PEARをXSERVER(エックスサーバー)にインストールする方法を紹介します。
上手くインストールできないという方は、さらっと読んでいってください。
ついでですが、Cache_Liteのインストール方法も扱っています。
PEARのインストール手順
1.Githubで表示されたデータを全てコピー、テキストエディタに貼り付け、go-pear.phpという名前で保存します。
※1 公式のgo-pear.phpの場合、インストールが途中で止まります。
※2 go-pear.phpという名前は強制ではありません。install.phpなどでもOKです。
2.FTPソフトでXSERVERに接続して、go-pear.phpをアップロードします。
/ドメイン名/public_html/go-pear.phpとなるように配置します。
3.public_htmlと同じ階層にpearという名前のフォルダを作成します。
/ドメイン名/pearとなるように。
パーミッションは、755。
このフォルダは、PEARのインストール用で、bin,PEARフォルダ、index.php、pear.confが散らばらない様にするのが目的です。
散らばっても良い方は、作らなくても構いません。
4.ブラウザでgo-pear.phpにアクセスします。
アドレスバーには、http://ドメイン名/go-pear.phpと入力。
※環境によっては、http://www.ドメイン名/go-pear.phpの場合もあります。
6.1のInstallation prefixを修正して、Installをクリック。
デフォルトでは、public_htmlの下に配置されます。
[修正前]
/home/サーバーID/ドメイン名/public_html
今回は、上記より一つ上の階層、手順3で作ったフォルダを指定します。
[修正後]
/home/サーバーID/ドメイン名/pear
※サーバーIDは、サーバーパネルにログインすると、左側に記載されています。
階層を変更する理由は2つ。
- 今後、PEARの設定画面を使用する予定が無い。
- 外部からアクセス出来る場所は、好ましくない。
PEARの設定画面を使う予定がある人は、修正せずにInstallをクリックして下さい。
ただし、後でアクセス制限をかける必要があります。
※Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in~と表示される場合がありますが、プログレスバーが進んでいればOKです。
7.インストール完了。
プログレスバーが100%になり、最下部にInstallation Completed !と表示されれば、インストール完了です。
ブラウザのタブは、閉じて構いません。
8.2でアップロードしたgo-pear.phpを削除します。
FTPソフトで接続して、必ず削除して下さい。
9.フォルダにアクセス制限をかける。
サーバーパネルにログイン>アクセス制限>PEARフォルダのアクセス制限をONにする。
※この作業は、手順6で修正を行わず、public_htmlの下にPEARを配置した方のみ、必要です。
9.php.iniに加筆をする。
FTP接続を行い、/ドメイン名/xserver_php/php.iniをダウンロード。
下記を加筆します。
include_path=”.:/home/サーバーID/ドメイン名/pear/PEAR”
加筆後保存、同じ場所にアップロードして上書き。
これで、PEARを使えるようになります。
php.iniの加筆は、サーバーパネルにログイン>php.ini設定>php.ini直接編集でも行えます。
Cache_Liteのインストール手順
1.PEAR公式サイトから、Cache_Liteをダウンロード。
2.解凍して、CacheフォルダをFTPでアップロードします。
docs,testsフォルダ、その他のファイルは必要ありません。
/ドメイン名/pear/PEAR/Cacheとすると便利かと思います。
3.Cache_Liteの呼び出し。
[php]require_once("Cache/Lite.php");[/php]
PHPで、上記の様に記述すれば、呼び出せます。