
同ソフトの特徴は通常の動画編集機能に加えて、AIを使った機能(字幕作成やテキスト読み上げ等)が充実していること。
これまで手間が掛かったり、難しかったりしたことも、AIで効率的に作業できます。
動画作成者・配信者の方にとって、Edimakorの機能は大きな力となるでしょう。
※この記事は有料ライセンスをご提供いただき、執筆しています
HitPaw Edimakorの基本情報
HitPaw Edimakorは主な機能や特徴は下記。
- 動画の録画・ダウンロード・変換を行える
- ビデオ編集ツール&機能は100以上
- AI機能が豊富(アバターやAIオーディオエディター等)
- 多くの商用ストックアセット(テキストトランジションやステッカー等)が用意されている
- 教育やビジネスなど様々な用途で使用できる
- 無料から試せる(機能制限有り)
- WindowsとMac両方のOSに対応
- 30日間返金保証が提供されている
HitPaw Edimakorおすすめの使い方

HitPaw Edimakorの基本的な使い方

有料版を購入された方はHitPaw Edimakorを起動>右上の人型アイコンをクリック>メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを登録しておきましょう。
正常に登録(アクティベーション)が完了すると有料版であることやライセンス有効期間などが表示されます。
プロジェクトを作成する方法
プロジェクトとそのファイルは動画編集の作業状況を保存する上で非常に重要です。
作成と保存する方法を必ず覚えておきましょう。
1.HitPaw Edimakorをデスクトップショートカットなどから起動したら、動画作成をクリックします。
2.編集画面が起動するので、右上のプロジェクト詳細を確認してください。
デフォルトのフレームレートは30FPSです。
変更したい場合は画面左上の設定>環境設定>プロジェクト項目(デフォルトのフレームレート)から変更>左上のファイル>新しいプロジェクトの順にクリックすると反映されます。
3.左上のファイル>プロジェクトを保存をクリックします。
画面が表示されるので名前や保存する場所を変更したりして、右下の保存をクリックします。
※プロジェクトファイルの拡張子は.hve
毎回、ファイル>プロジェクトを保存とクリックするのは非効率なので、ショートカットキー(Ctrlキー + Sキー)で保存するのがオススメです。
何かしらの変更を行ったら、こまめに保存しましょう。
次回以降にプロジェクトを開く時は、保存したファイルをダブルクリック、もしくはEdimakorを起動した後に表示されるプロジェクト(画面下側)をクリックでOK。
素材をインポートする方法
動画編集で使用するファイル(動画、音声、写真)は、プロジェクトにインポートして作業する形です。
使うファイルはPC内の分かりやすい場所に分かりやすい名前でまとめておきましょう。
1.前回の項目で保存したプロジェクトを開いてください。
2.左上の赤枠部分の場所にファイルをドラッグアンドドロップします。
※赤枠部分をクリックした場合は画面が表示されるので、使用するファイルを選択して開くをクリックしてください
3.インポートしたファイルが表示されるので確認しましょう。
問題なければ、Ctrlキー + Sキーで保存しておきます。
今回は例として動画ファイル(movie01)、音声ファイル(sound01)、画像ファイル(photo01)の3つをインポートしました。
サムネイルは表示されるものの、こういったファイル名だと判別はしにくくなります。
実際に作業する時はもっと分かりやすいファイル名(どこで撮った、いつ撮ったものか分かる名前)を付けるのがオススメです。
開かなくてもどういったファイルか判別できる状況が理想となります。
タイムラインに素材配置する方法
このパートではインポートしたファイルをタイムラインに配置していきます。
1.タイムラインは画面下部の赤枠部分です。
※このエリアをクリックしてファイルを開く(配置する)こともできますが、管理しやすいのは前項目でインポートしたファイル(左上)をドラッグアンドドロップする方法です
2.3つのファイルをタイムラインに配置した様子です。
初心者の方は実際に動画編集作業をする前に、どんなことが出来るのか色々試してみましょう。
(タイムラインのファイルの位置を変えたり、上部のプレイヤーを使ってみたり、右上のビューを触ってみたり等)
文字入れ編集する方法
このパートでは動画に文字入れ(テキストを入力)していきます。
1.タイムラインエリア左上のTアイコンをクリックします。
2.画面右上にテキスト編集用のエリアが表示されるので、調整を行ってください。
プレイヤーエリアの文字上でドラッグすれば、位置を変更できます。
3.タイムラインに入力した内容が追加されたのを確認してください。
赤枠の右端を横方向にドラッグすると、表示する時間(長さ)を変更できます。
問題が無ければ、Ctrl + Sで保存しましょう。
オーディオを編集する方法
このパートではタイムラインに配置したファイルの音声を調整します。
1.タイムライン上にある音が含まれたファイル(動画や音声)をクリックして選択します。
※今回は例として動画ファイルを選択しました
2.画面右上の表示が変わるので、オーディオをクリックします。
3.右上のエリアで調整を行ってください。
今回はボリュームを80%に変更しました。
プレイヤーを再生(スペースキー)して問題が無ければ、Ctrl + Sで保存しましょう。
エクスポートする方法
このパートではこれまで編集した動画をMP4形式のファイルに書き出します。
1.画面右上のエクスポートをクリックします。
2.エクスポートのオプションが表示される>必要に応じて調整>エクスポートをクリック。
3.書き出しが行われるので、しばらく待ちます。
※エンコードにかかる時間はPCの処理性能によって変わります
4.ビデオの書き出しが成功しました。と表示される>フォルダを開くをクリック>実際に動画ファイルを再生してチェック>問題無ければ作業終了です。
新機能のAIアバターの実例紹介

テキスト読み上げ用に声を生成したり、音声に合わせてアバターの口を動かしたり(リップシンク)することが可能です。
対応言語は50種類以上もあり、もちろん日本語も含まれています。
今回は例として、「おはよう。こんにちは。こんばんは。」と話すように設定しました。
作成結果は下部でご確認ください。
ちなみにAIアバターの使い方は公式サイトのガイドラインで紹介されています。
数分でこういった動画が作れるのは素直に面白いなと思います。
くちびるの動きもほとんど違和感ありませんし。
ただ、女性の「こんばんは」はアクセントが前の方にきています。
現状日本語に対応した音声は8人分(男性4人、女性4人)なので、これからデータが増えるとより自然になっていくのかもしれません。
英語の場合、世界での話者が多いので音声も数十人分用意されており、怒り・喜び・囁きなど色々なパターンがありました。
まとめ(HitPaw Edimakorを使ってみた感想)

日常的に動画編集をする方は、特にAI機能の恩恵を受けやすいでしょう。
ただし、AI機能は無制限に使える訳ではありません。
使用する機能や時間に応じてAIクレジットというものを消費します。
AIクレジットは有料版(1ヶ月、1年、永久)の購入、もしくはAIクレジットプラン(一ヶ月、三ヶ月、一年)を契約することで付与されます。
私がAIアバターを2つ作成したことで消費したクレジットは合計170と少なめですが、他の機能もガンガン使っていく場合は足りなくなるかもしれません。
今後コストが下がってくると、ソフトの魅力がより増すと思います。
無料体験版は一部のAI機能だけですが、他の編集機能は使えるので、動画編集ソフト選びで迷っている方はぜひお試しください。