Oculus Questのレビューをします。
同製品はPCとケーブルが不要なVRヘッドセットで、ワイヤレスでVRゲームや動画を楽しむことが可能です。
ゲーミングPCと有線接続すれば、PCVRも利用できます。

Oculus Questの外観と付属品
Oculus Questが届いた様子。
ダンボール>パッケージといった感じで梱包されています。
サイズは45.5 x 25 x 16.5cm、重さは2.8kgです。
ダンボール(外箱)を開封した様子。
中に入っているのはOculus Questのみで、領収書や納品書は含まれませんでした。
※公式ストアで購入
パッケージのサイズは37.5 x 23 x 13cmで、重さは2.2kgです。
パッケージを開封した様子。
左側に付属品の箱、中央にコントローラー2個、右側に本体が収まっています。
製品内容(付属品)は下記。
- Oculus Quest本体
- メガネをする人用のスペーサー
- コントローラー x2
- 取扱説明書
- 電池2本(コントローラー用)
- 充電アダプター
- 充電用USBケーブル
Oculus Quest本体を正面から見た様子。
中央上部のロゴの上にある横線はインジケーターで、電源が入っていると白く光ります。
四隅にある4つの丸はカメラです。
Oculus Questにはガーディアンというシステムがあり、安全のためにプレイエリアを設定します。
プレイエリアの外に出ると自動で外部カメラに切り替わり、装着したままでも外の映像を見ることが可能です。
本体を上から見た様子。
頭部に固定するバンドは樹脂製で、上部と左右の合計3ヶ所で長さを調整できます。

本体下側を見た様子。
手前の左側にあるのはピント調整ダイヤル、右手前は音量調整ボタン(アップ・ダウン)です。
本体右側面の様子。
一番右にあるのは電源ボタンで、その上はインジケーターです。
バンドの長さはマジックテープで調整可能になっています。
バンドの下にあるのはイヤホン用端子(3.5mm/ステレオミニプラグ)です。
本体左側面の様子。
一番左にあるのはUSB Type-C端子で、充電やPCVR(Oculus Link)を利用する時に使うものです。
こちらのバンド下側にもイヤホン端子があります。
本体を後ろ側から見た様子。
開けてすぐの時は付け心地が悪いかもしれませんが、バンドの長さを調整して何度か装着するとなじみます。
左右のコントローラーを並べた様子。
どちらも上にジョイスティックとボタンが3個あり、下部の内側にボタンが配置されています。
左右のコントローラーを並べて背面側を見た様子。
背面の上側にはトリガーボタンが配置されています。
一番下に生えているのはストラップで、コントローラーを投げてしまわないように手首に通す形です。
※すっぽ抜け防止
メガネ用スペーサーの様子。
通常は本体>スペーサーの順ですが、本体>メガネ用スペーサー>スペーサーとすることで、メガネをする人でも問題なく使用できるようになります。
※バンドの長さは再調整してください
充電アダプターの端子はUSB Type-C端子となっています。
充電アダプターの接続端子は日本のコンセント用になっているので、別途変換コネクタを買う必要はありません。
充電用USBケーブルの様子。
充電用USBケーブルの端子は両方USB Type-Cで、片側がストレート、もう一方がL字です。
一般的にはストレートを充電器側、L字を本体側に挿して使用します。
Oculus Questの初期設定とOculus Linkについて
Oculus Questの初期設定方法とOculus Linkの設定方法は長めなので、別記事にしてあります。
合わせてご覧ください。


Oculus Questの空き容量について
わたしは64GB版を購入し、アプリを一つ入れた状態の空き容量は50.36GBです。
ストリーミングがメインであれば、64GB版で問題ありません。
アプリやゲーム、動画などをたくさんインストールする予定がある方は、128GB版を選びましょう。
Oculus Questで使うイヤホンについて
Oculus Questは左右に1個ずつイヤホン端子がありますが、両方使う必要はありません。
どちらか片方にさせばイヤホンに音声が出力されるので、使いやすい方を選んでください。
使用できるイヤホンは3.5mm端子(ステレオミニ)の一般的な有線イヤホンであれば、制限はありません。
スマホに付属しているイヤホンなんかでも使用できます。
ただ、Oculus Quest向けのイヤホンとは違い、ケーブルが長めなのはデメリットです。
Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンも使えないわけではありませんが、トランスミッターを使ったり、自分でAPKをインストールしたりする必要があります。
Oculus Questの長所
- 没入感がスゴイ
- わたしはスマホ+VRゴーグルで初めてVR(バーチャルリアリティ)を体験した人間ですが、それと比べるとOculus Questは高画質で没入感が段違いです。
操作性の面でも圧倒的に優れています。 - スタンダードアローンでもPCVRでも使える
- Oculus Questは単体でも、PCと接続しても使えるというのが最大のメリットです。
単体は手軽で動画ストリーミングや軽いゲームでは問題ありませんが、高画質で重いゲームをしたい場合はやはりゲーミングPCが必要になります。
Oculus Questの短所
- バッテリー持ちはイマイチ
- Oculus Questはワイヤレス状態で、2~3時間程度のバッテリー持ちです。
それ以上の時間を連続稼働させたい場合は、USBケーブルを接続して(有線状態で)充電しながら使う必要があります。
※連続稼働時間を長くするVRNRGY Power Packというものもあるようです
Oculus公式ストアの購入方法について
2020/05/12現在、Oculus Questの正規品を購入する方法は下記の2つです。
Amazonで購入するのは簡単ですが、なかなか在庫が入ってきません。
公式ストアは売り切れになっても、Amazonより在庫が復活しやすい印象です。
ただ、公式ストアで購入する場合は香港からの個人輸入となるので、名前や住所は全てローマ字+半角英数で入力する必要があります。
日本語で入力すると発送されない、もしくは届くまでに時間がかかる可能性があるので注意しましょう。
Oculus公式ストアの注文後の流れ
公式ストアで注文した後の流れは下記のようになります。
1.Your order from Oculusというメールが届く。
こちらには注文内容や合計価格、お届け先などが記載されています。
2.Your Order Updateというメールが届く。
こちらのメールは注文から数日後に届きます。
内容はインボイスです。
3.Your Oculus Sales Invoiceというメールが届く。
こちらには荷物追跡用番号(リンク)が記載されています。
ここから先はFedEx公式サイトで追跡する形です。
わたしの場合、2020年4月29日に注文、5月4日に発送、5月7日に到着しました。
※注文時の発送予定日は5月6日だったので、少し早かったです
香港から東京江東区まではFedEx、最終的な配達を行なう認可済み業者に委託の後はセイノースーパーエクスプレス(西濃)で届きました。
お住まいの地域によっては日本郵便の場合もあるようです。
別途購入した方が良いもの
日本人は顔が平たく、鼻が低い人が多いため、Oculus Questを装着すると下から光が入ってきて没入感が下がります。
それに対処するにはOculus Quest用のカバーを用意するのがオススメです。
わたしが購入したSHEAWA Oculus quest アイマスクは完全に光の侵入を防げる訳ではありませんが、光量がほんの少しになり快適です。
装着感が向上するというメリットもあります。
Oculus Link(PCVR)を使う方はUSB3.0対応のケーブルが必要です。
わたしはAnker製のケーブルを購入しましたが、動作に問題はありません。
Oculus Questのレビューまとめ
スマホ+エレコム JC-VRR01BKを使えば、格安でVRを体験できます。
わたしの場合はエレコム VRG-X01PBKとエレコム M-VRF01BKを組み合わせて使用しましたが、これでも少し感動するレベルです。
ただ、画質面や操作面ではOculus Questよりかなり劣るので、あくまで入門用として割り切ってください。
ご自身がVRにハマりそうだなと考えている方は、最初からOculus Go、もしくはOculus Questを選ぶことをオススメします。


