Windows 10対応のバックアップソフト EaseUS Todo Backup Workstationの使い方を解説しています。
前回はEaseUS Todo Backup Workstationでリカバリ(復元)する方法を紹介しました。
第五回の今回は、クローンを作成する方法の紹介です。
クローンはHDDからSSDに交換(引っ越し)する際などに使います。
EaseUS Todo Backup Workstation公式ページ
※この記事はEaseUS Software社からの依頼を受け、ライセンスを提供していただき、執筆しています
クローンを作成する方法
今回は例として、256GB SSDに入っているシステムを512GB SSDにクローンします。
1.EaseUS Todo Backup Workstationを起動します。
2.クローンをクリック。
3.ソースとなるディスクを選択して、次へをクリック。
4.ターゲット(クローン先)のディスクを選択して、次へをクリック。
5.ソースとターゲットが正しいことを確認して、実行をクリック。
6.最終確認をして、OKをクリック。
7.クローンが始まるので、終了まで待ちます。
※私の環境では約14分かかりました
8.完了をクリックすれば、クローン作業は完了です。
あとはディスクの管理で、正常にクローンされたかを確認するとよいでしょう。
※スタートボタン>PCの上で右クリック>管理>ディスクの管理
HDDからSSDにシステムを入れ換える場合の流れ
1.システムが入っているHDDとシステムのクローン先となるSSDを接続した状態で、パソコンを起動します。
2.前項目を参考にクローン作業を行います。
3.クローンが終了したら、パソコンをシャットダウンします。
4.電源ケーブルを抜いた状態でHDDを取り外し、SSDとつなぎかえます。
5.必要があれば、BIOSでブートメニューを変更してセーブします。
6.パソコンが正しく起動するかを確認してください。
7.正常に動作すれば、HDDからSSDへの引っ越しは終了です。
注)システムの入っていたHDDをデータ用として再利用する場合は、外付けHDDケースなどで接続し、フォーマットしてから、再度PCケース内にしまうことをオススメします。
※システムの入ったSSDとHDDを接続した状態で起動すると、OSが2つある状態になるので分かりにくいです
補足
HDDからSSDなどにシステムを移行する場合は、EaseUS Todo Backupなどのクローン機能を使ってください。
HDDのCドライブを右クリックからコピー、それをSSDに貼り付けても起動することはできません。