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Pico 4とAMD GPU搭載パソコンでPCVRが不安定な時の対処法

Pico 4のパッケージ VR
九荻 新
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Pico 4とAMD GPU搭載パソコンでPCVRが不安定な時の対処法を紹介します。

この記事の最終目標はPico 4とPCを使って、DMM VR動画プレイヤー(PCVR)を安定的に動作させることです。

環境が違う場合でも何かしらのヒントになる可能性があるので、ぜひ最後までご覧ください。

使用しているPCの基本スペック・環境は下記。

  • CPU:AMD Ryzen 5700X
  • メモリ:32GB
  • GPU:AMD Radeon RX 6650XT
  • GPUドライバー:Adrenalin 23.2.2、22.11.2
  • OS:Windows 11 Pro
  • ルーターとPCは有線(LANケーブル)、Pico 4とは無線(Wi-Fi)で接続

PCVRが不安的な時の症状

  • ストリーミングアシスタントで読込中が極端に長くなる(再生が始まらない)
  • Virtual Desktop Streamer(PC側)が落ちる
  • Virtual Desktop(Pico 4側)で接続していたPCがNot foundになる(切断される)
  • DMM VR動画プレイヤー起動直後にUnity~というダイアログが出て再生が始まらない(落ちる)
  • DMM VR動画プレイヤー再生中に10秒送りや時間の移動などを行うと必ずフリーズする

対処法

九荻 新
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対処法は3つです。
・AMDのGPUドライバーを22.5.1に変更する
・Virtual Desktop Streamer(PC側)でH.264を選択する
・Virtual Desktop(Pico 4側)でビットレートを100Mbps以下にする

たまにエラーを吐くことはあるものの、この3つを行うだけで劇的に動作が安定しました。
※GPUドライバー 22.5.1はリリースノートのAMD Software~のリンクからダウンロードしてください

下記のツイートをして下さったトナさん、本当にありがとうございます。とても助かりました。

思ったこととか

九荻 新
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AMDのGPUドライバーを22.5.1に変更してから、Virtual Desktopやストリーミングアシスタントの動作は割と安定しています。
個人的には22.5.1なら許容範囲内と言えるレベルです。

ただ少し古いので、私の環境ではドライバーの応答停止が発生するようになりました。
特にPCモニターのみ電源を切って、後で入れる(ONにする)とほぼ100%の確率で応答停止、しばらく待つと復帰する形です。

22.5.1はVR用途としては良いですが、環境によっては別の不具合をかかえることもあります。
その点はご注意ください。

もし新規でPCを用意するのであれば、ドライバーが比較的安定しているNvidia製GPU搭載グラフィックボードをオススメします。

無駄な手間・ストレスを抱え込みたくないなら、少しお高いですが、アプリが充実しているMeta Quest 2を選ぶ方が無難かもしれません。

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