TP-Link Archer C6のレビューをします。
同製品は格安ながらMU-MIMO、ビームフォーミング、ギガビットLANポートに対応していることが特徴です。
この価格帯ですと、上3つのどれかが抜けているものが多いので、Archer C6はとてもコスパがよい製品になっています。
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応 最大867Mbps + 300Mbps |
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インターフェイス | 10/100/1000Mbps x 1ポート(WAN) 10/100/1000Mbps x 4ポート(LAN) |
IPv6 | 対応 |
サイズ | 230 x 144 x 35 mm |
保証 | 3年 |
TP-Link Archer C6のレビュー
TP-Link Archer C6のパッケージ表側の様子。
こちらは主なスペックが分かりやすいようにまとめられています。
推奨利用環境は3階建て(戸建て)、4LDK(マンション)、利用台数15台です。
パッケージ裏側の様子。
こちらは機能面が分かりやすいように図解されています。
本体を取り出した様子。
表面と横のアンテナに貼られているビニールは柔らかくて簡単にはがせました。
が、後ろのアンテナに巻かれていたものは固いプラのようでかなりはがしにくかったです。
カッターやハサミを使う場合は気をつけてください。
製品内容(付属品)は下記。
- ルーター本体
- 保証書
- かんたん設定ガイド
- 電源アダプター(ケーブルは約150cm)
- LANケーブル
ルーター本体の様子。
表面は切子みたいな加工で、角度によって見え方が変わります。
本体インジケーターの様子。
デフォルトでは光る設定になっています。
ブラウザで管理画面を開く>詳細設定タブ>システムツール>LEDコントロールから設定を行えば、消灯も可能です。
本体背面の様子。
左から電源端子、電源ボタン、リセットボタン、WPS/Wi-Fi OnOffボタン、WAN端子、LAN端子x4です。
本体底面はメッシュ状で放熱しやすくなっています。
稼働中の本体をさわってみましたが、全然熱くありませんでした。
黒でマスクした部分にはデフォルトのネットワーク名とパスワードが記載されています。
左右のアンテナの少し内側にくぼみがあるので、壁掛けも可能です。
ただし、電源ケーブルは長くないので設置場所は限られます。
Wifi速度計測
Cloudcheckというアプリを使って、ルーターとスマホ間の速度を計測しました。
我が家の間取りは4LDKで、計測場所は下記の3つです。
- ルーターを設置した部屋(一番近い)
- 風呂場(ルーターからドアを4つ挟んだ場所)
- 玄関(ルーターから一番遠い、ドアを2つ挟んだ場所)
部屋 | 575.4 Mbps |
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風呂場 | 462.1 Mbps |
玄関 | 292.4 Mbps |
もっと落ちるかと思っていましたが、結構速いですね。
わたしはドアを4枚挟んだ風呂場の方が遅くなると考えていたので、少し意外な結果ではありましたが。
長所
- 格安である
- 5,000円以下(2018/11/03現在)でMU-MIMO、ビームフォーミング、ギガビットLANポートに全て対応の製品はなかなか無いので、TP-Link Archer C6は高コスパと言ってよいでしょう。
- 4LDKで十分使える
- 我が家は広くもなく狭くもない4LDKですが、隅まで届いています。
標準的な4LDKか、それより小さい間取りであれば事足りるでしょう。
短所
- USBポートはない
- そのため、外付けHDDを接続してNASのように扱うといった使い方はできません。
思ったこととか
今までは背伸びしてハイエンドモデルを買ったりもしましたが、性能的にはArcher C6で十分だったようです。
当面はこのまま行こうと思っています。
まぁ、次世代規格の製品が出たりすると物欲はウズウズしてきて、買ってしまうかもしれませんが。
