TP-Link Tapo C100は子供やペットの見守り、屋内の防犯などに使えるネットワークWi-Fiカメラです。
動体検知に対応しているので、例えばお子さんが起きた時(動き始めた時)にスマホへ通知を届けたりできます。
そこまで便利だと高そうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
タイトル通り格安でTapo C100は3,590円~、遠隔で首振り操作できる上位モデルTapo C200でも4,490円~です。
※2020/05/25現在
注)TP-Linkでは「見守りカメラ」としての使用を推奨しています。
※この記事は製品をご提供いただき執筆しています
TP-Link Tapo C100の外観と付属品
Tapo C100のパッケージサイズは、17.5×14.5×6.5cmとかなりコンパクトです。
表側には主な特徴と3年保証であることが記載されています。
パッケージ裏側には特徴とその解説が記載されています。
パッケージを開封した様子。
製品内容(付属品)は下記。
- 本体
- 電源アダプター(ケーブル部は約3m)
- 壁掛け用のアンカーとネジ
- かんたん設定ガイド
- 保証書
- ネジ開け用の台紙
本体を前から写した様子。
黒い面の中央にカメラがあり、その下はインジケーターです。
上面にはtapoの印字があります。
本体背面側の様子。
中央の穴はマイク+スピーカーになっており、通話したり警告音を出したりできます。
本体側面にはmicroSDカードスロットとリセットスイッチがあります。
本体にmicroSDカードを挿す様子。
手前の黒いものがカードで、向きはこのまま真っ直ぐ挿します。
microSDカードを挿すと少し出ている状態になるので、ここからさらに押し込んでください。
完全に挿し込むと、カチッと音が鳴ります。
取り出す時は少し押し込むだけです。
本体底面には認証情報(技適など)の記載と壁掛け用の穴があります。
本体底面と穴開け用の台紙を並べた様子。
台紙はシールになっているので、壁に貼って作業すると失敗しにくいです。
台紙とアンカー(プラスチック)、ネジを並べた様子。
壁に穴(6mm)を開けたらアンカー、ネジの順に入れることで固定具になります。
カメラ部分を寝かせた様子。
台座との接合部は球になっており、様々な角度に変更できます。
カメラを前側に倒した様子。
カメラを少し後ろ側に倒した様子。
カメラを完全に後ろ側に倒した様子。
カメラは左右方向にも角度変更できます。
カメラを斜め前方向に倒すことも可能です。
カメラ側の底面には電源端子があります。
電源ケーブルを接続した様子。
本体は70gと軽いため、ケーブルは余裕を持って取り回してください。
ケーブルがピンと張った状態だと、本体が簡単に動いてしまいます。
底面に両面テープを貼った様子。
壁掛けではなく、床置きする場合は両面テープで固定するのがオススメです。
今回使用したもの↑は、あとからはがせるタイプのテープになります。
TP-Link Tapo C100の初期設定方法(手順)
Tapo C100の設定はアプリを使って行うので、お手元にスマートフォンをご用意ください。
1.TP-Link Tapoアプリ(android / iOS)をスマホにインストールします。
2.アプリを起動したらプライバシーポリシーと利用規約を読み、チェックを入れて同意をタップします。
ユーザーエクスペリエンス向上プログラムはチェックを入れても、入れなくても構いません。
3.TP-Link IDを持っている方はメールアドレスとパスワードを入力してログインをタップします。
持っていない方は左下のサインアップからアカウントを作成してください。
4.マイホームが表示されたら、プラスボタンをタップします。
5.スマートカメラ C100をタップします。
6.Tapo C100本体と電源ケーブルを接続して30秒ほど待つ>LEDが赤と緑に点滅したら次へをタップします。
7.位置情報へのアクセスを許可に変更してください。
8.ダイアログが表示されたら常に許可、もしくはアプリの使用中のみ許可をタップします。
9.先程と同じ画面が表示されるので、次へをタップします。
10.アプリがTapoデバイス(C100)を検索するので、少し待ちます。
11.検索が終わると、Wi-Fiネットワークが表示されるので、ご自身が使用しているものを選びます。
12.ネットワーク名を選んだらパスワードを入力します。
13.再度入力することがあると面倒なので、わたしはパスワードを保存にチェックを入れて次へをタップしました。
14.Tapo C100とWi-Fiの接続が終わるまで少し待ちます。
15.Wi-Fi接続後、ペアリングが始まるのでさらに待ちます。
16.デバイスの名前を入力します。
画像で入力されている名前はデフォルトのものです。
17.今回は1台だけ設置するので、Tapo_C100という名前にして次へをタップしました。
18.判別しやすくする為に場所の設定を行います。
19.選択肢から該当するものを選んで次へをタップします。
20.設定中と表示されたら少し待ちます。
21.これで終わりです!と表示されたら、完了をタップして作業は終了です。
TP-Link Tapo C100の使い方と使用感
Tapo C100の操作はインストール時に使用したTapoアプリを使います。
設定完了後、マイホーム画面にTapo_C100(付けた名前)が表示されるのでタップします。
アプリ起動時に案内が表示されるので、microSDカードを初期化しておきましょう。
初期化をスキップしてしまった場合は、画像右上の赤枠部分をタップします。
下部のフォーマットをタップします。
注意事項を読み、問題がなければフォーマットをタップ。
成功と表示されたらOKをタップします。
Tapo C100のライブ動画を表示した様子。
今回使用した被写体はルービックキューブです。
左の赤枠部分をタップすると、分割画面が表示されます。
カメラアイコンは画像撮影、その右は動画撮影ボタン、サウンドアイコンはカメラのマイク音量調整、一番右は全画面表示への切り替えです。
トークと音声通話では双方向会話を行えます。
会話をする際にトークではボタンを押しっぱなしにする必要があり、音声通話は一度押すだけなので、短い会話はトークで済ませ、長い会話なら音声通話といった使い分けになります。
プライバシーモードをオンにするとストリーミングと録画機能が無効になります。
アラートをオンにすると、動くものを検知した時にライトが点き、スピーカーからアラート音が自動で鳴ります。
再生&メモリーでは録画した動画や撮影した画像の確認、SNSでの共有やファイルのダウンロードを行うことができます。
ライブ動画を四分割画面で表示した様子。
複数台のTapo C100を接続した場合は同時に表示可能です。
1ページ4台表示で8ページまであるので、最大接続台数は32台となります。
四分割画面を全画面で表示した様子。
内蔵スピーカーとマイクで会話をする時はトークをタップ>中央のアイコンをタップした状態で行います。
デフォルトでは日中モードとナイトモードが自動で切り替わる設定ですが、右上のアイコンから明示的に切り替えることも出来ます。
ナイトモードに切り替えた様子です。
四隅は少し暗くなりますが、中央の被写体はキレイに映ります。
設定で動体検知と通知をオンにしておくと、カメラに動くものが映った時にスマホへ通知が届きます。
通知をタップするとTapoアプリが立ち上がり、ライブ動画の画面が表示されますが、すぐにカメラ映像が出ないケースもあります。
こういう時は左上の矢印でマイホーム画面に戻り、再度表示することで対処可能です。
マイホーム画面右上のメールアイコンをタップすると、通知の記録(ログ)が表示されます。
撮影画像と録画動画のサンプル
Tapo C100は1920 x 1080px対応なので、十分キレイな画像を撮影できます。
※暗めなのは部屋のライトの光量が足りないためです
動画撮影もフルHD(1920 x 1080px)対応です。
15FPSなのでスマホやデジタルカメラで撮った動画のような滑らかさは無いものの、見守りや防犯用としては全く問題ありません。
本体にマイクが内蔵されているので、音も記録できます。
※上記のサンプル画像・動画は編集を行わず、Tapo C100で撮影したものをそのままアップロードしました