダウンロードして、インストールします。
2.インストールが完了したら、パソコンを再起動してください。
3.ペンタブレットとケーブルを接続し、さらにパソコンとケーブルをつなぎます。
Windows10の場合、自動でドライバーのインストールが始まるので少し待ちましょう。
4.あとは筆圧調整を行えば作業終了です。
方法は2つあります。
- タスクトレイ>TabletDriverSettingから行う方法
- お絵かきソフトで行う方法(CLIP STUDIO PAINT PROの場合は左上のファイル>筆圧検知レベルの調節)
短所
- ドライバーをインストールする時に反応が悪いことがある
- わたしのPC環境(AMD 3800X + X570マザーボードの自作PC)の問題かもしれませんが、ボタンを押してもインストールが始まらないことがありました。
これに関しては何度かボタンをクリックすることで解決しています。
長所
- ショートカットキーが多い
- 12個もショートカットキーがあるので、よく使う動作を割り当てて作業効率を上げられます。
※TabletDriverSettingでキーの変更が可能 - ホイールがあるペンタブとしては安め
- ホイール付きのペンタブレットとしては価格が安めになっています。
拡大縮小やペンの太さを簡単に切り替えられるので、あると便利です。
まとめ
今までにワコムやXP-Penのペンタブレットを使ったことがありますが、お絵かき初心者のわたしにはVEIKK A15proとの違いが感じられませんでした。
もちろん筆圧に関するメーカー設定には違いがあります。
ただそれは筆圧を調整すれば良いだけの話です。
ちなみに2019年12月26日現在、割引クーポンが配布されているのでVEIKK A15proはかなりお安くなります。
デジタルお絵かきを安く始めたい方に向いている製品です。