1.0型センサーと大口径レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ Canon PowerShot G7 Xのレビューをします。
一眼レフは必要ないという方、小さくて高画質なカメラが欲しいという方は、ぜひ読んでいってください。
まずは、スペックの紹介から始めます。
カメラ部有効画素数 | 約2,020万画素 |
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サイズ・タイプ、総画素数 | 1.0型高感度CMOS、約2,090万画素 |
開放F値 | F1.8(W)-F2.8(T) |
光学ズーム倍率 | 4.2倍 |
液晶モニター | 3.0型TFTカラー液晶(約104万ドット) |
タッチパネル | ○ |
静止画 | JPEG(Exif2.3)、RAW(12ビット、CR2) |
動画 | MP4[映像:MPEG-4 AVC/H.264、 音声:MPEG-4 AAC-LC(ステレオ)] |
インターフェース | Hi-Speed USB、A/V-OUT、HDMIコネクターDタイプ |
Wi-Fi | 対応 |
大きさ(幅・高さ・奥行き) | 103.0×60.4×40.4mm |
質量(バッテリーおよびメモリーカード含む/本体のみ) | 約304g/約279g |
メーカー製品情報ページ
Canon PowerShot G7 Xのレビュー
製品内容は下記。
- PowerShot G7 X本体
- バッテリー
- バッテリーチャージャー(充電器)
- ストラップ
- カメラユーザーガイド(取扱説明書)
- 保証書
PowerShot G7 Xの液晶を立てた様子
自撮りの時に使います。
PowerShot G7 Xの表面はシボ塗装で、つぶつぶしています。
良い所
- 高画質である
- 今まで使っていたSONY DSC-WX300で撮った写真に比べて、相当キレイです。
二つの写真を並べても、どちらがG7 Xで撮った写真か一目で分かるぐらいには差があります。 - 小さくて軽い
- G7 Xは、一般的なコンデジより、ひとまわり大きいサイズになっています。
当然、一眼レフカメラより小さく、軽いので持ち運びしやすいです。
ただし、軽いコンデジからの乗り換えですと、重く感じるかもしれません。
ちなみにDSC-WX300は約170g、G7 Xは約310gなので、ずっしり感があります。
たぶん、使っているうちに慣れるでしょう。 - 起動、終了が速い
- 電源をONにした時の立ち上がりまでの時間、OFFにした時の終了までの時間が速いです。
DSC-WX300と比べるとワンテンポ以上速く感じます。 - RAWを扱える
- 静止画の保存形式はJPEG、RAW、RAW+JPEGの3種類。
手軽に写真を撮るならJPEGを、高画質な写真を残したい、フォトレタッチをしたいという方はRAWを選ぶことができます。
残念な所
- USB充電に対応していない
- バッテリー充電はチャージャーで行う必要があります。
充電のたびに取り外すのは、正直面倒です。 - 保証が短い
- 5万円以上する製品で、保証が1年というのは短い気がします。
個人的には1年半か、2年ぐらいにして欲しいです。
私は心配症なので、ショップの延長保証を付けました。
本体価格、一緒に買ったもの
G7 X本体:52,781円
5年保証:2,639円
フィルム:908円
ケース:869円
合計:57,197円
思ったこととか
一眼レフを買おうか迷っていたのですが、予想以上に高画質だったので、G7 Xを買って満足です。
また、サイズ・重量的にもこれぐらいが、個人的には限界だと感じています。
この軟弱者と思うかもしれませんが、単純に荷物がかさばるのが嫌なんですよ。
G7 Xのサイズならケースに入れた上で、かばんに入れても邪魔になりませんし、きっと活躍してくれるでしょう。
これでUSB充電に対応していたらほぼ完璧だったのですが、まぁ仕方ありません。
どうしてもUSB充電が必要であれば、新発売のG9 X、G5 Xいう選択肢もあります。
2015年10月22日に発売されたばかりなので、値段はこなれていませんが。
2015/10/25追記
関連記事を書きました。
PowerShot G7 Xにオススメなケース HAKUBA SPG-TPCPM-BKのレビュー