GARMIN ForeAthlete 235Jのレビューをします。
同製品は光学式心拍計内蔵のGPSランニングウォッチです。
わたしはウォーキング、ランニング、バイクのログ取得とモチベーションアップのために購入しました。
色はレッド、オレンジ、グリーンの3種類です。
※旧モデルの230Jは光学式心拍計がありませんが、その分安く、稼働時間も長めになっています。
GARMIN ForeAthlete 235Jのレビュー
GARMIN ForeAthlete 235Jのパッケージ正面の様子。
透明部分はプラになっています。
パッケージ側面には製品仕様が記載されています。
バッテリーの稼働時間はトレーニングモードで約11時間、時計モード(GPSオフ)で9日間です。
わたしが試した感じだとスペック上の稼働時間と実際のバッテリー持ちに大きな差はありませんでした。
50m防水にも対応しているので、雨の日のトレーニングもOKです。
パッケージ背面には表示サンプルや商品説明が記載されています。
開封時は上下どちらかのツメ(紙)を引き出すのですが、指に引っ掛かりにくいのでやや苦労するかもしれません。
製品内容(付属品)は下記。
- GARMIN ForeAthlete 235J本体
- 充電・接続用USBケーブル
- 説明書
- 保証書(1年間)
- 替えのベルト一組
- ベルト変更用の工具2本
説明書(操作マニュアル)の厚さは約1cmあります。
大抵のことは載っているので、困ったらよく読みましょう。
GARMIN ForeAthlete 235J本体の様子。
本体と替えのベルトを並べた様子。
デフォルトで取り付けられているのはカラーが表、ブラックが裏です。
替えのベルトはブラックが表、カラーが裏になっています。
本体表示部の様子。
本体を巻いた様子。
バンドは一般的な腕時計でもよくあるタイプで、穴に金属を通すだけです。
余った部分は黒の輪っかに通します。
液晶保護フィルムはGARMIN純正のものが販売されています。
汚れや指紋が気になる方は、安いものなので買いましょう。
液晶保護フィルムを本体に貼った様子。
スマホのものとは違い、仮止めテープはないので、一発で貼ることになります。
わたしは失敗してGARMINのロゴ部分に気泡が入ってしまいました。
フィルムは表示部分より小さいので、全周囲を1mmずつ開けるとちょうどよい感じになります。
本体裏面の光学式心拍計の様子です。
こちらにはANT+センサー対応ロゴ、Bluetoothロゴ、技適マークやシリアル番号(白い部分)などが記載されています。
充電やPC接続時は付属USBケーブルのクリップで、235J本体をはさみます。
クリップの金属端子と本体側の接点を合わせるだけなので楽です。
本体左側面の様子。
左から電源キー兼バックライトキー、操作キー上(上に進む)・操作キー下(下に進む)となります。
本体右側面の様子。
右のオレンジボタンがタイマーキー、左の黒いボタンがバックキーとなります。
ボタン類の基本操作は電源キーで電源ON、操作キー上下でメニュー操作、タイマーキーで決定・確定、バックキーで前のページに戻るという形です。
左腕に235J本体を取り付けた様子。
腕に巻く時のポイントは尺骨(手首外側のとがった骨)を避けて、肘側にずらすことです。
本体の初期設定方法
1.まず本体の充電をします。
2.本体の電源を入れます。
3.表示単位を選択します。(キロメートル or マイル)
4.時間表示方法を選択します。(12時間 or 24時間)
5.性別を選択します。
6.誕生年を選択します。
7.体重を選択します。
8.身長を選択します。
これで初期設定は完了です。
充電についての補足
PCとUSBケーブルを接続した状態だと充電中に操作ができませんが、スマホなどの充電器を使った場合は操作可能です。
初期設定を充電しながら行いたい場合は、別途充電器を用意しましょう。
基本的な使い方
1.235Jを腕に巻いて、左上のキーを押し、電源を入れます。
文字盤の裏面に光学式心拍計があるので、少しキツめに巻いてください。
緩めにすると上手く心拍を計れない場合があります。
2.空が開けた場所で止まり、右上キーを1回押して、ランと表示されている状態にしておいてください。
GPSの検索が始まるので、移動せずにしばらく待ちます。
所要時間は10秒~1分程度です。
3.捕捉完了が通知されたら、もう一度右上キーを押すとアクティビティがスタートするので、走り始めます。
4.ランニングが終わったら、右上キーを押してストップ。
その後、データを保存します。
5.ガーミンコネクト(PC)、もしくはガーミンコネクトモバイル(スマホ)に接続して、データをアップロードします。
6.アップロードが終わったら、充電をしましょう。
この後は1~6の繰り返しです。
蓄積されたデータを見て目標を立てたりしましょう。
ガーミンコネクト(PC向け)の表示サンプル
ガーミンコネクト(PC向け)の初期設定
1.Garmin Expressをダウンロードしてインストールします。
※Windows版とMac版があります
2.パソコンと235Jを付属のUSBケーブルで接続します。
3.デバイスの追加をクリックします。
上部に新しいデバイスが見つかりました。~と表示された場合は、そちらをクリックしてもOKです。
4.デバイスの追加をクリックします。
5.Garmin Connectアカウントにサインインします。
アカウントを持っていない場合は作成してください。
6.デバイスのニックネームを決めて、次へをクリックします。
設定が終了するまで待ちましょう。
7.設定が終了したらGarmin Connectを開いて、サインインします。
※URLをブックマークすることをオススメします
7.データが正常に表示されたら、初期設定は完了です。
ガーミンコネクトモバイル(スマホ向け)の表示サンプル
ガーミンコネクトモバイル(スマホ向け)の初期設定
1.Garmin Connectをスマホにインストールします。
Garmin Connect(App Store)
Garmin Connect(Google Play)
2.アプリを起動して、サインインします。
※アカウントを持っていない場合は作成してください。
3.表示される手順に従って、設定を続けます。
4.通知の許可やBluetoothの接続などが完了したら、初期設定は終了です。
GPSを捕捉するのに時間がかかる時の対処法
GPSを捕捉する上で重要なのは2つです。
- 空が開けた場所を選ぶこと
- 動かないこと
ビルやマンションなど大きな建物の側はGPS捕捉に時間がかかる傾向にあります。
そういった建築物から距離を取り、GPS捕捉を開始しましょう。
また、GPS捕捉中に動いた場合も時間がかかるので、同じ位置に留まるようにしてください。
短所
- ムレる
- バンドに穴あけ加工がされていて通気性向上がはかられていますが、材質がゴムであること、心拍計の都合上キツめする必要があることからムレます。
トレーニング終わりには汗の粒が見えるぐらいです。
材質的に汗が染み込むことはないでしょうが、外した時にティッシュやタオルなどで拭いた方が良いかと思います。 - メインの腕時計として使うのは難しい
- 時刻補正が行われるタイミングは、おそらくGPSを補足した時とスマホ版アプリと同期した時で、普通に使う分には問題ありません。
ただ、本体の電源を切った場合やGPSの届かない範囲に長時間いたりすると、いつの間にか数十分単位でずれていることがあります。
そのため、メインの腕時計として使うには厳しいです。
長所
- モチベーションアップやトレーニングの指標になる
- ガーミンコネクトでは距離や消費カロリー、ペース、心拍数などのログを確認できます。
自分の努力が積み重なって見えるのは楽しいですし、バッジ(ゲームの実績のようなもの)も獲得できるのでモチベーションアップにつながります。
ガッツリとトレーニングをしたい人はログやリカバリータイム、VO2maxの状況を確認して、よりよいメニューを考えるのに役立つでしょう。 - GPSの捕捉が早め
- 周囲が高い建物に囲まれていると時間がかかりますが、空が開けた場所であれば数秒でGPSを捕捉してくれるので、すぐにトレーニングを始めることができます。
他の購入候補
購入時に挙がった他の購入候補を紹介していきます。
GARMIN 230Jは別売りの心拍計には対応しているものの、光学式心拍計が搭載されていません。
心拍計がなくてもよいのであれば、1万円ほど安い230Jがオススメです。
235Jよりも稼働時間が長めになっています。
GARMIN Instinctは耐水・耐熱・耐衝撃性に優れたアウトドアウォッチです。
登山、ランニング、バイクなど25種類以上のアクティビティに対応しています。
光学式心拍計も搭載されています。
ただし、ディスプレイがモノクロです。
Fitbit Charge3は小型のフィットネストラッカーです。
235Jでもライフログや睡眠ログは取れますが、やや大きいので寝ている時に邪魔に感じます。
1日中付けてライフログを取るのがメイン用途であれば、Fitbit Charge3の方が気になりにくいでしょう。
思ったこととか
わたしは有酸素運動が嫌いで、三日坊主になることがほとんどでしたが、今回は楽しく続けられています。
(特にログを見るのとバッジシステムがお気に入り)
現在の目標は半年後、1年後もトレーニングを継続すること、体重・体脂肪率を落とすことです。
怪我に気をつけて、マイペースでがんばろうと思います。